こんにちは☀️
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
7年間愛用してきた畑を泣く泣く解体し、昨年の2024年12月に新しい畑を始めました。
前回は解体の様子をお届けしたので、今回は新しく家庭菜園を作る様子を、そしてそこで育つ野菜たちの姿を紹介します。
新・家庭菜園作ります!
反省を活かして
前回の家庭菜園での反省としては
- キクユ芝に侵入され過ぎた
- 柵が低すぎて動物に食べられた
- 広すぎて手入れが大変
ということがあったので、今回は防芝対策としてはちゃんとした芝避けマット使用してを地面だけでなく側面にも張ることに。
設置場所は、元々しっかりとしたフェンスがある果樹栽培エリアに。このエリアではカモを飼っているので、虫を食べてくれるはず。(カモは畑には侵入できませんが)
そして、カボチャやサツマイモなど場所を取るものは別で育てることにして、面積は4×10mと小さめに。これは前回の家庭菜園と比べると3分の1ほどになります。
作業の様子
建設予定地が少し傾斜のあるところだったので、地面に厚めの砂を入れて均し、片面に塀になる壁を設置。
芝避けマットの位置を決めてから壁の上部まで類い寄せてスクリューで固定。
重機で土を入れていきます。
土はヤギや鶏の糞、ピート(泥炭)、石灰砂など我がファームから採取できるものだけを混ぜたオリジナルです。
ある程度土を入れたら、残り三面の壁を設置して、さらに土を足して粗方完成。
あとはスプリンクラーを設置し、丸1日土を濡らしました。なんせ昨年から乾燥しまくっているので、土がパサパサです。
11月末にして、ようやく苗を植えられました!
種蒔きは11月前半から植木鉢でしており、大きめの株は数ヵ月前に旧家庭菜園から鉢に移植していたパプリカになります。
救済野菜たち専用の畑
前回も紹介した『救済野菜』ですが、これはキクユ芝だらけの旧家庭菜園の中で、しぶとく生き残った多年草の野菜たちのことです。
多年草はまだこれからも成長するので、根こそぎ抜いて植え替えることに。
ただし、キクユ芝の根が1cmでも混入してしまうとまた地獄を繰り返すことになるので、徹底的に根を洗ったり、早めに植木鉢に植え替えて育て直して様子を見たりと厳重に行いました。


それでも万が一、キクユ芝の根を見過ごしていてはいけないので、畑も分けることに。
そしてできたのがこちら!
アスパラガスとルバーブの上部は全て切り落としたので地中に根があるだけ、緑の葉っぱは数ヵ月前から植木鉢に移植していたラズベリー、立っている枝は旧畑からすぐに植え替えたラズベリーの枝です。
これらがどこまで復活したのか気になりませんか!?
成長した新・家庭菜園を見よ!
まずはメインの畑から。
さっきも使った写真ですが、これが11月26日↓
そして、角度は違えど一ヶ月後の12月29日↓
1月22日には緑が増えた!↓
反対側から
2月に入ると、毎日食べきれないほどの野菜がたくさん採れました!
新家庭菜園に植えたものは、パプリカ、トマト、キュウリ、ナス、ズッキーニ、セロリ、ネギ、じゃがいも、生姜、オクラ、キュウリ、唐辛子、コリアンダー、レタス、トウモロコシ、ヘチマです。
オクラは花が咲かず収穫できず、生姜はまだ成長中ですが、それ以外は絶好調です!
そして、救済野菜専用畑はこちら!
さきほど使ったこの写真で11月29日↓
途中経過の写真が見当たりませんでしたが、以前のツイートにこんなのありました↓
アスパラもルバーブもラズベリーも生えてきた☺️‼️
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2024年12月12日
涼しいのがいいのかも😁 https://t.co/o7Iru04p6T pic.twitter.com/MXKYJR08sR
本来ならば、アスパラガスもラズベリーもルバーブも春にぐんぐん育って夏の始め(12月頃)に収穫するものですが、その時期にほぼゼロからのスタート。
そして4月14日の姿がこちら!
全部絶好調で、アスパラは株を復活させることを優先にしてきましたが、だいぶいい感じになってきたので、たまに収穫して食べています。


ラズベリーは今になって実をつけています。
ルバーブは勢い良すぎて食べきれていません。
他にも毎年恒例のイチゴ栽培や果樹園、他の畑ではカボチャやサツマイモも育っており、買い物いらずでいろんな新鮮な食材を楽しめています♪
これからは冬支度として、大根やニンニク、玉ねぎなどを植えていこうと思います◎