ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

ガチョウの雛誕生しました!!ガチョウの雛を英語で言うと?


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

つ、つ、ついに念願のガチョウの雛が孵りましたー!!!

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めちゃんこ可愛いです♡♡♡

見る度にここは楽園かと思うくらい癒されます。

雛だけではなく、雛を取り巻く環境もステキ過ぎるので今日はガチョウについて語ります。

孵化するまでの様子は過去記事に詳しく書いていますので、お時間あるときに読んでみてください🙂

孵化して10日ですが、まぁそれはそれはいろいろありました。。。

ガチョウの性格

以前、ガチョウの基礎知識としてガチョウの産卵や卵について書きました。

この記事では性格については触れていなかったので、ここでさらっと紹介します。

というのも、これから書く雛の成長に関わることなのです。

❶番犬ならぬ番鳥並の迫力

警戒心が強く、異変を感じたらものすごく甲高い声でギャンギャン鳴きます。

声だけでなく翼を広げ、口も開けて歯と舌を見せつけて来る姿は迫力があります。

実はガチョウを番鳥として使うのはローマ時代から始まったそうですが納得です。

❷群れで子育てする

卵に交代で座ることもあり、雛が産まれてからは夫婦以外でも群れの一員として他のガチョウが子育てに携わるようです。

繁殖期以外でも常に集団行動をするので、チームワークがすごいです。

誕生前夜のこと・・・

うちのガチョウは交代することなく、同じガチョウが卵に座り続けていました。

ガチョウは卵を温めだしてから27~35日で孵化するので、27日目の9/21から私がそわそわしてはガチョウの様子を確認。

9/22の夜に確認しに行くと、巣に座る母以外の10羽のガチョウが巣から少し離れた真向かいに直立しているという異様な風景を見ました!

全員が巣を見守っているようで、これはいよいよだなと確信しました。

ついに雛の誕生!!

9/23(1日目)

この日は朝早くから一日中仕事だったので、朝はチラッと確認した程度でしたが、この時はまだ孵っておらず。

仕事から戻った17:30に巣を確認すると、母ガチョウの腹元から黄色い物体が見えました!

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この1枚だけ写真を撮りましが、母と取り巻きの威嚇が激しくて雛を踏みつけては困るのでと、そっとしておくことに。

9/24(2日目)

朝イチ見に行っても威嚇が激しいので、古いスマホで隠しカメラを設置しました。

どれだけ容量が残っているのか定かではありませんでしたが、3時間後に確認すると1時間20分撮れていました!

これをテレビの大画面で全部見ましたが、雛が可愛過ぎて全く見飽きませんでした♡

その中からいくつか動画を切り取ってTwitterで公開したのがコチラ↓↓↓

可愛すぎます♡

この日は、雛は一日中お母さんのお腹の下にいました。

まだ孵っていない卵があるようだったので、お母さんは巣から動きませんでした。

9/25(3日目)

朝イチ見に行くと雛が巣から出ていました!!!

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全部で8羽🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤🐤

お母さんはまだ卵を温めているので、周りのガチョウが保護者として守る姿は素晴らしい!

あまり刺激したくないので、私はそそくさ退散しました。

それから数時間後、なんとみんな巣から離れて泳ぎ始めました!!!

人生の初泳ぎかと思われる瞬間です!

オモチャかよ!!

とツッコミたくなるくらい可愛い♡

誰からも泳ぎ方を教わってないのにプカプカ浮いてる姿が愛おしい♡

そして、それを見守るガチョウ達もステキ♡

この日はこうやって何度かみんなで泳いでおり、夕方には雛とお母さんは巣に座り、取り巻きが周りを取り囲んでいました。

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ちなみに、残された1個の卵は孵化器にて2日間温めましたが孵らなかったので諦めました。

9/26(4日目)

この日は雨。

雛にとっては人生初めての雨!

ガチョウは水鳥なので雨が降ろうが全く気にしませんが、雛はどうなのかと見に行ったらお母さんの羽の中に隠れていました。

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これまた刺激したくないので、そそくさ退散。

雨上がりには、みんなでお散歩したり泳いでいました。

9/27-28(5,6日目)

ポカポカ陽気の週末は少しづつ行動範囲が広がっていましたが、まだまだ小さいので行けるエリアは限定しました。

が、雛がフェンスの隙間から出入りできるのでヤンチャな子たちは集団から少し離れることも💦

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↑赤丸に雛が2羽いますが、この子たちはフェンス下から出入りしています。

この状態が長く続くとガチョウのギャン鳴きが始まり、雛が慌てて戻ってくるの繰り返しです。

この頃から、私は不安になってきました。

いつか親と離れたときに、外敵に狙われるのではないかと・・・

そして、その不安は的中してしまいます。

9/29(7日目)

この日は旦那氏が早めにトラクター仕事に向かい、私はその30分後に雛を確認しに行きました。

そしたら6羽しかいない!!!

どこを探しても見当たらず、きっと夜にキツネにやられてしまったのではと思いました。

しかし、30分先に家を出た旦那氏は8羽の雛を見たと言うので、時間帯的にキツネではなくおそらく親からはぐれた隙を鷹か鷲、オオトカゲやヘビにやられたのでしょう。。。

この日、以前から少しづつ取り組んでいた新たなニワトリ小屋を完成させ、とりあえずガチョウを夜ここへ閉じ込めることにしました。

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4✕3m四方の高さ2mで、地面にはコンクリートブロックを敷きつめキツネが掘れないようにしました👍

昼間の外敵からの攻撃を完全に防ぐためにはずっと檻の中に閉じ込めるしかないですが、それは私たちが最もしたくないこと。

良い環境を与えて放し飼いするのが私たちのスタイルなので、昼間はガチョウのチームワークに頼るしかありません。

手助けできるのは、集団からはぐれた雛を見たら戻してあげることくらい。

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この日以降は、少しづつ行動範囲を広げていっています。

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みんなでお出かけしたかと思ったら、雛だけフェンス下をくぐって反対側なこともしょっちゅう💦

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雛だけで深い茂みに入ってパニくることも。

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数日前にはオオトカゲがガチョウエリアに侵入してきましたが、どうなるのかと様子を見ているとガチョウが最後まで威嚇して追い出していました。

こうやって、みんなに守られながら強く逞しく生き抜きて欲しいものです。

 

ここまで書いて記事タイトルを見たら、『ガチョウの雛を英語で言うと?』

となっていたことに気づきました💦

なので、最後に英語ネタ。

英語では性別や年齢ごとに呼び名が変わるものが多いです。

ガチョウの場合は

メス:グース(goose)、複数はギース(geese)

オス:ギャンダー(gander)

そして気になる雛は・・・

ゴズリング(gosling)

響きが可愛いですよね🐤♡

ちなみにアヒルだとメスはダック(duck)、オスはドレイク(drake)、雛はダクリング(duckling)です。

他にも色々と動物単語はあるので、興味のある方は過去記事も読んでみてください↓

それにしても、ゴズリングズの成長が楽しみ♡