私は2012年6月から2014年6月までカナダにワーホリのように滞在していました。
(この間、1度だけ日本へ3週間ほど戻っています。)
カナダのワーホリって1年間しか滞在できないんじゃないの?!って思うでしょうが、タイトルにもありますよう、
学生ビザ、ワーホリビザ、観光ビザを使い分ければワーホリ気分で2年滞在も可能です。
ここで私の言う、ワーホリ気分とは語学学校・仕事・旅行を指します。
私のワーホリ計画は、英語を学ぶ→現地で仕事をしてお金を貯める→旅行でしたので。
私は2011年の10月までワーホリの”ワの字”も知らないくらい興味がありませんでしたが、友だちにワーホリの存在を教えてもらってから、いろんな留学エージェント系の無料セミナーに参加し情報を集めました。そして、2011年12月末に申請、2012年の2月頭にワーホリビザを取得しました。申請は、インターネットの情報を頼りに個人で申請しました。
ワーホリビザを取得してからも、無料セミナーに参加したりネットでどの街に行こうか、どの語学学校にしようか、何を持っていくべきかなど細かい情報を集めていました。そのなかで、『語学学校に行くなら、学生ビザを使うべきだ。』という情報を発見。
ワーホリに行く前、私は自分の英語力に全く自信がなかったので、語学学校にはビザで許されている最大の6ヶ月行くことを当初から予定していました。
確かに、1年間仕事も旅行も何でもできるワーホリビザなのに、その半分を学校に費やすなんてもったいない!!!
と思ったのです。
で、そこからは学生ビザについて調べまくりました。
学生ビザを申請するには学校に通うという証拠が必要になってきます。そのため、申請する前に語学学校を決めて入学金と授業料を支払いその領収書が必要でした。この学生ビザの申請に当たっては、現地の留学エージェントの助けを借りながら申請しました。
2012年5月に学生ビザ申請→6月にビザ取得でした。
申請した時点で、6月末から語学学校に通うことが決まっていたので(もうお金払ってるし💦)、ビザが来るまではドキドキでした。。。
ちなみに、通学期間が6ヶ月以下だと観光ビザで大丈夫なので学生ビザは発給されません。厳密に言うと、観光ビザでも語学学校に通うことができます。普通、日本人には6ヶ月の観光ビザが発行されますので、特別に学生ビザを申請する必要はなかったのですが、なんせ英語に全く自信のない私でしたで、確実に語学学校へ行くために申請しました。ビザの発給は入国審査の審査官次第なので、誰しもに6ヶ月の観光ビザが出るとは限りません。
ということで、私は2012年6月末に学生ビザでカナダ入国し、12月末まで語学学校に通いました。
初入国の際、入国審査官の質問には『I came to Canada to learn English.』と答えると決めていたので、何か別の質問をされて頭真っ白になってしまいましたが、さすがカナダ!!日本人の通訳が助けてくれました。入国審査官には、『ビザ2つ持ってるけど、ワーホリと学生どっち使うの?』と聞かれていたようでした💦もちろん、『Student visa』と答えて通過です!!
学生ビザの間はカナダ国内の旅行をたくさんしましたよ。
2013年1月中旬から日本へ3週間ほど帰国。そして、ワーホリビザで2012年2月頭にカナダへ再入国。ワーホリビザの有効期限2日前の入国でした。
ワーホリ中には、仕事を6つ、引越5回、地元のスポーツチームに参加、アメリカ、キューバ、メキシコ、ペルー、ボリビアへ旅行しました。
そして、ワーホリビザが切れる1ヶ月前に、『もう一度、語学学校に行きたい!まだカナダ内で行ったことない所を旅したい!!』と思い、観光ビザで滞在を伸ばすことを決断しました。
ワーホリビザが切れる1ヶ月前の2014年1月に観光ビザを申請しました。カナダ国内から申請する場合は、貯金がどのくらいあるか証明しないといけません。確か1ヶ月あたり1000ドルないといけなかったはずです。カナダとしたら、お金ない人を滞在させて、不法で働かれては困りますからね。私は、6000ドルほどあったので、6ヶ月の申請が通りました。この申請は、個人でオンラインで申請できました。
2014年2月頭から観光ビザ生活が始まり、それまで働いていた仕事はビザが無いので解雇。引越しして、語学学校へ1ヶ月通いJ-SHINEの資格を取得。そして、念願のカナダ縦断をやり遂げ、2014年6月に日本へ帰ってきました。
ざっと、これが私のカナダ2年滞在です!
学生ビザ6ヶ月→ワーホリ12ヶ月→観光ビザ6ヶ月
私にとって、この2年間の使い方はかなり有効でした。
やりたいこと全てできたし、最後に語学学校へ行くことで自分の語学力がどれだけ上がったかということも分かり、自信に繋がりました。元教員ということもあったので、J-SHINEにも興味がありました。
せっかく長期で海外に行くのならば、是非ともビザの使い分けをしてご自分に合った有意義な時間を過ごして欲しいと思います。