ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

我が家は樹齢100年のユーカリが満開中◎養蜂はじめました!


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

日本の家族や友人から桜が満開の写真が送られてきては、日本を懐かしんでいます。

しかし、現在秋のオーストラリアではいくつかのユーカリの花が満開です◎

これがまた、桜とは違った雰囲気でいいんですよ~

我が家のレッドガムツリー自慢

我が家には色んなユーカリがたくさん生えていますが、なかでも自慢なのが家の前に生える樹齢100年は超えているレッドガムというユーカリ。

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木の下から見上げると・・・

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神々しいでしょ!!

そんなレッドガムが4月現在満開を迎えており、現在はこんな姿です。

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ユーカリの花はとても特徴的で、細かい繊維のような花びらをしています。

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蜜が多いようで、ミツバチや鳥にも人気です。

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そんな我が家の癒しの風景の一部であるこの木と夕日とのショットなんて美しすぎます。

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昔ここを訪れた学者によると、本来ならばこの木はオーストラリア西海岸のものであり、おそらく穀物輸送の際に種が紛れてここまで運ばれてきた可能性が高いとのこと。

この樹齢ならばもっと大きくてもいいのですが、ここは西海岸に比べ降水量が少ないので小さめだそうです。

それでも圧巻の存在感のレッドガムです!

養蜂はじめました

2020年の兼業農家ライフ5大ニュースのときに少し触れていますが、実は昨年3月から我が家で養蜂を始めています。

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とは言っても、私たちが養蜂をしているわけではなく、養蜂家に巣箱を置かせてあげているだけです。

このやり取りにはお金は発生せず、養蜂家からはお礼にと大量の非加熱の生ハチミツがもらえます!ハチミツ好きならばわかると思いますが、オーストラリアの、しかも西オーストラリア州の生はちみつは上質で高価なものです♡

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この手付かずの自然が多く残るこのエリアでは、このように土地の提供だけというのは結構一般的です。このエリアのユーカリの満開時期は3月頃からなので、この時期になるとパースやアルバニーといった大きな街の養蜂家がこぞってやってきます。

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↑我が家にも偵察に来た養蜂家がいましたが、その年は干ばつで花の付きがよくないとの事で巣箱を置くには至りませんでした。

しかし、それから数週間後に知人の紹介で是非うちで養蜂をしたいという養蜂家が来ました。

ここの養蜂は近年始めたローカルを拠点とした小さなもので、年中を通して養蜂をしたいというものでした。

私たちとしては都合のいい季節にだけ遠方からやって来てハチミツを採取されるよりも、ローカルビジネスを支えたいので快諾。

ということで、昨年3月からファームの3箇所に巣箱を置いています。

月数回は養蜂家が巣箱を確認しに来て様子を教えてくれます。

ハチミツもたくさんもらえます😋

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この1年で30kgはもらったと思います。

だから私のレシピでは砂糖ではなくハチミツをよく使うのです。

年中もらえるハチミツは季節によって違う味なので毎回楽しみです♪

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この白いのは菜の花のハチミツです!とてもクリーミーで菜の花の匂いがするので好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。

 

そんな季節のハチミツを扱っているローカル養蜂ビジネスは大当たりをして現在急成長中です!

どうやら、コロナ禍で鎖国中のオーストラリアでは国内旅行が盛んなので、キャンプや海好きに人気なこのエリアを訪れた人が結構買っていくようです。

干ばつが終わり花の数も増えると同時にハチミツの採れる量もかなり増えたようで、最近は量が多すぎるためパースでハチミツを搾っています。

それと並行して、ちゃんとした工程を経て搾られたハチミツとしての認可を取得中らしく、それが取れたら輸出もできるんですって!!

ということで、上手くいけば我がファームエリアで採れたハチミツが日本に出回る日も近いかも~♪

※これはうちのファームだけでなく、このエリアの他の農場にも巣箱は置かれているので『このエリア』のハチミツになります。

輸出される時がきたら、またブログでお知らせしますね!