ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【レシピ】砂糖無使用・カボチャ大量消費のカボチャスコーン🎃 あるオージー家庭の伝統レシピをアレンジしてみた!


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

私はコロナ禍に2kg痩せたのですが、これは手作りお菓子ばかり食べていたせいかと思っています。

コロナ禍ではヘビロテで作っていたお菓子が3つあります!

ひとつはカボチャプリン♡

もうひとつはレアチーズケーキ♡

www.naiveme.net

 

この2つは生クリームを使うので、いつも600mlの生クリームを買う私は生クリームを開封するとこの2つを1週間おきに作っている感じです。

そして、最後のヘビロテお菓子はカボチャスコーン♡

スコーンというとパサパサしたイメージがありましたが、これはしっとりしていてカボチャの甘みも味わえて飽きのこない美味しさです!

これは近所の人から家族代々伝わるレシピを教えてもらったものですが、色々と不具合があったので私バージョンにアレンジしてみました!

もとのレシピの不具合

もとのレシピはこちら↓

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単位の違い

現在のオーストラリアでは日本と同じく重さはグラム、長さはメートル、かさはリットルを使いますが、1970年より前は重さはパウンド(lb)、長さはインチ(in)、かさはオンス(oz)だったそうです。

そのため、今も名残で使うことがたまにあり、このレシピにもバターにozが使われています。

また材料を重さよりも体積(カップ)で表すことも多く、そのうえオーストラリアの1カップは250mlなので、日本人には分かりにくい💦

さすが家族代々伝わるだけのレシピであり、色んな単位が混ざったレシピなので、全てグラム表記にしてみました。

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砂糖よりハチミツ派 ~糖分カット~

砂糖よりもハチミツ派なのでそこもアレンジ。

近所の養蜂家が上質な純正ハチミツをよくくれてハチミツが余るほどあるので、料理やお菓子作りによく使っています。

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また、元のレシピでは砂糖が1/2カップすなわち100gとなっていますが、糖分は半量以下にしました。こっちのほうが、カボチャの味を楽しめます。

セルフレイジングフラワー

オーストラリアをはじめ、欧米では一般的なセルフレイジングフラワー。

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ベーキングパウダー入りの小麦粉のことです。

日本ではなかなか手に入らないと思うので、小麦粉とベーキングパウダーで代用できる情報を見つけました!

英語でレシピを読む! ~食材 01:セルフレイジング・フラワー~ : イギリスの食、イギリスの料理&菓子

 

 

その他にも元のレシピには紙カップを使うことやかぼちゃの水気を取ることなどの注意もありますが、いろいろ試した結果(かれこれ10回くらい?)簡単にできるレシピが出来たので、みなさんにシェアします!

私アレンジのカボチャスコーンのレシピ

量はきっちりじゃなくても大丈夫👍

材料(約10個分)

  • カボチャ(種と皮を取ったもの):270~350g
  • セルフレイジングフラワー:280~300g

※セルフレイジングフラワーがない場合は小麦粉300gにベーキングパウダー小さじ3を混ぜる

  • バター:55~60g
  • ハチミツ:30~50g

※ハチミツが無いなら砂糖を45~80g

  • 卵:1個

作り方

始める前に、オーブンを220℃で温める。

①カボチャをレンチン

5mmくらいに切ったカボチャを電子レンジでチンしてマッシュ出来るくらい柔らかくする。

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私の場合は蒸し器に入れて550Wの電子レンジで7分ですが、時間は各ご家庭のレンジで調整してください。

②カボチャをマッシュして冷ます

レンチンしたカボチャをマッシュします。

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きめ細かさはお好みで。ゴロゴロしたかぼちゃ入りがいいならば、マッシュはほどほどに。

ザルに上げて15分くらい冷まします。

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カボチャによっては水分が多いものがあったりするので、このときに余分な水分がザルから抜けていきます。

③溶かしバターとハチミツ(砂糖)を混ぜる

室温に戻したバターをクリーム状に混ぜる。

とか言いつつ、現実はいつも室温に戻し忘れているのでレンチンで液状になってしまいますが特に問題は感じていません!

溶けたバターにハチミツもしくは砂糖を入れてよく混ぜる。

④卵を入れる

よく混ざった③に卵を割入れて、さらによく混ぜる。

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⑤小麦粉をふるい入れる

セルフレイジングフラワーもしくは小麦粉とベーキングパウダーが混ざったものを、ふるいを使って④に入れる。

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⑥カボチャを入れてよく混ぜる

小麦粉を混ぜる前にカボチャも投入!

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しゃもじで切るようにしてよく混ぜる。

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↑ボウルに張り付かないくらいがいい具合です。カボチャに水分が多いとべちゃべちゃになって型が抜きずらくなるので、その場合は少しだけ小麦粉を足してみてください。

⑦型で抜いていく

小麦粉を撒いた作業台の上に生地をのせ、生地の上にも小麦粉をふる。

厚さ2~3cmになるように手で整える。

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直径5~6cmの型で抜いて、クッキングシートを敷いた天板に間を開けて並べる。

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毎回量が適当なのでこの日は9個できましたが、あるときは12個できたりします。

⑧オーブンで焼く

220℃の余熱が完了したオーブンで10~15分焼いてできあがり!

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この黄色さがたまらなくかわいい💛インスタ映えするはず!(←したことないけど。)

私のレシピではかなり甘さ控えめなので、これにバターやクリーム、ハチミツ、ジャムを塗っても美味しいよ♡

※元の伝統レシピでは砂糖は倍の量(100g)になっています。

採れすぎて困っているカボチャ・・・

カボチャプリンとカボチャスコーンの記事をアップしているので、大のカボチャ好きのよう見えますが、実はカボチャが採れすぎて困っているんです💦

もちろんカボチャは好きなのですが、今年の2月から大量に採れてしまい近所にもたくさん配っていますが、それでも消費しきれていません。

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↑こちら7/13現在のカボチャのストックですが、この中にまだ4月に収穫したものもあります。(日陰の涼しいところで保管すると、半年くらい持ちます!)

ひとつひとつもけっこう大きくて、1玉消費するにも5食ほどかかります。

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切ってみると熟されていなかったものがあったりして、その場合はヤギにプレゼント🎁

 

少しでも飽きずに美味しくカボチャをいただこうと、カボチャプリンやスープ、そしてスコーンにたどり着きました。

カボチャのおかげか、コロナ期の旦那氏の体調不良を除いてこの冬は風邪知らずです!!

これからも、更なるカボチャ大量消費レシピに挑戦してみたいと思います🎃

もしおすすめレシピありましたら教えてください🙂