ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

理想のワーホリとは?


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

今年に入ってくらいからか、Twitterでオーストラリアワーホリでの出稼ぎ、そしてちょっと前はチラホラとワーホリで上手くいかずに凹んでいる人を見かけました。

私は自分がワーホリを終えたときに、めちゃくちゃ楽しかったと言いきれた人ですが、思い返せばTwitterで見かけるような辛い時期もありました。

ワーホリに、○○すべきといった正解も不正解もありません。(もちろん一般常識で考えて分かる迷惑行為や危険行為はダメですが)

ただ、今の自分がワーホリのことを考えると『自分が本当に好きなもの、大切なものを見つける』ことが有意義な時間を過ごせる鍵となるような気がします。

ワーホリ論を語るつもりはありませんが、私のワーホリ時代の経験を語学・友だち・お金の観点からしてみます。

※私はカナダでは6ヶ月学生ビザで語学学校→ワーホリ1年→観光ビザ6ヶ月の合計2年間滞在でしたが、この2年間を総じてワーホリと呼ぶことにします。

www.naiveme.net

語学力の問題

やはりある程度の語学力がないとやりたいことが思ったようにできませんし、危険に巻き込まれることがあります。

私は語学に全く自信がなかったので、カナダでは6ヶ月間語学学校へ通い、それでレベル6あるクラスの中で2で入学して3を終えた感じです。つまり、真ん中レベルで学校を終えました。

よく語学学校なんて時間とお金の無駄という人がいますが、私は全くそう思っていません。

語学に自信がないならば行くべきです!

現地に行けば話せるようになるとかいう人いますが、それは語学センスのある一握りの人たちだと思います。

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現地の言葉が理解できずに仕事も外国人の友だちも簡単にゲットできません。

私にとって語学学校は英語を学ぶというよりも、間違いを恐れずに話せる環境があるということが貴重だと思いました。

同じようなレベルの人がいるので、初心者には安心感を与えてくれる大事な場所です。

詳しくはこちらに書いています↓

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語学学校で現地語を使うことに慣れて、そこから一般の人たちとの会話ができるようになりました。

カナダへ行く直前のTOEICが対策をしたわりに230点でしたが、2年後には無対策で690点採れるようになりました。

690点は高得点とはいえませんが、自分のしたいことは自力で解決・判断できるほどにはなりました。

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海外に来てまで他力本願でやっていくのは無理がありますし、正直みんな自分のことで目いっぱいな人が多いと思います。そのなかで、ある程度のことが自力でできないのに人に頼るのは図々しいと思います。自力でやってのけるからこそ楽しいし、今後の力になります。

語学大事です。

友だちの問題

外国に来てまで日本人とつるまんがいいの?

その語学を極めるために日本人とは話さない、つるまない!という人がたまにいますが、本人がそれでよければいいんじゃない?って感じです。

実際にカナダの語学学校にいました。当時20代前半の彼女はキャビンアテンダントになりたい夢があって、いつも外国人とつるみ日本人とは話しはするけど英語のみでした。

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私も彼女とは英語だけで話したことありますが、英語初級者の私はめっちゃぎこちなかった思い出があります。しかし、彼女はちゃんと話を聞いてくれました。

そんな彼女は現在、国際的な大手航空会社のキャビンアテンダントになって活躍しています。

ちなみに、日本人を毛嫌いする日本人は放っておきましょう。だって、私もあなたも嫌われてるんだし。

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私の場合は29歳でカナダへ行きましたが、正直日本人の若い子たちとは心から分かり合えることはなかったと思います。やはり歳の近いアラサー組との方が心地よかったです。

しかし、語学学校でいちばん仲良かったのは同じクラスの落ち着いた韓国人の女の子でした。

彼女はなんと20歳!大学に行ったものの、なんか違うと感じて休学して語学留学に来ていましたが、とても落ち着いた感じの子でした。

流行りに興味のない私が日本人の若い子のテンションで日本語で話すより、若いけど落ち着いた彼女とつたない英語で話す方がよっぽど楽しかったのです。

国籍が何であろうと、感覚の合う友だち大事です。

現地の友だちの作り方

パブに行く、ミートアップやランゲージエクスチェンジに参加するなど手段は色々です。

私の一番のおすすめは地元の趣味グループに参加することかと思います。スポーツだと言葉要らずで分かり合えることが多いので尚更いいかと。

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私の場合は剣道をしていたので、剣道クラブに参加してローカルの友だちができました。最終的にはその友だちの家の部屋を借りて住むようになったり、その人らと一緒にソフトボールチームにも参加したり、その後にみんなで飲みに行ったり、また剣道絡みで別都市の剣道チームと交流したりしました。

ここで勘違いしてほしくないのは、現地人の友だちがいた方がいいと言っているわけではありません。付き合いがしんどいならば意味ないですし。

でもたまにTwitterとかで、現地人の友だち欲しい!みたいなのを見かけるので、下手に酒ぶら下げてパブとかで絡むよりも、自分の興味ある分野で共通話題のある人と出会う方が安全です。

仲良くなってから飲みに行けばいいわけで。

お金の問題

語学力や友だちの有無は個人の勝手でもいいですが、お金は絶対必要です!

特に最近、オーストラリアは稼げるという噂を聞いて手持ち金が少ない状態で来る人がいるようですが、そんなすぐ仕事や家が見つかるわけでもないのである程度は持ってるべきです。

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私もワーホリ時代は節約してギリギリ生活をしていましたが、ちゃんとした寝床と健康維持できるだけの食事は確保していました。

自分の健康や安全を守るためにもお金大事です。

『好き』を大事に、ゆとりあるワーホリに!

語学・友だち・お金が揃えばワーホリ生活にゆとりが出てきます。

このゆとりがあれば自分の興味あることの情報を集められたり(語学)、相談に乗ってもらえたり(友だち)、そして金銭的余裕を持って実際に行動に移すことができるかと。

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私のワーホリ中は、自分が好きだと思える選択肢を選ぶようにし(もちろん試練もたくさんありました)、カナダワーホリを終える頃には農業をやりたい!という気持ちが大きくなっていました。

そしてその思いを実現させるために、オーストラリアワーホリではお金よりも体験重視でワークエクスチェンジをしファーム巡りをしていたのです。

そして今の大好きな生活があるわけです。

まとめ

ワーホリの過ごし方に正解も不正解もありません。

でも、せっかく日本を出て来たのだから自分の『好き』と思える感覚に従ってみるのはありかなと思います。

それでも日本が恋しくなって早めに帰るのもよし。だって自分の『好き』が日本にあることが分かったのだから。

今となれば冷静に考えられるけど、ワーホリ渦中にいると興奮するし、不安も誘惑もいっぱいで勢い任せで決断しちゃう気持ちも分からんでもない。

しかし若者よ、語学力と友だちとお金を大事に、安全にワーホリを楽しんでくだされ。