西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
よく、ワーホリに行くのに語学学校に行く必要があるのかどうかという議論がありますが、それはもちろん本人の英語力次第なところが大きいです。
ワーホリ2カ国目だったり、英語の語学留学の経験があるならばネイティブとの話し方が分かっているので必要ないと言えます。
限られた時間を最大限に使って、その国で思う存分楽しんでください。
一方で、日本で英語を学んでいたとしても、ワーホリ・語学留学経験無しならば、是非とも語学学校に行くことをお進めます。
私はカナダのワーホリに行く前の半年間、アメリカ人のネイティブ講師に英会話を習っていました。
でも、私のレベルが低すぎることと、海外へは一度しか行ったことがなかったので、英語に対する自信はゼロ。
迷わず語学学校に行くことを決めました。
ここからは、私の体験から語る語学学校に対する考えです。
語学学校じゃなくても、海外で生活していれば英語は身につくと思いがちですが、まずは何も知らなければ話せませんよね。
でも、日本人は中学・高校で嫌でも英語の勉強はしているので、覚えている限りはある程度の単語と文法は知っています。
ただし、それって『読み書き』であって、学校教育では『話す聞く』のスピーキングとリスニングってほとんどやってないと思います。
私もそうでした。
勉強してたから知ってるのに、使えませんでした。言えませんでした。というか、知らないと思っていました。
それって何が原因かと言うと、先程言った
スピーキングとリスニング
の練習が足りていないから。
足りていないから自信がなくて、間違うのが怖くて口に出せない。言われていることも、拒絶的に右から左へ流してしまう。
私がまさにそれでした。
この、間違うことの恐怖、聞くことの拒絶を嫌でも克服してくれたのが、語学学校でした。
私は英語を勉強すると決めて、2012年から2年間カナダに行きました。
(学生ビザ→ワーホリ→観光ビザで合計2年間)
当時の私の英語力はTOEIC230点。
もちろん英語力には全くの自身が無く、語学学校へ6か月行く事を選択しました。
初日のレベル分けテストの結果は6レベル中、レベル2。
私のクラスには私を含めて10人程度。
国籍は韓国、サウジアラビア、メキシコ、日本(私ともう1人)。
みんな自分と同じようなレベル・・・
と言いたいことろですが、
みんなよく喋る!!(←英語で。)
英語分からんから語学学校来てるはずなのに、彼らはまぁよく発言する。
それって国民性もあるんですが、語学学校内での傾向を見ていると、日本人生徒は基本的静かです。
そして、諸外国の生徒は自分の意見を言いたいんです。アピールしたいんです。
でも、母国語の訛りが強すぎて発音がひどい。
私には彼らが何を言っているのか意味不明。
でも、ちゃんと会話になっている様子。
まじで?!と心の中で驚く私。
よくよく聞こうと努力すると、私も彼らの言っている単語が拾えてくる。
そして、私に喋りかけてきた!!
さらに聞く努力をするようになる。
私も何か言いたくなる。
彼らもめちゃくちゃやし、私もめちゃくちゃでいいやーと、気が抜けて話す。
この連鎖で、少しずつ話せるようになりました。
この環境が自分のレベルで存在するのが、語学学校です。
みんな英語を学びに来ているので、間違えるのは当たり前。
日本でも『学校は間違えるところだ』と言いますが、それでも日本の風潮的に間違えることを恐れてしまいます。
でも、語学学校ではこの『間違えて当たり前』を本当に当たり前に見せてくれる仲間がたくさんいました。
どうしても授業中に発言しずらいならば、隣の子(日本人以外)とでもいいから話せばいいのです。絶対に一人や二人仲良くなれる子がいるはず。
語学学校は友達作りにも最適な場所です。
たいていの語学学校では、放課後や休日にスクールアクティビティがあってクラス以外の子とも仲良くなれるチャンス!
また、リスニングについては慣れるしかないと思います(笑)
語学学校では、分からない英語を学びに行くのに、先生達はその分からない英語を喋ります。
初日は英語を英語で教えられて本当にパニックで、顔面蒼白になりました。先生に心配されるくらい(笑)
クラス後、先生に呼ばれて何か言われましたが、相変わらず意味不明だったので
I don't understand. とだけ言ったら、
It was not important. と言われた気がします。
まぁ今になって思えば、初日なんて大したことは言ってなかったんだなと思います。
その後も英語漬けの日々は続きましたが、私のレベル2の内容は中学レベルだったので、既に習ったことを英語で言われている感じだったので、何とかついていけました。
でも、ジョークや世間話的なのについていくのは大変でした。
はじめは分からない単語が出てくるとそこで思考が止まってしまいましたが、分からなさ過ぎて気にならなくなりました。
そんな感じは、レベル3になっても続きました。
でも、この自分の知っている内容を英語で話してくれるのが語学学校です。
これに限っては、本人の事前の英語学習によりますが、中学レベルの英語を覚えていれば、私のレベル3までは大丈夫でした。
ちなみに初めからレベル3ある人は、私ほどパニくることはないと思います。
私はレベル3を終了したところで語学学校を辞めたので、レベル4以降のことは知りませんが、語学学校に通った6ヶ月間で、だいぶ自信はつきました。
語学学校によって英語ができるようになったと言うより、
語学学校は英語に対する恐怖を薄めてくれました。
そしてこれが、語学学校終了後の仕事や友達作り、一人旅に生かされてきました。
オーストラリア在住の今、世界中のたくさんの人が英語を使ってコミュニケーションをとる姿を目の当たりにします。
しかし、語学学校に入る前の私は、それが分かっていても現実に見たことがないので自分がその一部になるという意識が低かったと思います。
私が語学学校を必要だと考えるのは、英語に慣れるためです。
でも、はじめから英語に自信のある人や、英語が分からなくても恥ずかしがらずにどんどん話せるタイプの人は、別に語学学校へ行かなくても大丈夫かと思います。
私の場合は、カナダで6ヶ月語学学校へ通い、その後1年半の滞在は仕事と旅行。
もし、時間に余裕がある人には、私のようなビザの使い分けをおススメします。
↓ ↓ ↓
ワーホリ2カ国目のオーストラリアでは、2カ国目かつ、時間が限られていることもあり、語学学校へは通いませんでした。
よく、語学学校に行くのは時間とお金の無駄だという人がいますが、まずは自分の英語に対する自信とワーホリに行く目的を考えてみてください。
英語に自信がある、とにかく仕事をして稼ぎまくりたいという人は学校は必要でないかと。
そこまで自信がない、学生生活も楽しんでみたい、友達をすぐ作りたいならば是非学校へ行ってみましょう!
せっかく12ヶ月滞在できるというワーホリビザを楽しみたいならば、まずはその国の言語を学ぶことが大事だと思います。
理解できることによって、楽しみが倍増しますよ!!