こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
口唇ヘルペスでお悩みの人って、結構多いのではないでしょうか?
私もその一人です。
実は先々週金曜日の発症してしまってかなりブルー(死語?!)になってしまいました。
というのも、日本から持ってきた薬がなくなってしまい、こちらで買おうにも半径90km圏内にある3つの薬局は土日は閉まっているし、街までは150kmあるし・・・という状況でして。
結果的には発症から4日後に150km離れた街で薬を買えましたが、オーストラリアと日本の薬の処方量の違いにビックリ!!!
それらの経験やTwitterで教えてもらった情報などを混じえて、今回は口唇ヘルペスについて書いていきます。
※あくまで私の経験や聞いた話なので、薬については専門家へ相談してから使ってください。
口唇ヘルペスとは
唇の周りにプツプツとした水疱ができる感染症の病気。
単純ヘルペスウイルスいうウイルスの感染が原因で、一度かかるとウイルスは体内に潜伏して免疫力が落ちたときなどに再発を繰り返す厄介な病気です。
更なる詳しいことは『口唇ヘルペス』でGoogle検索してトップに出てくるこちらをご覧ください。実物写真も載っています↓
私の場合
水泡は最終的には潰れて瘡蓋になって治りますが、私の場合は跡形もなく消えるまでに2週間以上かかります。
というのも、私の場合は上唇にできるので瘡蓋ができてもあくびなどで大きな口を開けると瘡蓋が破れて出血を繰り返してしまうのです。
見た目にも不恰好だし、とにかく完治するまでの2週間はとっても憂鬱になります。
そのため、何がなんでも阻止したい口唇ヘルペスなのですが、実は水疱ができる直前には患部にチクチク・ムズムズとした違和感を感じます。
この時点で飲み薬で対応策すると、水泡のできはかなりマシになるのです。
私が日本で処方されてきた口唇ヘルペスの薬
塗り薬と飲み薬を処方されてきましたが、私には塗り薬には効果があるとは思えなかったので、飲み薬だけ紹介します。
バルトレックス錠500/バラシクロビル500mg
製薬会社によって呼び名が変わるようですが、成分はバラシクロビル塩酸塩が500mg入ったもので同じです。
初めて処方してもらったものがバルトレックス錠500で感動するほどの効果があったので、それ以降は別名のものをもらってもバルトレックスと呼んでいます。
これを1回1錠(500mg)を1日2回、5日間ほど飲みます。
私にとっては神のような薬バルトレックス。
患部に違和感を感じたときに、私はこれを飲むと効果てきめん!
薬なしでは完治に2週間以上かかるところが、この薬を初期段階で飲み始めると水疱がほとんどできません。飲むのがちょっと遅れても1週間あれば完治します。しかも瘡蓋→出血の工程がないのでストレスも少なくすみます。
ただし、この薬が最も効くのは水泡ができる前に飲んだときです。水疱ができてからだと効きが弱くなるため、早ければ早い方がいいのです。
すなわち常備薬として持ち歩きたいのですが問題がひとつ。
実はこの薬は医師による処方箋が必要なので、毎度皮膚科に行かないといけません。皮膚科では次回用にと多めにくれるわけでもありません。
そのため、これを少しでも多く集めるがために皮膚科を何件もハシゴしたこともあるくらいです!
ちなみに、医薬情報QLifeProの口唇ヘルペスに処方される薬剤ランキングを見てみると、バルトレックス様が1位です👏
第4位にファムビル250mgとやらが入っていますが、それ以外はバラシクロビルが続いていますね!
今回口唇ヘルペスのムズムズを感じ始めたときには日本から持ってきたバルトレックスが見つからず諦めていましたが、半日後にいつのか分からないほど古いバルトレックスを2錠だけ発見!
あまりの古さに輪ゴムが溶けて張り付いてる・・・
金曜のうちに時間をあけて2錠飲みましたが、土曜の朝には水泡ができてしまいました。
本当ならばすぐに薬局にでも行って薬を買いたかったのですが、どこに行くにも遠いので次の買い物の火曜日まで安静にして待ちました。
火曜日までに水泡が増えるものの、古いバルトレックスが効いたのかそれほど悪化することなく済みました。
オーストラリアの薬局で勧められて買った薬
薬局で薬剤師に勧められて買ったものは2つ。
塗り薬:COLD SORE CREAM
英語で口唇ヘルペスはcold sore(コールドソァー)と言います。
日本では塗り薬に効果が感じられなかったと言いましたが、薬剤師にはここまで進行しているならば飲み薬は効かないと言われてしまいました。また、オーストラリアのならば効くかも!という期待を込めて買うことに。
アシクロビル5%で、実はこれは日本で売られているものと成分は同じようです💦
しかし、今回は効果を感じました!悪化していなかったというのが良かったのかもしれませんが、塗り始めてからの治りが早く感じました。
また、この記事の後半でアシクロビルではない別の塗り薬について言及していますが、もしかしたら日本ではそちらを使っていたのかもしれません。
とにかく、これを書いている現在ムズムズを感じてから10日経過しましたが、古いバルトレックス2錠とこのクリームでほぼ完治しました!
ただ、塗り薬が効いたのか免疫力が回復したのか、はたまた古いバルトレックスが逆に良かったのかは分かりません。そのときのコンディションによるので。
なにがともあれ、今回は塗り薬は良かったと思っています。ひとつ言うならば、塗り薬が白色なので目立つのがちょっと残念。って、私は基本的に誰にも合わない生活ですが。
今回私が買ったのはTerry White Chemmart という薬局ブランドの物を買いましたが、他社製品だと半透明のものもあるかもしれません。
飲み薬:Elovax One Dose
次に口唇ヘルペスの初期症状に気づいたとき用に飲み薬も欲しいと相談するとカウンター越しの棚から出されたのがこちら。
薬剤師には、1回に3錠飲むのよ!と何度も念を押されました。
これの成分とかも知りませんでしたが、私のアレルギー歴やら何やら聞かれてからこれを強く勧められたので購入。(ちなみに、私にはアレルギーはありません)
車に戻って箱を開けてみると、なんと3錠しか入っていないではないですか!!この3錠を1回に全て飲んで治すってどーゆーこと?!っと気になって調べてみると・・・
この薬はファムシクロビル500mgが3錠入ってるんです。すなわち1回で1500mg飲めってことです。
で、ファムシクロビルってどっかで聞いたような・・・と思っていたら、これは口唇ヘルペス処方薬ランキング4位のファムビルのことでした。
ただし日本のファムビルは250mgなのに対し、オーストラリアのは500mg。しかも一気にこれを3錠飲めと言うのです。
ちょっと怖くなって日本の処方量を確認してみると、https://www.miyata-hifuka.com/for_adult/herpes.html
からこんな情報を発見。
日本ならば、ファムビルは250mgを1日3回服用なのです。
1日で750mgのところを、オーストラリアだと1回で1500mgとかヤバない?!と思っていたら、少し下に『PITファムビル』というのがあり、そこには1回4錠(1000mg)を1日2回で1日間のみとのこと。
もう少し詳しく調べてみると、短期集中で治療したい場合はファムビルに関してはこのような服用が認められているようです。
それでも日本だと1回1000mgを2回で終了に対し、オーストラリアだと1回1500mgで終了という違い。
私は3錠しか持ってないのでどうしよう。。。
これは次回用なのでまだ効果は分かりませんが、とりあえず無難に1回目に1000mg、2回目500mgにしようかなぁと考えています。
ちなみに、オーストラリアではこちらの薬は薬剤師による処方薬になりますので、スーパーでは買えません。薬局でもカウンター越しの棚にある商品でした。
ツイッターで教えてもらったオーストラリアの薬やサプリ
やばい・・・#口唇ヘルペス ができる予感がする😱これ、ヘルペス持ちの人ならば分かると思うけど、幹部がチクチクムズムズするの😰
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2021年5月14日
日本にいる時は年3,4回なってたから医者から貰った抗ウイルス薬で事前に防げたけど、今持ってなーい😭
すなわち2週間はヘルペスとのお付き合い決定😭めっちゃ辛い😫
口唇ヘルペスに気づいたときにバルトレックスが見つからずツイートをしたら、情報が舞い込んできました!ツイッターって本当に便利で大好きです♡
リジン(Lysine)
初期段階のムズムズを感じたらLysineが効くよ!と教えていただいたときはそういう名前の製品だと思っていましたが、アミノ酸の一種であるリジンのサプリメントのことでした。
サプリメントなのでスーパーなどでも気軽に購入できるようです♪ちなみに英語ではライシンと発音しますので気を付けて!
薬ではないので日頃から飲めるってのがいいですよね。
サプリメントよりもリジンの多く含まれる食べ物の方がいいという場合には、
必須アミノ酸【リジン】でトップに自信を! | アイドラッグストアー
によると次の食べ物がいいようです。
肉や魚介類、牛乳やチーズなどの乳製品、納豆や豆腐などの大豆製品、インゲン豆や黒豆などの豆類に多く含まれています。
小麦や米、とうもろこしなどの穀類にはあまり含まれていません。
さらなる詳しいことはこちらをご覧ください。
ゾビラックス(Zovirax)
これも効くよ!と情報いただきました。
実はこれもアシクロビル5%の塗り薬なので、私の買った塗り薬と同じ成分です。
こちらもスーパーで買えるようです。
アシクロビル5%なので日本で買うとなると、上で紹介したアクチビアと同じになりますが、ゾビラックス軟膏という名前でも存在します。
ちなみに、日本では軟膏だとアラセナというものがメジャーかと思いますが、アラセナの成分はビダラビン3%なので、口唇ヘルペスの抗ウイルス薬としての括りは同じでも、アシクロビル5%のものとは違うものになります。
おわりに
口唇ヘルペスは不治の病なので本当に厄介で、かかった人にしか分からない憂鬱さがあります。
日本で教師をしているときは2,3ヶ月に1回は発症しており、本当に嫌でした。
長年悩まされたのち、バルトレックス様に出会ったときの感動の大きかったこと!
今回久しぶりに口唇ヘルペスを発症して、私のように口唇ヘルペスで悩む人に少しでも情報共有ができればと思って記事にしました。
ただし、これは専門家ではない私の経験談です。
薬を使う前は必ず専門家へ相談してください。(オンライン販売リンクを貼ったもののうち、薬の場合は購入前に薬剤師から質問がありその確認後に発送になるようです。)
また、口唇ヘルペスに初めてかかったかもという場合は医師からの診断を受けましょう。お初の人には薬局でも薬は出せません。
さぁ、今日から久しぶりに旦那氏にチューできます♡
口唇ヘルペス中はうつしてはいけないので、タオルや食器の共同使用なども避けないといけないのです。
目の前に旦那氏がいるのにキスできないなんて、ただでさえ口唇ヘルペスで憂鬱なのにそれに追い打ちをかけるように辛いです。
やはり健康第一ですね!