ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【キャンプ】設備がパワーアップした我が家のキャンプ場!


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

我が家のキャンプ場がこの夏は大盛況です!

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このキャンプ場は2021年4月から始めましたが、この9ヶ月間でかなりグレードアップしました。

今回はその様子を紹介します。

はじめたてのキャンプ場の様子

150ドルの特典に釣られてとりあえず始めたキャンプ場なのでとてもシンプルでした。

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詳しいことは上の記事に書いていますが、広く開けた芝生エリアとプライベート空間のある高台エリアの2サイト。

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どちらのサイトにも電気と水道有り

同時に1組しか予約はとっていなかったので、トイレとシャワーは家の客人用のものを裏口から入って使ってもらっていました。

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右のシャワールームにもトイレと手洗い場有り

はっきり言ってどの客も大満足してくれていました。

良いレビューばかりもらっており、顧客満足度100%です!

しかしそれに甘んずることなく、キャンプ客にアドバイスをしてもらい少しずつバージョンアップに努めました!

現在のキャンプ場の様子

芝生エリアを拡大

これはいちばん時間をかけた作業です。

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詳しい作業の内容は上の記事に書いていますが、雨で水位が上がった部分を埋め立ててたり平地を増やしたり、芝を植えたりしました。

完成したと思っても、次の雨で水溜まりができてはやり直しというのを何度も繰り返して、出来た芝エリアがこちら!

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西オーストラリア州の夏でこの面積分の芝をここまで育て上げるのは結構大変です。

電気・水道供給場の増設

キャンプできる面積が広がったので、キャンプできる箇所も広がったわけです。

芝のためにもキャンプ場所を固定したくないので、これまで1箇所だった電気と水道ポイントを3箇所に増やしました。

キャラバンだと15Aしか対応していないものも多いので、それ用の電源にも対応しています。

バスルーム2箇所の増設

これまでは家のものを裏口から入って使ってもらっており、客と家の中で顔を合わせることはなかったものの物音がすると落ち着きませんでした。

また、西オーストラリア州はほぼゼロコロナで2年近くやってきていますが、たまに市中感染が1人でも出たらマスク規制がかかります。

パースから500km以上離れたうちでは関係ないかと思いきや、キャンプ客がパースからの人だと向こうが室内ではマスクをしないといけません。

裏口とはいえ、マスクが必要な人が家の中に入ってくると思うと心地悪いものです。なんせ我がエリアはずーーーーーっとコロナフリーの環境なので。

また、キャンプ客を2組同時に取ることも考えてそれぞれに別々のトイレを使用してもらいたく、10月と12月に新バスルームを増設しました!

1つはトイレとシャワーが別になったバージョン。

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2つ目は全て一体型バージョン。

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シャワーとトイレの間に壁とかないの!?と驚かれるかもしれませんが、オーストラリアにはこのような壁なしのものも多く、トイレが濡れるとか気にしない人が多いようです。

この2つを1グループの人数や体格などに合わせて使い分けており、違うグループが同じバスルームを使うことはありません。

キャンプキッチン

これは洗い場だけの提供になりますが、キャラバンではない人にはかなり役立つと思われます。

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こちらも2箇所設置しています。

小屋建設

テントの人が料理や荷物を雨風凌いで使えるように小屋も建設。

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水辺で風を避けながらご飯も食べれるよ♪

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実はこれ、旦那氏が結婚記念日に向けて建ててくれた小屋なのです♡

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キャンプファイヤー許可証取得

キャンプといえばキャンプファイヤーかと思いますが、実はオーストラリアの夏季(11~4月)はキャンプファイヤーは禁止です!

気温も高いですし、地域によっては乾燥しているのでブッシュファイヤーが懸念されているからです。

しかし、ちゃんと自治体から許可証を取ればファイヤーバン(火気厳禁令)が出ない限りは年中キャンプファイヤーができます。

ということで、規定に合わせて炎の周り5mに木など燃え移るものがないこと、近くに消火できるような水の供給場があることなど条件が満たされるように、湖の近くにビーチのような砂場を作って申請しました。

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許可証が取れたので、今では毎日のようにお客さんがキャンプファイヤーしています。

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マシュマロ焼きはキャンプファイヤーの定番

もちろん、薪は無料で使い放題です♪

看板の設置

チェックイン前日には我がキャンプ場までの細かい行き方をメールしますが、3分の1くらいの人が隣のファームへ行ってしまいます。

隣のファームには『○○ファーム』という看板があるので、メールには『○○ファームではないので、そっちへ曲がらずに直進してください』とまで注意書きをしているのにも関わらず行ってしまう人が度々います。

ということで、我がキャンプ場にも看板を設置してみました!

板に下書きを私がして、旦那氏が機械で彫りました。

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このままの方がいい感じでしたが、看板としては目立たないのでペンキでなぞって完成!

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これで、これ以上隣に迷惑がかからないことを願います。

 

こんな感じで設備投資をしてきました!

とは言っても、全て廃材使用のDIYですが。

2つのバスルーム増設にしても、新たに買ったものは配管パイプやトイレの便座くらいで、他は倉庫にあった廃材や仕事の残りもの、以前お店で特売になっていたから買っておいたものなどを使っています。なのでよく見ると、色や形がちぐはぐしている部分も。。。

でも、屋外用バスルームにしては豪華な造りだ思いますよ◎

 

以上がキャンプ場オープン時よりもバージョンアップした部分です!

この他にも、以前から無料でカヤックを貸し出したり、ファーム内の4WDコースを走ったり、動物との触れ合い、タイミングが合えばヤギの搾乳、子ヤギの授乳体験もしてもらっています。

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なんといっても旦那氏のホスピタリティ精神がすごいので、お客様を放置しません!

私の場合は自ら客に絡んでいくことは少ないですが、旦那氏は毎日必ず声かけをして不便はないかと聞いております。

ときにはものを貸してあげあり、修理してあげたり、観光案内やファーム案内などを提案しては、みんなにいい思い出を作ってもらっています。

設備投資の面でもそうですが、この高評価は旦那氏の努力の賜物です。

そして、それを影で支えているのが私ナイーブMEでございます。

 

おかげさまで良いレビューをもらい続け、現時点では1月は満員、また4月のイースターのスクールホリデー期間も結構予約が入っています。

なんならば1年後の年末年始の予約がしたいと連絡がきましたが、来年はもしかしたら日本に行けているかもしれないので予約は取っていません。

今週はサマーホリデー前半の山場で22人が泊まっていますが、来週はパース遠征のために少しお休み、そして来週末から2週間の後半戦が始まります。

この夏の繁忙期が終わって、もしかしたらキャンプ場はもう懲り懲りってなるかもしれませんが、とりあえず今は予約をこなしていこうと思います!