こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
前回記事の18人が滞在中に起きたある出来事で、日本のレンタカー屋と大揉めしたことを思い出しました。
土曜のオフロードで車に傷が付きまくった親族が、このまま帰ったら嫁に殺されると言うので、帰る寸前に車をポリッシュした🚙✨
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2021年3月1日
4WDに乗ってるならこんな傷で文句言うなという人が多数やけど、どうやらここの嫁さんは違うらしい
そういえうちの旦那は日本のレンタカー屋と傷で大喧嘩した事あったなー🤭 https://t.co/CscWeTiv9f pic.twitter.com/NJtqGBPGNW
上のTwitterにあるように、ビーチへ行くときに茂みの中を走行したので車に引っかき傷がたくさんついてしまいました。
傷とはいっても木の枝でついたものなので深いものではありません。
日頃から4WDを乗り回す旦那氏からしたら、こんなものは傷のうちには入りません。ポリッシュしたら消えるさ!が口癖の人なのです。
で、親族の車には実際にポリッシュしてあげたら完璧とまでは言いませんが、気にならないほどはキレイになりました。むしろ来たときよりもキレイなくらい!
そしてポリッシュの手伝いをしながら日本で起こした私の事故を思い出しました・・・
レンタカーで物損事故
もう5年ほど前のこと。
旦那氏と日本へ一時帰国しているときにレンタカーの軽バンを借りて、大阪⇔鹿児島を下道で旅したりしていました。
借りた車はピカピカというわけではなく傷や凹みが見られるような感じでしたが、なんと言っても安くて国際免許でも運転可、1カ月の3000kmまでは追加料金がかからないというのが魅力でここに決めました。
レンタカーを借りたことがある人ならばわかると思いますが、任意でホケンに加入することが出来ます。
レンタカー屋は全ての車両に保険をかけていますが、その保険を使うとなったときの免責費用がゼロになるのがホケンです。
1カ月レンタルしたのでホケン代は5000円くらいだったと思いますが、海外旅行保険に入ってきたし、これまで事故とか起こしたことないし大丈夫やろうということで入りませんでした。
車返却の数日前のこと。
旦那氏が乗っていない状況で私が事故を起こしてしまいました。
タクシーの後で信号待ちをしていたところ、助手席にいた友だちの方を向いて話しているうちに信号が青になったのでタクシーが出発したと思い、アクセルを踏んだらまだ出発していないタクシーに突っ込んでしまったというものです。
突っ込むといっても小突いた程度なのでケガ人は無く、タクシーのバックライトが少し割れてしまった程度でした。
今思えばこうやって冷静に書けますが、当初は人生で初めて事故を起こした私の頭は真っ白。
タクシー運転手がとても冷静な人だったので、警察を呼ぶことや連絡先の交換、運転に対する諭し、私は警察とのやり取りがあったので友だちを乗せて帰ってくれました。
肝心のレンタカーの破損状態は全くと言っていいほど何もなっていません。
事故が夜だったので、翌朝に確認すると少し傷はあるかなぁ。。。という程度でした。もともと借りている車自体に傷や凹みがあるので、むしろそれに比べたら気にならないような感じでした。旦那氏からしたら、こんなの傷のうちに入らんし、気になるならポリッシュすれば消えるさ!とのこと。
とは言え事故を起こしたのは私ですし、タクシーの修理もあるのでレンタカー屋に連絡。
契約書にある通りタクシーの修理代の保険の対物保障保険の免責額が5万円、レンタカーの修理代は最低でも2万円だけど見てみないと分からないと言われました。
タクシーのバックライトの修理代が5万円以下ならば直で払った方が安いのでとタクシー会社に連絡したところ、修理代18万円!!絶対に余分なところ修理したんだろうな~と思いながらも、事故ったのは私なので何も言えず。
これで、対物保障の免責5万円が確定。
レンタカー屋には旦那氏と行きましたが、当り前ですがレンタカー屋はこの傷をかなり指摘してきました。
旦那氏はまったく日本語が出来ず、レンタカー屋は英語が分からないので私が通訳係です。
レンタカー屋が、これはちょっと修理しないとダメですねぇ・・・と言うと、
旦那氏は、こんなのポリッシュすれば消えるさ!の返し。
すると、これはポリッシュで消える傷ではないですよ・・・とレンタカー屋が言えば、
もちろん旦那氏は、こんなのポリッシュすれば消えるさ!の返し。
このやり取りが永遠と続きました。
修理代というのが1パネルあたり2万円の計算らしく、2パネルが損傷しているというのです。事故の状況から見て2パネルはおかしいのですが、事故を起こしたのは私なのであまり強くは出れませんでした。
すると、旦那氏がついにキレて
You are f**king theif!!
と、ボンネットを叩いて叫びました。
これ直訳すると『お前はクソ泥棒だ!』みたいな感じになりますが、さすがにこれは通訳できません。
とにかく事故を起こしたのは私なので、申し訳ない気持ちが大きくて。。。
それでもレンタカー屋は、何て言ってはるんですか?
と呑気に聞いてくるので、納得いかないと言っています・・・としか言えませんでした。
You are f**king theif!!
何言ってはるんですか?
You are f**king theif!!
僕、英語分かりません。
You are f**king theif!!
困ったなぁ~
You are f**king theif!!
そうですかぁ~、では1パネルだけでいいです。
っと、まさか向こうが折れました。
それでも旦那氏は納得いかないようでしたが、ここは私が説得して1パネル代を払うことに。
車両修理代の2万円も確定。
これで終わるのかと思いきや、ノンオペレーションチャージ(略してNOC)代として2万円請求されました。
このNOCとは、その車両を修理している間の休業補償として修理の大小関わらず請求されるものです。ペット不可の車や禁煙車でのルール違反でもこれは適用されます。
ということで、NOCの2万円も確定。
これを旦那氏に説明すると
You are f**king theif!!
また始まってしまいました。
でも、全て契約書に書かれていることなので仕方ありません。
ただ旦那氏が怒っていたのは、それぞれの傷の付けられた車から修理代とNOCを取って修理しているというならば、貸し出す車はもっときれいであるべきだと言うのです。どうせ修理代とNOCという名目で最低でも4万円取ったところで、修理にも出す気はないんだろ!という気持ちがYou are f**king theif!!として出てきたそうです。
たしかにそうだと思います。
借りた車には傷が多かったし、車内清掃も適当で肘掛けの収納スペースからはマクドナルドのテイクアウトのゴミがパンパンに入っていたりしました。
でも、事故を起こしたのは私なので何も言えません。
ということで、最終的には
対物保障の免責・・・5万円
事故車の修理代・・・2万円
NOC・・・・・・・・2万円
合計で9万円の支払いとなりました💰💰💰
この9万円は海外旅行保険が免責500ドル(4,8000円)くらいで全て負担してくれましたが、これ以降レンタカーを借りる際には必ずホケンに入ることにしています。もちろん同じ店には行っていません。
あとにも先にも旦那氏が人に向かってこんな暴言を吐いた姿は見たことがありません。
よっぽど腹が立ったのでしょう。
でも、NOCって本当になんなんでしょう?
休業補償という理屈は理解できるのですが、だったらなぜ修理もせず傷のついた車がレンタカーとして貸し出されるのでしょうか?
そもそも、1パネルあたり2万円の修理代も本当に修理に使われているのか疑問です。
傷だらけの車を貸されると、ただそういうとこでお金稼いでるだけでしょっと思われても仕方ないと思います。