ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【口唇ヘルペス】特効薬バラシクロビルを破格値でオーストラリアで大量入手!日本ではとんでもない医者が大量処方してくれましたが・・・


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

以前、口唇ヘルペスの薬について書きました。

この記事では、日本で処方されてきた薬とオーストラリアの薬局で勧められて買った薬について書きましたが、このあとGP(かかりつけの医者)に診てもらう機会がありました。

そして、処方箋を書いてもらってまさかのバラシクロビルを大量に購入できました!しかも日本よりも破格の値段で!!

バルトレックスとバラシクロビルの違い

本題に入る前に、前回からバルトレックスと言ったりバラシクロビルと言ったりしているので、ここで違いに触れておきます。

バルトレックスとバラシクロビルは同じ有効成分・品質・効き目・安全性でできており、同じものと言えます。

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バルトレックスは新薬(先発品)として開発されたもので、いわばオリジナルです。

バルトレックスの誕生から特許期間が過ぎて同じように作られた薬(後発品)がバラシクロビルなのです。 

後発品は先発品の真似をすればできるので、研究開発費用がかからないがゆえ同じ成分でも安く買えるのです。

これがジェネリック医薬品ってやつです。

つまり、バルトレックスとバラシクロビルは同じものですが、バラシクロビルは後発品なのでバルトレックスに比べると安めに買うことができます。

オーストラリアのかかりつけ医師にて

日本だと体の調子が悪いと部位に合わせて内科や外科、耳鼻科、眼科、皮膚科などの専門医院に行きますが、オーストラリアではまずかかりつけの医師に行きます。

この医師をGPと言いますが、ものすごく専門的な分野のことになるとGPは専門医の紹介状を書いてくれますが、大抵のことはGPがカバーします。

私はめったに風邪をひいたり体調を崩すタイプでは無いので、医者に行くことがありません。しかし、年に1回は定期検診と血液検査のためにGPへ行っています。

その定期検診を先月やってきました。

ちょうど口唇ヘルペスの記事を書き終えた頃だったので、GPに口唇ヘルペスの飲み薬が欲しいと相談してみたところ、これまでの口唇ヘルペス歴について聞かれ、じゃあバラシクロビル多めに出しとくわ!とサラサラっと処方箋を書いてくれました。

私からバラシクロビルが欲しいとは言いませんでしたが、やはり口唇ヘルペスと言えばオーストラリアでもバラシクロビルが有名なようです。

処方箋を持って薬局で出されたのがこちら。

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な、なんと42錠!!

し、しかも驚くことに30ドル!!

30ドルって約2550円です。

日本では有り得ない破格の値段です!!

あまりの嬉しさに薬局で笑ってしまいました♪

オーストラリアでの処方量は、1回1錠、1日3回、3日間の服用です。

※日本だと1回1錠、1日2回、5日間の服用

ちなみに、薬剤師に確認したところ処方箋なしではこの量は買えません。

処方箋なしで口唇ヘルペスの飲み薬を買うとなると、以前紹介した一発で治すこれ(ファムビル)になるそうです。

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しかし、これは3錠しか入っていなくて15ドルちょいでした。

これを買ったときは、やっぱバラシクロビル類は高いよな~と思って仕方がないという感じで払いましたが、処方箋を持ってバラシクロビルを買うとめちゃめちゃ安くなります!

日本でバラシクロビルを大量購入するには

バラシクロビルは口唇ヘルペスによく効きますが、ヘルペスになってから飲むのでは遅いのが難点。それでも何も無いよりは効きますが。

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なる直前の唇に違和感を感じたときに飲むと効果抜群なのですが、処方箋がないと買えないうえに、日本の病院で処方されるのは口唇ヘルペスができているとき用なので次回用にと予備はくれません。

そんなバラシクロビルを日本で大量購入するとなると方法は3つ。

   ❶個人で輸入する

   ❷皮膚科をハシゴする

   ❸変な医者から大量に処方してもらう

❶については経験がないので分かりませんが、❷は日本でよくやっていました。

その❷をやっているときに、とんでもない医者に出会い❸を経験しました・・・

病名を平気で偽る医者

バラシクロビルが多めに欲しい私は、口唇ヘルペスになる度に2,3軒の皮膚科をハシゴしていました。

初診料を取られてでもバラシクロビルの処方箋が欲しかったのです。

2012年3月末には教員を退職し、カナダへの語学留学に向けて準備をしていました。準備のひとつとして常備薬を揃えていましたが、やはりどうしてもバラシクロビルが大量に欲しかったのです。

渡航までの時間が限られているので、口唇ヘルペスになってもいないのに、いつもの皮膚科2軒へ行って『唇がチクチクする』と言って処方箋を書いてもらいました。

そのときに、カナダへ長期渡航する話をして多めに処方して欲しいとお願いしましたが、それはできないと2軒とも断られました。

ならば久しぶりの3軒目へ。この3軒目は一度行ったことはありましたが、あまりにも医者の愛想が悪かったので、それ以降行っていませんでした。しかし、カナダ前に少しでも多く薬が欲しかったので行ってみることに。

医:(カルテ見たまま)今日はどうしました?

私:口唇ヘルペスができそうで。

医:(カルテ見たまま)じゃあ前と同じ薬出しますね。

ここまで、一切私の目どころか唇も見ません。薬が欲しいだけなので楽っちゃ楽ですが、ここから驚きの展開。

私:海外へ長期行くので多めに欲しいです。

医:では、帯状疱疹ということにしておいて処方箋を書きます。それだと、1回2錠、1日3回、7日間服用なので42錠です。これでいいですね?

私は呆気にとられて言葉に詰まってしまい黙っていると、カルテに色々書いてからようやく顔を上げて初めて目が合い、

医:まだ何か?

私:いえ... ありがとうございました。

と、あっさり終了しました。

大量に入手できたのは嬉しかったけど、あれだけ他の皮膚科で断られた後でのこれにはびびりました。

し・か・も、当時は地方公務員を退職したので保険を国民健康保険に切りかえている最中でして、無保険でした。

後日、国民健康保険を受け取ってから返金してくれるとのことだったので、10割負担で皮膚科巡りをしていたのです。

もう9年前のことなのではっきりとした金額は覚えていませんが、処方箋薬局にて無保険でバラシクロビル42錠を買おうとする私に、薬剤師はかなり高額になると忠告してきたくらいです。

処方箋を出してからその足でATMへ向かい、5万円ほど下ろした覚えがあります。

当時、バルトレックスに保険を使っても1錠500円ほどしたので、買ったのがどの製薬会社のバラシクロビルか覚えていませんが1錠300円くらいしたのではないかと思います。

もしそうだとすると、無保険で1錠1000円の42錠で42,000円!!

もちろん、後日保険証が届いてから薬局へ返金はしてもらいましたが、さすがに薬にこんな大金使うとは思いもしませんでした。

ちなみに、このとんでもない医者がまだ開業しているのか気になって調べてみました。すると、まだ開いていたのですが、Googleのレビュー悪すぎ!!

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どうやら、他の患者さんにも似たような態度らしいです。

このレビューは昔のではありません。悪いレビューを選んだのでもなく、最新のもの上6つ分です。やばくないですか???

私は2012年以来行っていませんが、このレビューでも持ちこたえているということは★5を付ける一定多数に支えられているのでしょうね💦

 

ということで、最後は話が脱線しましたが、もしオーストラリアで口唇ヘルペスに悩み、バラシクロビルが大量に欲しいという方がいましたら、是非GPに相談してみましょう!