ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【家庭菜園】一年越しのパプリカの謎が解けた!お得に楽しくパプリカを育てましょう♪


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

家庭菜園が大好きな私ですが、このきっかけをくれた野菜はなんです。

当ブログを昨年から読んでいる方はご存知かもしれませんが、パプリカについて熱く語ったこともありました。

パプリカとピーマンの違いについて↓

パプリカの色付き実験について↓

今年もパプリカについて熱く語ります!

 

私とパプリカの関係

またパプリカについて語るん?!

と思う人もいるかもしれませんが、パプリカは私に家庭菜園の楽しみお得さを教えてくれた大切な野菜なのです。

ある日、スーパーで買ってきたパプリカを半分に切るとすごく種が入ってたので、何となくプランターに撒いてみたというのが事の始まり。

するとあれよあれよと育って、1年目にはプランター栽培で10鉢くらい育てました。当時はまだ移動生活中でファームにはたまにしか来なかったので、たまのファーム訪問でパプリカが採れる喜びを知りました。ただ、水やりもかなり不定期だったので、10鉢もあったのに採れたパプリカは数個程度。

2年目にはその10鉢を地植えにしたところ、急成長!調子に乗ってもっと植えてみて、この年は最終的に地植えで23株の栽培をしました。

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ただ、この時は緑パプリカがポンポン実をつけては即収穫していました。というのも、パプリカに色が付くことを知らなかったのです。

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この頃から、パプリカについて興味が出てきて色々調べ始め、【緑のパプリカ?? パプリカとピーマンについて語る。】の記事を書きました。

そして、その記事を書くうちにパプリカは緑から変色することを知り、【パプリカの色付き実験結果と更なる謎】の記事に繋がったのです。

 

うちのパプリカたちは、全てスーパーで買ってきた食べる用のパプリカから取り出した種、もしくは家庭菜園で収穫したパプリカの種から育っています。

すなわち種代ゼロ円で、年間で10kg以上のパプリカを生産してくれます。10kgのパプリカとは、5000円以上の価値があります。

お金の問題だけでなく、栄養満点で美味しいです!そしてカラフルな見た目もかわいく、料理を楽しく見せます♪

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いつものサラダに黄色が加わるとかわいく見えます💛

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今年も20株ほど植えましたが、絶好調です👍

そんなこんなで、パプリカは私に家庭菜園の楽しみとお得さを教えてくれた野菜なのです。

昨年の色付き実験とその結果から見えた課題

色付き実験の概要

色付き実験では、

パプリカは緑の実を収穫せずに放っておくと、赤→黄→オレンジになる

という仮説を検証するものでした。

オーストラリアでは緑のパプリカが1番安くて主流で、その次に赤、黄色と値段が上がります。オレンジはほとんど見かけません。

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そして実験結果は

緑から赤、緑から黄色になるだけでした。

詳しい実験の内容や経過はコチラをご覧下さい↓

 

結果から見えてきた課題

色つき実験の記事の最後には

赤パプリカから採れた種を植えれば、必ず赤が育つのか?黄色も??

私のパプリカ畑は気まぐれに植えてしまったので、どの種を植えたのか覚えていません💦

基本的にお店では緑を買い、赤や黄色はお買い得品があれば買う程度なので、基本的には緑色のパプリカの種を植えたと思うのですが・・・

 

そもそも、全てのパプリカが緑色から変色するのでしょうか?

ずっと緑のままということはありえないのか??

 

謎が深まるパプリカ。

こちらはもう夏も終わるので、また来年の実験となるでしょう。

という形で終わっています。

今年検証すべき内容は

  1. 赤パプリカの種からは赤、黄色パプリカからは黄色が採れるのか
  2. 生粋の緑のパプリカの存在は?緑のパプリカを放置すれば、絶対に変色するのか

という2点です。

 

課題の検証結果

1. 赤パプからは赤、黄パプからは黄色が採れるのか?

採れましたー!!!

今年は意識して種まきしましたが、まさに赤からは赤、黄から黄が採れました。

好きな色が黄色の私は、今年は黄色を15本、赤を5本育てました💛♥

 

2. 緑のパプリカを放置すれば必ず変色するのか?

はい!その通り!!

パプリカは多年草なので一度実がつくまで育ってしまえば生産量は落ちるものの2,3年は持ちます。

2020年1/23の2,3年目の古株ちゃん達↓

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この写真を撮ってから、日本へ一時帰国。

そして帰宅後の2020年2/8↓

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あんなにたくさんあった緑のパプリカが赤や黄色に色付いていました♥💛

残りの緑パプも、そのうち変色しました。

これまでは緑パプリカを普通に食べていましたが、今年は約30株から実が採れたので、緑を食べることなく甘味のある赤や黄色まで熟成させました。

 

まとめ

2年間に渡る私のパプリカ実験をまとめると、

  • まずは緑のパプリカがなって、その後に赤か黄色に変色する     f:id:kengyonouka:20200506171546j:image
  • 緑のまま留まることはない
  • 赤や黄色は緑よりも育てるのに時間や水、肥料がかかるため高額になる
  • 甘味は、赤>黄>緑

 

いや~、パプリカ栽培奥が深い!

みなさんも是非やってみませんか?!

日本でも姪っ子(当時8歳)とやってみましたが、普段の野菜の種から野菜が育つことに興味を示していましたよ🙂

まずは、ヨーグルトカップや食品プラスチック容器とかでいいんです。発芽して10cmくらいになればプランターを用意すればいいのです。

姪っ子とは夏にやってすぐ発芽しましたが、小さな実はなったものの冬越えが出来ずに枯れてしまったようです。

やるなら今!

残暑厳しい日本ならば、今から種まきしても大丈夫だと思います。

私のエリアでは最近の日中は20℃前後ですが、まだまだパプリカできそうですよ。冬でもスローながらに実をつけてくれることもあります。冬の朝晩は5℃を下回ることもありますが、地植えなので外に放置ですが3年間生き延びて実をつけています!

気になったら是非やってみてください!

パプリカ大好き💛♥💚

 

※追記

おそらくピーマンでもできるかと思います。

これでピーマン嫌いの子が、自分で育てたピーマンをきっかけに克服できたらいいな🙂