【エコ活動】洗って何度も使える吸収型生理用パンツのすゝめ ～BONDS Bloody Comfy Undies～

こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

今年1月から洗って何度も使える生理パンツを使用しているのですが、これが最高に良いんです！！！

これを使うようになったきっかけを話すと長ーーーくなるので、目次をつけます。

好きなところから読んでみてください。

洗って使える生理用パンツを使うようになったきっかけ

まず事前情報として、洗える生理用パンツを使う前の私は、使い捨てナプキンとタンポン使用者でした。

オーストラリアのナプキンは高い！

以前Twitterのオーストラリア在住の方々が日本から持ってきた方がいい・日本から送ってもらいたいアイテムを紹介していました。

私も日本に一時帰国すると必ず買って帰る物リストがありますが、私の場合はオーストラリアでは超田舎暮らしなため、オーストラリアの都会でも買えるようなものも買っていました。

主に米や醤油などの食料品でしたが、それ以外に買っていたのが生理用ナプキン。

驚かれるかもしれませんが、最後にオーストラリアでナプキンを買ったのは恐らく2015年です。それから6年間ずっと日本のナプキンを使い続けていました。（恐らく出先に緊急で買ったことはあるかも）

オーストラリアのナプキンは私の肌には合わなかったうえに、かなり高額なのです。レギュラー20個入りで350円くらいです。

オーストラリアで探せば肌に合うものが見つかったのかもしれませんが、初めての一時帰国で薬局を通りかかると、私の大好きなロリエの羽根なし28個入りが198円で売られてるのを見て思わず爆買いしてしまったのです！

リンク

オーストラリアまで持ち帰るのには軽いけどかさ張るのが面倒と思っていましたが、パッキングの鬼である旦那氏は大量のナプキンを分解してパッキング材として使用。（もちろん個包装は未開封です）

毎回のように陶器などの割れ物系を持ち帰っていたので、むしろパッキング材としてナプキンを買うようになりました😅

コロナ前の私たちは年1,2回日本へ行っていたので、オーストラリアの我が家には大量のナプキンのストックができたのでした。最後に日本に帰ったのは2020年2月ですが、それから丸1年買い足さなくても大丈夫ってすごいですよね💦

ちなみに、タンポンはオーストラリアのものの方が吸収力が強くて好きです。（レギュラー20個で500円くらい）

オーストラリアには生理用パンツがない？！

洗って使える生理用パンツを使い始める前は、ナプキンを生理用パンツに貼って使っていました。（ナプキンを貼って使うパンツを、以下からはサニタリーショーツと呼びます）

サニタリーショーツを使うかどうかは人それぞれかもしれませんが、私は初潮のときからサニタリーショーツを使っていたので大人になってもずっとサニタリーショーツを使っていました。というか、ナプキン使用者は必ず使うものだと思っていました。

あるとき、10日間ほどキャンプ旅行に行ったとき予定よりも早く生理がきてしまい、ナプキンは常備していたもののサニタリーショーツがなかったので買いに行くことに。

Kmartという、老若男女の衣服全般が売っている大きなお店に行ってみたものの見当たらず。

店員さんに聞いてみると、取り扱いがないと言われました。びっくしてオーストラリアでは使われていないのか聞いてみると『昔はあったけど、今は普通のパンツ使うのが一般的よ～』と言われたのです。（当時は2015年）

サニタリーショーツ愛用者の私からすると、普通のパンツじゃサポート力が足りなくて漏れてくるんじゃないかと心配になります。

一時帰国のときには何度かサニタリーショーツを買いました。

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実際にこちら↑のサニタリーショーツを買いましたが、お腹のポケットに次のナプキンを入れられて便利でした👍

しかしワンサイズのため、太ももの大きな私にはピッタリ過ぎて長時間車移動をするにはちょっとキツかったので、オーストラリアでお尻をすっぽり包む型の普通のパンツを買ってサニタリーショーツとして使用していました。

実際にこちら↑のパンツをサニタリーショーツとして使用していましたが、履き心地はとてもいいです。ただ、サニタリーショーツのように、お尻部分が防水にはなっていないので不安はいつもつきまといます。

ついに日本ナプキンのストックが・・・

あんなに山ほどあったナプキンがついに2パックまで減りました。

ついにオーストラリアでナプキンを買わないといけないのかなぁと思っていた矢先、洗って何度でも使える生理パンツのことを知ります。

以前から洗える布ナプキンの存在は知っていましたが、当時は日本から持参したナプキンが大量にあったので興味が湧きませんでした。しかし、そのナプキンが目に見えてなくなっていくタイミングで知った生理パンツには興味ありまくり！

しかも私が目にしたのは、日頃から愛用しているBONDSという下着ブランドのものだったので尚更気になってしまいオンラインで即購入。

到着してから生理が来るのがどれだけ待ち遠しかったことか！いよいよ履いてみると、想像以上の快適さにぞっこん♡

このとき今年の1月末ですが、それ以降生理時にはずっと愛用しており、かなり気に入ったのでお店でも買い足して現在4枚持っています。

私の愛用するBONDSの生理パンツ

BONDSはオーストラリアのカジュアルウェアブランド。

生理パンツの正式名称はBonds Bloody Comfy Period Undies

• bloodyというのは『出血している』という意味の形容詞ですが、オーストラリアやイギリスのスラングで『とても、すごく』という意味のちょっとお下品な言い回しでもある
• Comfyはcomfortable『心地よい、快適な』と言う単語の略語
• Periodは『生理、月経』
• Undiesはunderwater『下着』のオーストラリアスラング

これを合わせると、『ボンズのすんげ～～快適な生理パンツ』みたいなニュアンスです。旦那氏はこの名前を初めて聞いたとき笑っていました。

他社製品とは比較していませんが、日頃からBONDSのパンツは綿素材で履き心地が抜群にいいので期待して購入しましたが、生理パンツも綿素材で履き心地抜群です◎

また種類が多いのもBONDSの特徴かと思います。

出血量に合わせて4種類あります。

いちばん軽いものはウルトラライトでタンポン1本分、いちばん重いものはヘビーでタンポン4本分。

パンツの形もすごくあって、お腹まですっぽり入るフルブリーフから始まり、普通のパンツ型のビニキ、ボーイレッグ、ハイレグ、なんとTバック型まであります！！そんなんで経血が守れるのかと心配になりますが。。。とにかく、全部で7種類の形があります。

また、色も白・黒・グレー・肌色があり、ヒョウ柄などの柄も4種類あります。

すなわち出血量と形と色や柄を考慮して単純計算すると、

4✕7✕8=224パターンあるのです。

すごすぎて計算の仕方があっているのか不安になります･･･ でも、さすがにTバックでヘビーのはないとは思いますが、それでも100種類ほどあるのではないかと思われます。

しかも、さすがオーストラリア！サイズも6～20と幅広くあります！ 物によっては24まであります。

どんなラインナップやねん！と、気になる方はBONDSのページをご覧下さい。

www.bonds.com.au

日本のAmazonや楽天では見つかりませんでしたが、この公式HPだと日本まで送料20ドル、100ドル以上のお買い上げでは無料で送ってくれるようです！！

気になるお値段ですが、経血の吸収量や形によって値段が違いますが、下の写真の左（タンポン4本分のヘビーのフルブリーフ）で29.99ドル（約2400円）、右（3本分のモデレートのフルブリーフ）で24.99ドル（約2000円）、しかし現在はセール中でどっちも15ドルとお買い得♪

ちなみに、私はお腹すっぽりのフルブリーフ派（上の写真のもの）で、ヘビー1枚とモデレート2枚、ビキニ型のライト1枚の計4枚で毎月のローテーションを組んでいます👍

生理パンツの気になるあれこれ

まだ使ったことのない人からすると、本当に漏れないの？履き心地は？臭いは？どうやって洗うの？などと、疑問があると思います。

おそらく、どのメーカーの生理パンツであれ基本的なことは同じかと思いますが、私はBONDSのしか使ったことがありませんのでその点はご了承ください。

漏れないの？

人によって経血の多さが違うのでなんとも言えませんが、私の半年の経験上では漏れたことがありません。

私の生活は、基本的にファーム内を動き回っていますがそれでも問題なしです。

いちばんハラハラしたのが最も経血の多いときにパース遠征が重なり、8時間ほぼ車の中に座りっぱなしなことがありましたがそれでも漏れませんでした。もちろんパンツは遠征前から履いているので24時間履きっぱなしです。たしかタンポン3本分のモデレートのやつでしたが大丈夫でした。

履き心地は？

気になるのが湿り気を感じないのかってとこだと思いますが、全然感じないとは言えません。

普通のナプキンを使っているとき、経血がドバっと出たときに湿り気を感じるのと同じくらいです。

その直後にトイレに行ってしまうと、まだ経血が吸収しきれていないので再びパンツを履くとヒヤッとします。なので、直後にはトイレに行かないようにしています。

やってはいけないこととして、この湿り気が気になるからといってトイレットペーパーで拭いてはいけません！

初めてのときはいつもの癖でドバっ直後にトイレに行ってしまい、湿り気が気になってトイレットペーパーで吸ってやろうとしたら、トイレットペーパーごとパンツに吸われて白いモロモロがパンツに残ってしまいました💦パンツ自体に吸収力はかなりあるようなので、パンツを信じて余計なことはしない方がいいです。

臭いは？

量が多い日は少し気になるかな～という感じです。

でも、普通の日は気になりません。

どうやって洗うの？

水で手洗いしてから洗濯機で洗い、しっかり自然乾燥させるだけです。

注意して欲しいのが、手洗いも洗濯機でも水を使うこと。お湯はダメです！柔軟剤もダメ！ブリーチもダメ！乾燥機もダメ！

私の場合は、シャワーのお湯が出てくるのに時間がかかるのでそれを待っている間に手洗いを終わらせ、翌朝洗濯機で洗っています。

手洗のときに水が透明になるまで洗うので、他の洗濯物に経血が移る心配もありません。ちなみに、量の多い日はびっくりするほど赤い水になり洗うのには時間がかかります。

私はもともと洗濯機でお湯は使わず、柔軟剤は滅多に使わないのでそれほど苦ではないのですが、人によってはこの点に不便を感じるかもです。

生理パンツのメリット・デメリット

環境に優しく経済的なことは言うまでもないので、それ以外で私の感じるメリット、そしてちょっと盲点だったデメリットを紹介します。

メリット

❶ナプキンを持ち歩かなくてすむ

これ、めっちゃ楽です！

外出することが少ない私ですが、家の中でもトイレが3つあって時間帯や滞在者の有無によって使うトイレが違うので助かります。

外出時にも荷物が少なくて本当に楽チン♪

❷シャワー前後のトイレ要らず

実はこれ、初潮時から25年間ほど疑問なんですが、みなさん生理中のシャワーのときナプキンどうしてます？？

というのも、シャワー前にトイレで汚れたナプキンを捨てて新しいの付けてます？そしたら、それまた履いて脱衣場まで行くんですか？で、そのナプキンをシャワー後に綺麗なパンツに付け替えて履くんですか？？でも、量の多い日だとその短時間でもナプキン汚れちゃいません？？？その一瞬のためにナプキン変えるのもったいない･･･

しかも、シャワー上がりにお股やお尻周りはタオルが汚れるのでしっかり拭けませんよね。大して乾いていない状態でサニタリーショーツ履くのは心地悪いし、ナプキンは蒸れるわ無駄に濡れて寝る前にはまた交換。もったいな･･･

ということで、私はシャワー前には汚れたナプキンを捨て、綺麗なサニタリーショーツに新しいナプキンを付け、ナプキン無しのサニタリーショーツで脱衣場まで行き、その間にサニタリーショーツが汚れてしまえばシャワー中に手洗いして洗濯機へ入れていました。

この手間、結構わずらわしくありません？

これが洗える生理パンツを使うようになってからは、生理パンツ履いたままシャワールームに入り、蛇口を捻ってからパンツを脱いで洗っています。

シャワー後には相変わらずタオルではしっかり拭けませんが、生理パンツには広範囲に渡って吸収パッドがあるのでパンツを履いてしまえばあっという間に乾かしてくれます。この点はなんといっても綿素材が最高です！

このシャワー前後にストレスフリーなのは、実は私の中では最もポイントが高いです👍

❸ストレスからの解放

総括みたいになってしまいますが、とにかく生理中のストレスの軽減度が半端ないです！

デメリット

❶経血の量が見えない

生理パンツに全て吸収されてしまうので量が目に見えて分かりません。

生理の終わり時も分からず、とりあえず1週間くらい使用してしまいます。

❷急な対応が難しい

生理パンツに慣れすぎて、これまで常備していたナプキンを忘れてしまうことがあり、急に生理になって困ったことがあります。

パンツを常備してもいいですが、ナプキンより嵩張りますし履き替えが難しい状況もありますよね💦

❸洗濯方法

これは上でも書きましたが、洗濯にお湯や柔軟剤、乾燥機を使う人には面倒かと。でも、エコ商品なのでその点は了承すべきだと思いますけどね！

ただ、乾くのに時間がかかるので冬は多めにあった方がいいと思います。我が家の夏はとても乾燥しており、冬は雨がちですが薪ストーブがあるのでその日中に乾きますが、その環境にないと乾かすにはちょっと難しいかも。

以上が私の思うメリット・デメリットですが、私にはどう考えてもメリットの方が大きいので生理パンツを半年愛用しています。

このパンツのおかげで生理の憂鬱感がかなり減りました♪特にパース遠征と重なったときなんて以前はかなりどんよりしましたが、今ではへっちゃら！

もっと前から知っていればよかったと悔やむほど。日本で教師しているときに使えたら本当に助かったのになぁと思います。

私は洗える生理パンツを強くオススメします！！

日本で買える生理パンツ

BONDSに関しては日本のAmazonや楽天では見つからないようなので個人輸入という形になってしまいますが、日本にもたくさん種類があるようです。

ナプキンがいらない生理用パンツ！？ 話題沸騰のおすすめ吸水ショーツブランド12選

こちらのサイトでは12種類を紹介していますが、どれも綿素材ではないようです。私は綿素材が大好きなので何とも言えませんが、読む限りではどこのメーカーも通気性には力を入れているようです。

しかし、私のように綿素材が好きだという人のために、日本で買える綿素材にこだわって探してみたらこんなの見つけました！

NY発のTHINX（シンクス）というメーカーでは、素材の95％がオーガニックコットン仕様なんですって♪

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さすがNY発祥だけあって、BONDSに負けないくらいの形や色などデザインが豊富で子ども用まであります！

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子どもの頃にこんなミラクルパンツに出会えていたらよかったのにな～と思ってしまいます。

さいごに

値段だけ見るとちょっと高いかもしれませんが、長い目でみると経済的ですし、環境にいいことは間違いありません。まさにエコ活動。

生理用ナプキン1枚にはレジ袋4枚相当のプラスチックが使われているとどこかで読んだことがあります。生理を経験したことがある人ならば、1回の生理でどれだけナプキンを使用するか分かると思います。

エコ活動の観点からみると、月経カップなどのように体内に入れる物もありますが、それにはちょっと抵抗があるという方には洗える生理パンツが向いています。

また、生理だけでなく産後パンツとしても、尿漏れパンツとしても使えます👍

それでもどうしても値段が気になるという方は、是非BONDSの個人輸入をおすすめします。

現在、柄物が特大セール中でして一枚なんと10ドル！！！

既に4枚持っているのに、将来のためにと先日3枚追加購入してしましました。

お買い物ページはこちら↓↓↓

Bonds Bloody Comfy Period Undies | Period Underwear

オーストラリア在住の方で気になっている方も要チェック！！

会員登録すると1枚からでもオーストラリア国内の送料が無料と超太っ腹！

ちなみに、オーストラリアの大手スーパーマーケットのWoolworthsでも売っています。Colesは普段行かないので分かりません💦BigWでも売っているとのこと聞きました。

以上が私のBONDS生理パンツ愛でした～