こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
日本語でも右とか左とか手前とか奥とかの『位置関係』を説明するのもされるのも苦手な私ですが、これが英語になるとさらにパッパラパーになってしまいます。
これは英語が悪いのか、私の感覚が間違っているのか定かではありませんが、みなさんはどう思われるでしょうか?
手前・正面と奥
英語で正面はフロント(front)、奥はバック(back)です。
種蒔き用の機械にオーツ麦を入れた時のこと。
トラクターに接続して使うものですが、後方のシルバーの箱に種(今回ならばオーツ麦)を入れます。
箱の中は前後に二つに分かれており、2種類の種や種と肥料を一気に蒔くことも可能です。
種を入れるときは、オーガ(auger)と言う先端にドリルのような螺旋状のものが付いている筒みたいなのでモーターの力で種を吸い上げて入れます。
説明がかなり下手くそですみません。オーガってこんなのです↓
右のサイロに入った穀物(オレンジの点)をトラックへ移したり、逆にトラックからサイロへ、はたまたトラクターからトラックへなどとにかく細かい粒子を大量に移動させるための道具です。
我が家の種蒔き機械にオーツ麦を入れるときのこと。
旦那氏が機械をバックしてオーガに近づけました。
※赤いのをオーガだと思ってください。
旦那氏は2つある種入れの『フロント』部分に種を入れたいと言ったので、オーガがフロント部分にきたらストップサインを送るのが私の仕事。
ここで問題です!
みなさんにとって『フロント』は①、②どっち?
バックを誘導した時の私の立ち位置は紫人間です。足場が付いているので、種蒔き機械の箱の中を覗けるようになっています。
※赤いのはオーガです
※トラクターは通常青矢印の方向に進みます
では、正解の発表!
正解は・・・
②です!
うっそーん💦
って思いました。
私は①をフロントだと思っていたのでオーガが①に来たときにストップサインを送り、トラクターから出てきた旦那氏がオーガの位置を見て『フロントに入れたいって言ったやん!』ってちょっと怒っていました。
私の言い分
私にとって『フロント』は『私から見て手前』と解釈していたので、箱の正面に立っている私の近くの①がフロントだと思ったのです。
しかし、旦那氏に言わせると機械の進む方向から考えて②が正面でフロント、①が奥でバックだと言うことです。
私は正面と手前がごっちゃになっていましたが、
front だけだとその物の正面を指し、
in front of ~だと、~の正面を指します。
でもGoogle翻訳機で『正面と手前』を翻訳すると『Front and front』になります。
ややこしや~~~
内側と外側
英語で内側はインサイド(inside)、外側はアウトサイド(outside)です。
ちょっと大きな街に行くと旦那氏が運転し、私が助手席に座ります。
街だと片側2車線が普通です。
オーストラリアは日本と同じく左側通行の右ハンドル社会です。
小さな脇道から信号無しの大きな2車線道路へ右折で入るときは、助手席の私は左側から来る車を見て車線の空いているチャンスを伝えるのが私の仕事。
私たちは🙂マークのポジョンで停車しており、私は助手席(左側)に座って左側を見ています。
旦那氏は右側から来る車を確認し、私は左側だけを確認し入れそうな隙間があれば『クリア!』と言って空いていることを旦那氏に伝えるのが仕事。
※英語で車が横から来ていない状態を『クリア(clear)』と言います。
旦那氏の見る右側もクリアならば一気に右折しますが、このときインサイド(内側)とアウトサイド(外側)のどっちがクリアなのかも伝えないといけません。
ここで問題です!
みなさんにとって②はインサイド、アウトサイドどっち?
上の状況だと『②クリア!』と言いますが、右側の車が通り過ぎてから『まだクリア?』と聞かれて、まだクリアならば『まだ②クリア!』となり一気に②へ右折します。
さぁ、②はインサイドなのかアウトサイドなのか。。。
では、正解の発表!
正解は・・・
アウトサイドです!
これまたビックリしました💦
もう一度道路状況を見てみましょう。
私は中央分離帯に近い方がインサイド(内側)と思っていましたが、実はこれアウトサイド(外側)なんです。そして①がインサイドになります。
何故かというと、日本と同じく左側通行のオーストラリアでは基本的に①は走行車線、②は追い越し車線です。追い越しはいつも外からするものなので、②がアウトサイドになります。
これを元に考えると次の③、④はどうでしょう?
左側通行なので④が走行車線でインサイド、③が追い越し車線でアウトサイドになります!
理屈はわかるんですが、私としてはどうも中央分離帯に近い方がインサイドな感じがするので、いつも言う前に頭の中で確認しないと間違った方を言ってしまいます💦
そもそも、この間違いを知るまで2車線はただの2車線と思っており、走行と追い越し車線に分けられているとは知りませんでした。
追い越しもせず、無駄に右側の追い越し車線を走っているとペナルティーを受けることもあるそうです。
遅い車が右側を走っていると旦那氏はイラつくことが多いです💦
日本だと高速や『追越車線』の看板があるところだけ適用かと思っていましたが、実は日本でも同じだそうですよ!
最も右側の車線は追越しをする場合、右折する場合、道路が分岐・合流する場合、特に標識による指示がある場合等にのみ通行ができる車線である(道路交通法第20条)。追越しが終わった車両は速やかに左側の車線に移動しなければならない。
追越しが終わった後も追越車線を通行した場合、通行帯違反の取締りを受ける場合がある。取締りは高速道路でよく行われるが、通行帯違反に高速道路と一般道路の区別は無いため、片側二車線以上の一般道路においても同様である。
追越車線 - Wikipediaより抜粋
知らんかった。。。
免許取ったときに勉強しているはずですが、もう20年前の話やしね・・・
ということで、以上が私が勘違いしやすい英語でした!