こんにちは☀︎
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
前月にイミグレから勧告メールが来て以来、パーマネントビザ(永住権)の申請書類を作成するのに勤しんでいるのですが、どうもはかどらない。。。
しかし来週中には提出し終えないといけないので、2年以上前のことから遡ってアレコレ書いたり、写真を探したりしていたら腹立たしいあのことを思い出した!!
あのことを思い出してしまった今、このブログに書きたくなったので書いちゃいます。
今日のタイトル通り、『USJのせいで結婚披露宴が延期になった真田丸事件』について。
結婚披露宴会場探し
2015年11月11日に日本で入籍した私たちは結婚式を挙げていませんでした。
私にとっては初めての結婚なので、日本で翌年にでも挙げようと旦那氏と約束していました。
2016年4月末に日本へ一時帰国した際、会場探しを始めました。オーストラリアの自然の中に身を起き続けている旦那氏としては、ホテルの狭い空間には抵抗があり、でも、なんか出来の良過ぎたガーデンパーティーは白々しさがある・・・そして何より、型にはめられるのが大嫌いな旦那氏には、ウェディングパッケージのような自由の効かない制約などが性に合わず。
私たちとしてはカジュアルでオリジナル性のある披露宴にしたいので、花やギフトを持ち込み可、食事はバッフェスタイルが希望でした。
レストランの貸切も考えましたが、私としてはウェディングドレスが着たかったのでそれなりの場所を希望。
という感じで、なかなか二人がピンとくる会場が見つかりませんでした。
それがある日、妹に薦められた『大阪城西の丸庭園の大阪迎賓館』へ行ってみたら、ドンピシャ!!!
有料庭園なので無駄に人が多くなく、芝もしっかり手入れされており、建物も風格があってステキ!大阪城もめっちゃ近い!!とにかく、建物の前に広がる芝生広場に一目惚れ!!!!!
当時はウェディング施設としてオープンする前で、まだ誰も成約していない状況。しかも、オープニング特価とやらで、安いのなんの!!そのうえ、前例が無いからか花もギフトも追加料金なしで持ち込みOKときた!!!
自分たちの希望を全て言って出てきた見積もりも素晴らしいの一言。
披露宴希望日は、私たちの結婚記念1周年として2016年11月にしたかったのですが、妹の結婚式と重なってしまったため、少し間を開けて2017年1月上旬の土曜日にしました。
このとき支配人に言われたのが、
- 毎年その時期には、大阪市主催の大阪城のライトアップやここ西の丸庭園ではLEDライトショーがあるので、帰りにそのまま寄ることもできていいですね。
- 契約書にもありますが『この土地と建物は大阪市のものだから、もし何か市からの要請があれば、大阪市が優先になる』ことをご了承ください。
- 例えば、大震災などが発生した場合この庭園と建物は避難所になってしまい、披露宴は開催できません。
とのことでした。
1については、遠方から来てくれる人もいるし、観光がてらにラッキーと解釈。
2については、現在のところはライトショーの予定のみなので大丈夫。
3については、そんなことが起きれば披露宴どころじゃないので仕方ないし、まさかそんなタイミングで大震災など起こらないだろうと信じました。
2週間後にはオーストラリアへ戻らないといけないので、数日考えた後の2016年5月中旬に契約書にサインをしました。
披露宴に向けての準備 in オーストラリア
オーストラリアに戻ってからは、8ヶ月後の披露宴に向けて旦那氏と着々と準備を進めました。
- 我がファーム産の花を切ってドライフラワー作り
- ギフトの選定(手作りしたり、注文したり)
- スライドショー作成
- 招待状作成(10月にオーストラリアから郵便で送る予定)
- 友人や家族に余興のお願い
- 進行内容作成
- 遠方組のための宿を予約
などなど、かなり綿密に計画して進めていました。
もちろん飛行機のチケットも早めに取りました。きっと買出し準備などもあるので、余裕をもって披露宴の3週間前に大阪到着するチケットを購入。
こんなふうに私たちがオーストラリアで披露宴準備に勤しんでいる間、日本では大河ドラマの真田丸が大人気だったんですよねーーー
真田丸は大坂の陣、すなわち大阪城なくしては語れないんですよね。。。(見たことないけど💦)
真田丸ブーム到来でまさか・・・
2016年9月下旬、ウェディング会社から『披露宴の日時について話したいので、電話できる時間帯を教えてほしい』とのメールがきました。
契約以降のやりとりは全てメールだったので、国際電話で話したいだなんてえらい大層なと思いましたが、それはそれは大層な内容でした。
今年の冬は大阪市がUSJと共同で、真田丸のイベントを西の丸庭園で催します。
その名も
「戦国・ザ・リアル at 大坂城」
イベント期間は2016年12月15~2017年3月12日まで。
私たちの披露宴にドンピシャ!!
支配人いわく、
- 大阪迎賓館の建物はイベントには使用されないので、披露宴を行うことは可能
- 庭園はイベントの舞台や座席で埋め尽くされるので、景観は損なわれる
- 迎賓館の周りには植物を置いて、中から舞台などが見えないように努力する
- イベントは夜開催なので、披露宴の時間帯はイベント準備の人だけが庭園内にいるが、ジェネレーターなどが動いている可能性あり
まさか、こんな形で大阪市にUSJに真田丸に披露宴が乗っ取られようとは思ってもみませんでした。。。
西の丸庭園のあの開けた芝生に一目惚れした私たちには、何の魅力も無い迎賓館になってしまいました。披露宴は開催可能と言われても、もうここで披露宴をしたいとは全く思えませんでした。
しかし、私たちの準備は招待状から何まで準備万端で、飛行機のチケットも取っているし、なんせオーストラリアから来る家族もチケットを手配済み。もしかしたら、日本の遠方組も飛行機をすでにとっているかもしれない・・・
今更日程を変えると大変なことになると思い、大慌てで別会場を探し始めました。
会場探しと言ってもネットで見ることしかできないことに不安が多く、またどの会場も持ち込み花を拒み、持ち込みギフトには追加料金が取られ見積もりが大阪迎賓館の倍。
旦那氏と相談した結果、
一生に一度の思い出なんだから、自分たちがしたい時にしたい場所でしたい事をすべき!すなわち延期すべし。
ということになりました。
延期先は、私たちの結婚記念日2017年11月11日(土)。
最初の契約から1年6ヶ月後です。
ミラクル披露宴
10ヶ月先に延期したことにより、出席できるはずであった子が妊娠して欠席になったり、その逆で出産で来れない予定だった子が赤ちゃんを連れて出席してくれました。
また、延期した期間にお義母さんの65年前のウェディングドレスが発見されたことにより、披露宴で私が着ることができました。
オーストラリア組は日本の紅葉の季節を楽しめたようです。
スライドショーもかなり手の込んだ仕上がりになり、手作りギフトの品数も増えました!
USJのせいで、
真田丸のせいで、、、
と思っていましたが、
実は
USJと真田丸のおかげで、
私たちのしたい日に、したい場所で、したい事して最高の思い出が出来ました◎
そんな最高の日の思い出は、また別記事で紹介しますね。
それより先に、イミグレの書類を終わらせねば・・・!!