こんにちは🌞
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
※この記事は7月に書き始めたので内容が冬っぽいです。書き直す気力がないので、このまま公開します。
日本は夏真っ盛りですが、こちらは冬真っ盛り。
こちらの冬の日中は15℃はありますが、朝晩は1桁になり寒いと2℃とかになります。
このエリアは冬が雨季になるので日本のように乾燥はしないのですが、家の中は薪ストーブをガンガンに焚くので乾燥しています。
また、言うまでもなく夏はほぼ雨の降らない乾季なので超乾燥します。
つまり、年中乾燥している環境にいることが多いのですが、この乾燥はお肌の大敵!
そんな乾燥に立ち向かえるクリームについに出会うことができました。
私と蜜蝋クリームとの出会い
元々乾燥肌気味の私には年中お肌が辛いので、一時帰国の度にフェイスマスクを超大量に購入して年中使用していました。
これを使用後にニベアの超乾燥肌用の乳液をたっぷり塗っていましたが、それでも翌朝には肌のつっぱりを感じていました。
フェイスマスクを使わない日は、化粧水にホホバオイル、ニベア乳液でした。
保湿能力に優れたホホバオイルはオーストラリア産のものがけっこうあるのです。これによって保湿効果はあったように思いますが、やはり朝のつっぱりは気になる。
そんななかコロナで2年以上一時帰国できず、フェイスマスクも底を尽きそうに。そうなる前にニベア以上に満足できる保湿クリームを探していたら、以前ブログでも紹介した石鹸シャンプー『エティーク』のベビーバーに出会いました。
これは調べてみるとどうやら日本では売っていないような感じです。
これは塗ったあとテカテカになりますが、翌朝のつっぱりはほぼなくなりました。しかし固形なのが使い慣れず、やはりクリームがほしいと思い続けていました。
そんななか、昨春にはヤギやカモの出産ブームが始まり、手を洗う回数が増えて手が荒れに荒れまくり。
子ヤギの授乳、ヒヨコやカモの赤ちゃんエリアの掃除を一日何回もやると手を洗う回数も増えて手がガサガサ😵
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2021年9月17日
ハンドクリームとかも塗りたいけど、その後すぐに動物を触ることもあるので塗れず😑
まぁ、生まれてこの方乙女な手を持ったことはありませんが😓 pic.twitter.com/d3kSOM5OL8
このことをツイートしたら、動物にもやさしい蜜蝋でハンドクリームが作れると教えてもらいました。
作り方を調べたら必要なものはほんの少しの蜜蝋と肌に付けられるオイル、香り付けのエッセンシャルオイルだけ。
蜜蝋といえば、うちの養蜂家に言えば簡単に手に入るし、他のものは家にある。
ということで、まずは養蜂家に蜜蝋を少し分けてもらえないかと相談しました。
そしたら翌週になんと2kgのブロックで持ってきてくれました!しかもプレゼントとして!
あまりにも手荒れが酷いとツイートしたら@chiharucatnekoさんが #蜜蝋 入りの手作りハンドクリームはどうかと提案してくれたので、うちの養蜂家にちょっとだけ蜜蝋ちょうだいってお願いしたの。
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2021年10月15日
そしたら2kgのブロックで持ってきてくれた😳作り方見ると作りやすい量は4gでいいみたいやねんけど😂#養蜂 https://t.co/ZrQiXIq5zL pic.twitter.com/jlacF87tPZ
とりあえずの必要量の500倍も貰ったので、どうせならとフェイスクリームも作ってみることにしたのです。
使ってみたらすごくテカテカはするものの、翌朝の肌のツッパリがない!すごくしっとりとしているではないですか!!
というのが私と蜜蝋クリームの出会いなのです。
蜜蝋クリームの作り方
前置きが長くなりましたが、作り方の紹介です。
はじめて作ったときはこちらを参考にしました⬇
ハンドクリームの作り方〜精油を使って10分で完成!<簡単手作りアロマレシピ> | GardenStory (ガーデンストーリー)
今でもこれとほぼ同じ材料と作り方ですが、これよりもちょっと適当(簡単)になりました。
材料
- 蜜蝋 5g
- オイル 25g
- エッセンシャルオイル 5滴
参考にした作り方では蜜蝋は4gになっていますが、5の倍数にした方が覚えやすいので変更。
オイルはハンドクリームには料理でも使うオリーブオイルを、フェイスクリームにはホホバオイルを使っていましたが、最近はそれよりも安いアーモンドオイルを使用。このふたつの使い心地に、特に違いは感じません。
エッセンシャルオイルは香り付けなので、あってもなくても可。私の場合はフェイスクリームには入れますが、ハンドクリームには入れません。(タロウや雛、子ヤギを触ることが多いので何となく抵抗があります。)
道具
- クリームを入れる容器50ml以上が理想(プラスチックでもOK)
- 竹串
- 鍋
- 鍋に入る陶器の小皿やコースターなど
参考にした作り方のように耐熱容器でクリームを作ってから容器に移すと無駄が出るので、最初からクリーム容器で全て溶かすようにしています。
今回の作る量だと完成は30-40mlになるので、混ぜたときにこぼれないよう50ml以上の容量だと安心できます。
私が使用しているのはプラスチック容器ですが、その場合は鍋底に容器が直接触れないようにするために小皿等が必要になってきます。
容器がもともと耐熱のものならば、小皿は必要ありません。
作り方
❶蜜蝋とオイルを容器に入れる
私のように蜜蝋がブロックの人はそうそういないと思いますが、もしそんな人がいたらブロックからは削り取るようにして塊を小さくすると溶けるのが早いですよ!
そんな蜜蝋とオイルをいっしょに容器に入れます。
❷湯煎で溶かす
鍋にお湯を沸かして竹串でくるくる混ぜながら湯煎で蜜蝋を溶かします。
容器が私のようにプラスチックの人は、小皿などを鍋底に強いて容器と鍋底が直接くっつかないようにしましょう。
お湯を一度沸騰させてから超弱火にして溶かします。蜜蝋の大きさにもよりますが、5分もあれば溶けます。
完全に溶けてからも1分くらい竹串で混ぜ続けます。
❸エッセンシャルオイルを入れる
湯煎から下ろしてエッセンシャルオイルを5滴入れ、竹串で10回くらいぐるぐる混ぜる。
❹室温で冷やして完成!
慣れてしまえば、作るのに15分もかかりません。一番面倒くさいのが蜜蝋をガリガリ削るときなので、粒状の蜜蝋の人はあっという間にできますよ♪
この量で、私の場合は1ヶ月半ほど持ちます。
塗ったらテカテカになるので基本的に夜寝る前だけの使用ですが、真冬にはたまに日中も使っており、そのときは塗った後にベビーパウダーをはたくことでテカリをおさえました。
私の場合は人に会わない生活なのでテカってても問題は無いのですが、砂埃の多い生活なため砂埃が吸着するという問題がありまして。
ということで、以上が蜜蝋クリームの紹介でした。
最初に材料や道具を揃えるのにはお金がかかりますが、一度揃えてしまえば必要量が少ないのでかなり経済的!また、お肌にも環境にも優しくエコ活動に大貢献アイテムです◎
これから冬に向かう日本では活躍すること間違いなしです!