ナイーブなMEは兼業農家

ワーホリ中に国際結婚、現在は西オーストラリア州で兼業農家。私の経験や驚きを様々なジャンルで紹介!

オーストラリアの薪ストーブと薪事情


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

干ばつを救った雨が降ったことを記事にしてから、書くことに対して少し燃え尽き症候群のようになっていましたが、再燃させたく今日は薪ストーブネタ🔥

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日本はものすごく暑いと聞いていますが、こちら真冬でございます。

特にあの雨から一気に冬めき、寒くなってきました。

ここの冬は晴れの日だと日中で17℃くらいありますが、朝晩は10℃を切るので私の生活では薪ストーブが欠かせません!!

オーストラリアで薪ストーブは必須アイテム?!

日本もですが、オーストラリアも場所によって気候が全然違います。

8/13(木)のオーストラリア全土の天気↓

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真冬でも北部は30℃近くあります!羨ましい・・・

ざっくりいうと半分より下は薪ストーブを使った生活をしている人が多いのかと思います。

私の行動範囲は西オーストラリア州パース(1番左のPERTH)より南なのでこれには地名は載っていませんが、パースより寒いエリアです。

もちろんですが、みんながみんな薪ストーブを持っているわけではありません。田舎と都会で様子は変わります。

田舎の事情

田舎住まいの私の身の回りでは薪ストーブ所有率は高いです。

その理由には以下のことが考えられます。

気温

オーストラリアは海沿いに大都市が集中していますが、基本的に海側は寒暖の差が緩く暖かいものです。

すなわち、田舎は内陸部に多く存在し、基本的に寒暖差が激しく都会より寒いです。

ただ、海側は暖かいと言いましたが、南に行けば行くほど赤道から離れて南極へ近づくので、海側でも南部の冬は寒いです。

例えば私のファームは南極海から5kmほど離れていますが、寒い朝晩は4℃くらいまで下がります。

8/13からのファームの天気↓

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海から30kmほど離れた谷間にあるセカンドハウスだと寒い時は0℃まで下がります。

家の造り

田舎エリアは基本的に家が古い!

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見た目が綺麗なものでも断熱材が入ってなかったり隙間があったりして寒いです。そして家やリビングスペースがやたらと大きいことがあり、温めるには強い熱量が必要になります。

ライフラインの普及率

停電になることも多いので電気ばかりに頼っていられません。というか、電気が通っていないエリアもあります。

ガスに関しては大都市以外は通っていない(旦那氏に教えてもらう最近まで知りませんでした・・・)ので、ガスストーブにはガスボトルが必要になり不便です。

薪が入手しやすい

薪にできる木がゴロゴロと周りにあるので、だったら薪ストーブが経済的だよね!っということになるのです。

都市住まいの事情

これが都市住まいだと話は別です。

私の住む西オーストラリア州で都市といえば州都パース。

パースといってもかなり大きいので場所によるかとは思いますが、パースは基本的に冬でもそこまで寒くなりません。

8/13からのパースの天気↓

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そして、都会に住めば住むほど薪の調達が難しくなるので、結果的にガスや電気ストーブで事足ります。

また新しい家も多く、そうなるとセントラルヒーティング機能が付いていることも多いとか。

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そんなこんなで、『街住まいだとわざわざ薪ストーブに頼らなくてもいい生活になる』と私は分析しています。

日本で『夢』扱いの薪ストーブ事情?!

日本でも薪ストーブの人気が上がってきたと聞きますが、まだまだ値段が高いようで薪ストーブを家に設置することが『夢』である人もいるようですね。

こちらのサイトでは日本での薪ストーブや暖炉の購入+設置で最低でも80万円と説明しています。

以前、オーストラリアで新品の薪ストーブを購入+設置するならば高くても45万円は切るということを紹介しました。

そう思うと、やはり日本では倍以上するようですね。。。

ただ、日本では最も高いのが設置費なようで、その点はオーストラリアとは逆です。

オーストラリアでの薪ストーブ設置の様子を紹介しているので、興味のある人はこちらの記事をご覧ください↓

また、日本で薪ストーブを所有するとなると気になるのが薪の入手手段と値段。

先ほどのサイトでは、薪を量販店で購入するとなると1シーズン(4ヶ月)で12~18万円とされています。

やはり高額ですね。。。

量販店以外でも薪を自分で作れば安くつくようなことも紹介されていますが、日本では現実的にはなかなか難しいのかなとも思ったりします。

我が家はファーム内の木を薪として使っていますが、ファームを所有していない一般家庭ではどのようにして薪を調達しているのか。

オーストラリアの薪事情についてさらに詳しくみていきます。

私の周辺での薪事情

地域によって薪の種類や値段が違うかと思いますので、これは私の周辺での話です。

私の周辺とはファームエリア(Great Southern)とセカンドハウスのあるエリア(Southwest)周辺のことです。

※両方とも田舎です。

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薪の種類 

ファームエリアでは、レッドガム(Red gum)やマリ(Marri)、セカンドハウスエリアだとジャラ(Jarrah)がポピュラーです。

どれもユーカリの一種で非常に硬く、木の密度が濃いので手で持つと明らかに重いことが分かります。密度が濃いということは火の持続性があり、かなり高い熱量があるということです。

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ジャラはジャラハニーのジャラの木で、西オーストラリア州を代表する高級木材でもあります。

そんな高級木材になる木を薪にするんだなんてもったいないと思われがちですが、このエリアにはジャラの森があり林業が盛んなので、木材加工に適していないものや廃材などが手頃に入手出来るので薪として使われています。

薪の入手方法

❶薪を買う

これだと日本と同じですが値段が違います!

冬になるとFacebookのローカルグループやGumtreeといったオンラインフリマで販売が始まります。

その広告はこんな感じ↓

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相場としては100~170ドル、日本円にして7500円~13,000円(1ドル75円換算)。

量としては

  • 車の荷台(写真上):約1.5 x 1.6m四方
  • トレーラー(写真下):約2 x 1.5m四方

どちらも深さ40cmくらいで、トレーラーで軽トラと同じサイズくらいかと思います。

旦那氏いわく、重さで言うと500~800kgくらいかと。

もちろんこれらの薪は乾燥済みで、すでに小さく割られているものなので購入後すぐに使えます。

オンラインで販売されているとはいえ、自分で取りに行くか配達をお願いすることになるので、売買はローカルエリア内の話です。

日本でこれだけの量を買うと、いくらになるかは薪専門店の長野薪販売 南信州から全国へ-こだわりの薪専門店-|里山薪工房で見てみると・・・

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軽トラ並々一杯で約2万円。

木がナラで比重(木の密度的なもの)が0.6~0.65、軽トラ一杯が350~400kgです。

オーストラリアのジャラだと比重0.8以上なので、同じ量でも重さが変わるため、やはりオーストラリアの薪の方が安いようです。

❷自分で作る

各自治体で木を切っていいエリアが決められており、そのエリア内ならば自分で薪を集められます。

この地図だとピンク色の部分が薪回収可能エリアになります。

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ただし、薪にしていいのは既に倒れている木のみ!

死んでいる木でも倒れていなければ薪にしてはいけません。

その他、薪回収可能な期間や量なども決められています。

このエリアの人にとってチェーンソーは1家に1台ものなので原木を切るのは大したことではありませんが、それを薪ストーブに入るように薪に割る作業が大変なのです💦

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私の友人は『薪割りは生きている気がして好きだ』というタイプなので、原木を切ってきて斧で割って自分で薪を作っています。

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でも、現代では斧を使うのは少数派かと。

薪割り機という便利なものがあるので、それで割る人がほとんどです。

結果的にこれらの作業ができる環境にない人、もしくは面倒くさい場合は人から薪を買うということになります。

そもそも、火をおこしたり灰の掃除をするのが手間だと思う人は、田舎暮らしでも電気ストーブを使います。

 

以上、オーストラリアの薪ストーブ&薪事情でした!

我が家の撒き集めの様子についてはまた別の機会に紹介しますね☆