ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

巨大カボチャ大会で二連覇達成!!そんな私はメディアスター★☆★


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

クッソ忙しかった時期をなんとか乗り越えられたので、今から1か月前の話ですが巨大カボチャ大会で二連覇を達成したときの話をお送りします。

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昨年初優勝時のおさらい

まず、昨年の様子をさらりとおさらい。

昨年は棚ぼた並のサプライズ優勝でした。

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親族間で誰がいちばん大きなカボチャ育てられるか競争してぶっちぎりで勝ってしまい、親族に言われるがまま大会に出したけど、優勝なんてするわけないと思って大会当日の結果発表を現地に聞きに行っていませんでした。

大会終了後にカボチャを引取りに行ったときに優勝だと知らされて驚き、そのうえ総額5万円相当の豪華賞品をもらって仰天し、メディア取材全部逃しちゃったね~、この写メだけでも一応広報に送っとくわ~と言われて冗談かと思っていたら翌日には生ラジオ出演になって緊張で吐きそうになり、種まきシーズンの10月と今年の大会前日にまたラジオ出演して、なんだかんだとラジオに慣れてきたという経緯です。

ちなみに、昨年優勝時のカボチャは92.3kgでした。

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今年の二連覇への道のり

大会前の様子

このように昨年は無欲で勝ち取った優勝でしたが、今年は優勝を狙いにいって創意工夫をしてカボチャを育てていました。

例えばカボチャ専用畑を作ってみたり、大きめのスプリンクラーで畑全体に水やりをしたり、虫を食わせるためにガチョウやカモを畑に投入したり。

しかしどれも大成功とはいかず、最終的には70kgくらいにしからならず昨年よりも20kgも軽かったので絶対無理と諦めていました。

なんせ過去の優勝者の記録を見ると、昨年の92.3kgでも小さい部類に入ります。

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大会前日に似た大きさのカボチャを2つ自宅で測定したところどちらも優勝レベルではなかったので、少しでも参加者が多い方が大会が盛り上がるだろうと夫婦で1個ずつ出品することにしたのです。

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今年は大会当日の朝にも搬入することができたので、朝に持って行って大会の行われるフェスティバルに参加することにしました。

昨年は前日の夕方に搬入、翌朝のフェスティバルで結果発表というスケジュールだったため、会場から150km離れている私たちはフェスティバルに行かなかったという訳です。

ということで、前日には約70kgのカボチャを2つトレーラーに乗せて準備しました!

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ちなみに、私が主にカボチャの世話をしていたので大きい方が私の名前、小さい方を旦那の名前で出すことに。

大会当日の様子

朝8時半までに搬入を終えないといけないので、150km離れた私たちは6時過ぎに家を出発。

8時頃会場に着くと測定が始まっていました。

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そこで気づきます。

他のカボチャを見る限り、うちらの方が大きそうじゃね!?

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フェスティバルは9時から、結果発表が11時からだったので、結果発表までは街で用事を済ませることにしました。

そして10時半過ぎに街を出てフェスティバル会場へ戻ろうとすると、ど田舎道で今までに見たことのない渋滞にあいました。

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まさかのフェスティバル渋滞!

もう結果発表には間に合わないと諦めていたら、係員が私たちの車に気が付いてVIP待遇で通してくれました。

そして11時過ぎになんとか会場到着。

予定が押しているのかなかなか結果発表が始まらなさそうなので、適当にフェスティバルの様子を見学。

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そしていよいよ結果発表。

そこで準優勝に旦那氏、優勝に私の名前が呼ばれたのです!

表彰台に呼ばれて優勝インタビューがあり、優勝盾の贈呈、そして今年は賞品なしで賞金500ドル(約4万円5000円)でした♪

優勝盾奪還!

昨年は総額500ドルの賞品だったのが、今年は現金のみでアツい!

ここからメディア取材の嵐が始まります。

まずはラジオから。実はこのDJとは昨年優勝してから2回生放送で対談しており、今回は初めて対面できました!

準優勝者として取材を受ける旦那氏

これはラジオ生放送とかではなく後日のラジオに使われたり、またラジオ局Facebookページにショート動画として使われました。

昨年は電話で生放送対談で緊張しまくっていたので、今回は事前録音で助かりました。

次に新聞取材、そしてテレビ取材と続きました。

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なんだかんだと取材に1時間ほど費やし、昨年言われた『メディア取材全部逃しちゃったね~』が冗談じゃなかったことが分かりました。ってか、優勝者が現場にいなかった昨年は取材陣も総スカンを食らった感じだったのではないかと思います。

取材が終わる頃にはフェスティバルも終わりに近づき、最後はカボチャを回収して退散。

ちなみに、今年の私の優勝カボチャは71.2kgで、旦那氏の準優勝カボチャは70kgでした。

向かって左が私の、右が旦那氏の

この夏は冷夏だったので、全体的に小さかったようです。

大会後の様子

翌日には興奮も冷め日常に戻っていきましたが、ここからメディア効果が発揮されました。

まず、ラジオ局のFacebookページに記事と動画が投稿され、それに対して700近くのいいね!が付きコメントもたくさん。

コメントは私に向けてのものも多く、全てに目を通していくと近所の人だけでなく、過去にイチゴ苗を買ってくれた人やキャンプに泊まりに来てくれた人までお祝いのコメントを書いてくれていました。

また、大会翌日の夕方のニュースにも流れていたようで、それを見た人からは個別に連絡が。

うちにはテレビがないので見ていませんでしたが、『テレビで見たよ!おめでとう!』と夕方から突如5件ほど連絡をもらいました。これまた嬉しかったのが、そのうちのほとんどが過去のキャンプ客たちでカボチャが畑で育っている様子を見ていた人たちです。

テレビ放送はてっきりローカル放送だけかと思いきや、実はパースの方にも流れていたらしく、思わぬ方向からもお祝いメッセージが届きました。

実際にもらったメッセージ

そしてテレビ放送の様子はアプリ内で1週間視聴可能とのことだったので、ちゃっかり動画を録画しちゃいました。

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ジローもちゃっかり映ってます

ローカル新聞にもどどーんと載りました。

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これには私が3年間連載を続けている『Welth』の編集長さんがいち早く見つけて、シドニーからお祝いのメールをくれました。

Welthはオセアニアの農林水産業に関わるニュースを配信しているメディアなので、あらゆるローカルニュースを購読しているようですが、まさか州をまたいでお祝いされるとは思っておらずビックリです!

ここまでは私を知る人からのお祝いでしたが、ついにはキャンプに泊まりに来てくれた人に『もしかして巨大カボチャ大会で優勝した人!?ニュースで見たよ!』と言われました。しかもメルボルンから3ヶ月間のロードトリップをしている人に。これまた他州の人に祝われて有頂天になりました。

その後も巨大カボチャはしばらく家の前に展示しておくことにしたので、それを見た客に新聞で見たよ、ラジオで聞いたと声をかけられることが続きました。

そんな私はメディアスター気分♪

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それにしても、巨大カボチャは地味に注目を集めているようです。

特に二連覇を達成した人はいないので、余計目立ったようです。

フェスティバル自体も年々好評らしく今年は過去最大の客入りで、だからあの大渋滞が発生したときは係員もかなり焦ったんだとか。

こうなったら三連覇目指すしかありません。

欲をいうならば100kgは超えたい!