こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
海外生活が長くなると恋しくなるのが『床に座ること』であると、以前の記事で書きました。そして和室を作ってしまいました。
そして、もうひとつ忘れてはならない恋しいものは日本の風呂場です!
知っている人は多いと思いますが、欧米のバスルームは私たちの思う風呂場ではありません。
- 風呂無しシャワーのみは当たり前
- 風呂はあってもシャワーは風呂の中で浴びなきゃならん
- つまり、シャワー直後に風呂に浸かるだなんて不可能
- シャワーが固定のやつも多く、身体の隅々まで洗いきれてない感が半端ない
- トイレや洗面台が近くにあるので、水が跳ねないようシャワーカーテンがあって何だか狭苦しい
- なのに、シャワーカーテンの隙間からシャワーが漏れて、シャワー後には床を拭くはめになる
- そして、シャワーの湯気で便座に湿り気があり、トイレットペーパーもへにゃって使いにくい!!
風呂好きの私からすれば、言い出せばキリがないほどオーストラリアのバスルームに不満がありました。
そして、何でも作れちゃう旦那氏にお願いしました。
日本のように風呂に浸かりたい!
2015年12月のこの発言から3年10ヶ月経った、今年10月にそれが完成しました。
作業期間が長くなれば長くなるほど私に欲が出てきて、計画は二転三転しました。
この風呂場が完成するまでの経緯を3回にわたって紹介します。
我が家のバスルーム
我が家は5ベッドルームありますが、バスルームは1つしかありませんでした。バスルームには、シャワーとトイレ、洗面台。
そして、バスルームとは独立したトイレが1つ。つまりは、家の中にはトイレは2ヶ所、シャワーは1ヶ所。
普通は家主のマスタールームにはバスルームが付いてあるものですが、旦那氏が増築した我が家にはありませんでした。
しかし、私達が出会う数年前に旦那氏はマスタールームにシャワールームの増築計画を企んでおり、私達が結婚した2015年11月にはシャワールームの場所はすでに増築されていました。(床はコンクリート剥き出し、壁は一部コンクリートボード、配管済の状態)
風呂も欲しい!
旦那氏がシャワールームとして確保していたのがこの1.3m x 2.6m という細長い空間。
せっかくならここに風呂も欲しいとお願いし、ここから風呂場建設が始まりました。
すでに枠組と配管は出来ているので、出来るだけ原型を活かした手間を省けるような内容にするよう心がけました。
しかし、1.3mという幅的に日本の浴槽ならば入ったかもしれませんが、オーストラリアには小さいものはありません。(縦向きに置いたとしても、隙間が中途半端過ぎる💦)
建築業を長年している旦那氏は、解体もするので中古の浴槽を数個持っており、その中で一番良い鋳鉄の浴槽をチョイス。
見た目は古くて汚いですが、ものすごく良いものなので洗えば綺麗になるさと言うことで了承しました。
この浴槽が入るように、シャワールームの左上の壁を壊して、一部だけ増築(赤丸部分)することに。そのために、配管の移設作業が伴いました。
ちなみに、私の風呂場に対する絶対条件は
シャワーの後に風呂に浸かりたいので、シャワーを浴槽内で浴びるのはダメ!です。
この絶対条件によって、この増築計画でバスルームはこのように変化しました。
《元のシャワールーム》
《増築後その1》
浴槽は100kg超えという重さなので、浴槽を設置するための台はレンガで作りました。
浴槽を入れるのに私たちで持ち上げるのは不可能なので、機械にお願い。
とっても足の長い旦那氏でも足が伸ばせる!
この後、浴槽のペンキを塗り直したところで作業は一旦中止に。
なぜなら当時は移動生活中で、ファームに長く滞在することは滅多になく、兼業農家としてかなり仕事を忙しくしていました💦
実はこの写真で2017年4月。『お風呂も欲しい』発言から、すでに1年4ヶ月。仕事とプライベートが忙しかったので、かなりスローペースです。
作業再開!
作業中止から1年10ヶ月後、私の母たちがオーストラリアへ遊びに来ることに決まりました!母のためにも風呂を完成させようと、これを機に作業を再開。ちなみに、この1年10ヶ月も気が狂いそうなほど忙しかったので、風呂場建設は全くしていませんでした💦
これだけ作業の間が開いてしまうとバスルームがどんなのだったか忘れてしまい、改めて見てみるとふと思いました。。。
トイレも欲しい!
次回へ続く・・・