ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

ワライカワセミ捕獲で街に平和が!オーストラリアの固有種クッカバラ(Kookaburra)とは。


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こんにちは☀

西オーストラリア州南部で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

現在、仕事で『オーストラリアの鳥』についての記事を作成しており、情報集めのためにネットサーフィンをしているとこんなニュースを発見!

不明のワライカワセミを保護 天王寺動物園「無事見つかりほっとした」 - 産経ニュース

オーストラリア在住としてワライカワセミのウザさを知っているので、これは個人的には大ニュースでした!

しかも、旦那氏と一緒に天王寺動物のワライカワセミ見たし、鶴見緑地公園も帰国時にはよく行く場所なので他人事ではありませんでした💦

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↑↑↑2年前に天王寺動物で見たワライカワセミ

 

ワライカワセミとは

英語名はKookaburra (クッカバラ)です。

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オーストラリアに分布する大型のカワセミの仲間。人が大笑いしているような「ワハハハ……」と笑っているように聞こえる独特的な大声でさえずることからこの名がある。

※写真と文章ともにワライカワセミ - Wikipediaより引用。

 

では、どんな笑い声か聞いてもらいましょう↓↓↓

実際にベランダで鳴かれたらこんな感じ↓↓↓

これが自分の家のベランダにいたらめっちゃウザくないですか?!

 

初めてワライカワセミを聞いたとき・・・

初めて聞いたのは、ワーホリでオーストラリアに来たての4年前。ファームめぐり1軒目で、私に与えられた個室はバスでした。

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↑バスの中の水道は通っていません。

オーナー夫妻の個室は小屋、私はバス、キッチンとリビングルーム、トイレ、シャワーは屋外というとてもワイルドな生活でした。

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ここで生活するようになって2日目の晩に1人バスの中でワライカワセミを聞きました。

このとき、ワライカワセミの存在を知らなかったので、オラウータンか何かでもいるのかとものすごく怖かったのを覚えています。

夜中のトイレは懐中電灯片手に行くのですが、その日はためらいましたもん。

 

オーストラリア固有種としてのワライカワセミ

このワライカワセミはオーストラリアにしか生息していない、いわゆるオーストラリアの固有種であります。

シドニーのあるニューサウスウェールズ州の州鳥でもあり、オーストラリアの動物と言えばコアラやカンガルーに続きワライカワセミを連想する人もいるかと思うほど、オーストラリアに来たことのある人にとってはそれなりに有名な存在です。

ただ、私たち夫婦はワライカワセミは嫌いです。

うるさい以上に、ここ西オーストラリア州には生息すべきではない生物だからです!!

Wikipediaには

オーストラリアに分布する大型のカワセミの仲間。

となっていますが、本来ならばオーストラリア東部の固有種です。ワライカワセミは肉食なので、蛇の数を減らすために西オーストラリア州へ試験的に監視下で導入されたものの、数羽が逃げ出しそれらが繁殖しまくって今に至ります。

西オーストラリア州はオーストラリアの中でも特に自然が豊かで固有種が多いのですが、この地にいるべきではないワライカワセミが固有種を食べてしまい、生態系を壊しているのが現状です。

そのため、西オーストラリア州でワライカワセミを見ると、地元の人(特にファーマーや自然保護者)は嫌な顔をします。

なんなら銃で脅して、家の周りに寄せ付けないようにしたりする人もいるくらいです。

自然に対して厳しい考えをもつオーストラリア人ならではの行動だと思います。

 

これを書いている今も遠くでヤツらが笑っている・・・

イラっ💢!