こんにちは☀️
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
とてつもなくお久しぶりです!
本当にいろんなことで忙しくしており、前回のブログ更新から4ヶ月も経ってしまいました。
あれ書こうかな~、これ書こうかな~と思うことは多々あったのですが、実生活が忙しく、ブログを後回しにしてしまいました。
今も忙しいのですが、そろそろみなさんにお伝えしないとと思っていることがあり、ブログを更新することにしました。
書くことで昇華していきたいと思います。
養蜂やめました
私の愛犬ジローくんは生後3ヶ月のときに白内障だと診断されました。
手術を検討したこともありましたが、彼の性格と過去の薬事件のトラウマを考慮し、手術はせずに年上のパートナードッグを迎えて、彼の生活力を上げることにしました。
このあたりの詳細は、こちらの記事に書いています。
そして、2023年7月に奇跡的に出会えたハナコちゃんがパートナードッグとして我が家へ来ました。
ハナコは、8ヶ月前に亡くなった私たちの初めての犬タロウくんの実の妹だったのです。
ジローとハナコの生活は波乱万丈ながらも楽しく愉快で、ジローはハナコから来てから食欲が増してご飯を残すことがなくなり、遊ぶことや我慢、シェアすること、家族以外の人との接し方などたくさんのことを学びました。
しかし、その別れが急に訪れたのです。
2023年12月23日、キャンプ場がとても忙しいときだったので、ジローとハナコは基本的に家の中で過ごさせ、お昼休憩のときに5分ほど裏庭に出しました。
犬を家に入れたあと私は家庭菜園の手入れをしに外へ、旦那氏は病み上がりで体調が優れずソファーで昼寝をし、その足元に2匹も横になっていました。
それから10分ほど経った頃、家の方から甲高い犬の鳴き声がしました。ジローとハナコが喧嘩してるのかと思いましたが、家には旦那氏がいるし大丈夫だろうと思い作業を続行。
しかし、鳴き声が止まなかったので家に戻ると、旦那氏が床を拭いていました。そこには下痢やおしっこが広がっており、ハナコが鳴き叫びながら走り回っているのです。
様子がよく掴めず旦那氏に聞くも、旦那氏も鳴き声で目覚めたら床が大変なことになってたようで、とにかく掃除をしているとのこと。
私たちはなぜハナコが走り回っているのか分からず、声をかけて呼びましたが、何かに怯えている感じで逃げ惑います。
ようやく捕まえて気づきましたが、心臓の鼓動が外からも聞こえるんです。それも、ものすごく早い。
どう考えても普通じゃない状況に獣医に電話するも、土曜日の午後だったので救急に繋ぐのに時間がかかり、そうしているうちにあっという間に息を引き取ってしまいました。その間15分もなかったと思います。
終盤に繋がった電話で症状を伝えると、虫によるアナフィラキシーショックだそうです。たぶん蜂。
体に刺された痕跡はなかったので、おそらく飲み込んだのではないかと言われました。
昼休憩のとき、裏庭で食べちゃったのかな。
これが昨年の12月23日の出来事です。
このときキャンプ場は繁忙期で毎日満員で忙しく、悲しみのなか客の対応に終われました。
悲しいのはもちろんですが、正直何が起こったのか受け入れられず頭の中が整理できていない状態でした。
とりあえずその日の夕方に、客に見られないようにハナコをタロウの横に埋めて2人で泣いたのは覚えています。
それでもホリデーで幸せそうな客はひっきりなしに来るし、彼らには関係ないことなので、こちらとしてはできるだけ笑顔で対応。
とにかく目の前の生活を続けていくことに必死で、このときから1ヶ月ほどSNSからも遠ざかりました。
このことが起こる数ヵ月前から、養蜂家とうまくコミュニケーションが取れておらず養蜂はやめようと決めていたので、新年にすべての巣箱を撤廃してもらいました。
これで養蜂は完全にやめました。
2年の間に2匹の若い愛犬を亡くした私たちは気持ちがどん底まで落ちましたが、いつまでも暗いとジローによくないと思い、なんとか明るく楽しく過ごすようにしました。
しかし、ハナコととても関係が深かった旦那氏の落ちこみようは深いものでした。
ここから、また素敵なご縁があって姐さんコーギーを養子に迎えるのですが、その続きは次回に。
ハナコちゃんとはたった5ヶ月の暮らしでしたが、ジローはたくさんのことを学びました。
タロウの妹と会えるなんて、しかもいっしょに暮らせる日がくるなんて思ってもみなかったので、この5ヶ月間は奇跡でした。
皮肉なもので、タロウとジローとハナコを同じキャンバスに再現したペインティングを10月に注文しましたが、それが届いたのが1月。ハナコがいなくなってからで、それも虚しさが込み上げてきました。
忙しいと、ついつい犬を庭に出しっぱなしにしていましたが、この件以降は止めました。
獣医にも言われましたが、みんなが蜂アレルギー持ちではないので、ハナコはただただ不運だったと。
ハナコちゃん、うちに来てくれて本当にありがとう。