ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【家庭菜園】キクユ芝に負けた家庭菜園を解体!


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こんにちは☀️

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

今年も家庭菜園が絶好調!

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実はこれまで使っていた畑とは別のところで、今シーズンから新たに始めました。

解体から新設、そして育つ野菜たちの様子を2回に分けて紹介します。

今回は解体と整地、救済野菜について。

解体するにあたって

初めて家庭菜園を始めたのが2017年のこと。

つまり、この畑を7年間使ってきました。

完全無農薬の畑でしたが、これまで色んな野菜が食べきれないほどたくさーーーーーん採れてきました。

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しかし、年々問題になってきたのが雑草の存在。

普通の雑草ならばまだしも、キクユ芝という一度生えたら根絶不可能な芝が生えてきてしまいました。

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畑の底にはカーペットを敷いていましたが、その隙間や壁の下から徐々に侵入されてしまったようです。

これまで、できる範囲で一時的に芝を抜きつつ、騙しだまし家庭菜園を続けていましたが、ついに2024年8月頃には完全にお手上げ状態になりました。

ヤギを入れて食べさせていたくらいです。

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昨年11月には一時帰国を予定していたので、家庭菜園の再起動は日本から戻ってきてからと決めていたので、それまで放置。

放置だけならばまだよかったのですが、まだ何とか育っている野菜たちもあったので、それは生かしておきたく水やりだけはし続けていたので、一時帰国後の畑のキクユ芝の勢いがすごかった!

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ここまで酷いと諦めもつきます。

別の場所に新しく畑を新設することを決めて、芝だらけの畑を解体することにしました。

解体作業の様子

まずは畑の周りの壁を剥がすと・・・

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近寄ってみるとこんな感じ↓

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びっしりとキクユ芝が生えています。

これを重機でひたすら解体していきます。

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解体された畑の欠片たちはヤギエリアに持っていき、ヤギに食べさせました。

畑は2面あったので、全部撤去するのに3日ほどかかりました。

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解体後の整地

畑のあったエリアは重機で削られ、芝があったエリアは重機で何往復も通ったのでぐちゃぐちゃになってしまいました。

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このまま放っておくのは見た目が悪いだけでなく砂漠化してしまうので、土がむき出しのところには芝を育成することに。

そのために、畑に生えていたキクユ芝の根を移植。

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芝を敷くわけではなく、ただ根っこだけを適当にばらまき、

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その上に砂を被せ、

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ひたすら水やりをしました。

約3週間後の12月25日にはこんな感じ↓

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そして1月26日↓

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ここまで生えてきたらヤギに食べさせて、糞を肥料にしています。

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4月1日にはここまで生えてきました!

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キクユ芝は根が1cmでもあって水さえやれば、そこから再生してくるのです。

そのため芝生としては優秀ですが、家庭菜園などの生えては困る場所に生えると、とてもやっかいな存在なのです。

救済した野菜たち

解体した畑には、キクユ芝に負けなかった野菜が少し育っていました。

それはパプリカとニンニク、ルバーブ、アスパラガス、ラズベリー。

パプリカとラズベリーは多年草なので、畑を解体する数ヵ月前から植木鉢に移植しておきました。

ニンニクは12月に収穫のため、畑解体のときは収穫するには少し早かったので、その部分だけ重機でごっそり土ごと移動させました。

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ルバーブとアスパラガスはキクユ芝の根が絶対に混入しないようにきれいに洗って、新しい畑に植え直すことにしました。

ルバーブの根は極太!

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アスパラガスは種まきから3年目で、この8月に初めて収穫できました。

せっかくうまく育ってきたところで引き抜くのは辛かったですが、このままではキクユ芝に絞め殺されてしまうと思い、思いきって移植することに。

アスパラガスの根は密なので、洗うのに大苦戦💦

洗う前のアスパラガス↓

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洗ったあと↓

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洗ったら株上部がなくなりましたが、このとき12月でこれから暑くなるときだったので、復活に望みをかけました。

これら救済野菜は新家庭菜園に移植させました。

 

さぁ、これらの野菜がうまく育ち直したのか、そして新家庭菜園がどのように作られ、そして成長していったのかは、次回のお楽しみに!