こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
『中年のおじさん』って聞いたら、何歳くらいの人を思い浮かべますか?
私は歳ではなく人物を思い浮かべてしまうのですが、そのせいで先日こんなことがありました・・・
中年のおじさん層をターゲットに!
有難いことに、執筆の仕事依頼をいただきました。農業関連のニュースレターの一部に、農業のこぼれ話を書いてほしいとのこと。主な読者は『中年のおじさん』で、そこに刺さるようなタイトルをまずは決めましょうと編集者から連絡をいただきました。
それ以来、私の頭の中は仕事中もタイトルのことを考えていました。
私が『中年のおじさん』を思い浮かべると、親戚のおじさん達や友達のお父さんになります。私は早くに父を亡くしており、なかでも母方の伯父がよく私を可愛がってくれました。
そんな伯父には子どもの頃からカラオケに連れて行ってもらい、毎回のように伯父夫婦の歌う『ラーブレターフロム、カナダ~♪』が印象的でした。そしてまた、たまにテレビで昭和を振り返るみたいな番組でも、『ラーブレターフロム、カナダ~♪』はよく耳にする曲でした。
若い人ではこの歌を知らない人もいるかと思います。この歌のタイトルは『カナダからの手紙』で、1978年にリリースされた平尾昌晃&畑中葉子のデュエット曲。オリコンで最高1位、年間7位を記録、約70万枚(レコード!)を売った人気曲です。
こちらのサイトから動画と歌詞が見れます↓↓↓
ちなみに私はこの曲よりも若いです。現役では聞いていません。伯父のカラオケとテレビで知っているだけです。
ということで、私の中では『中年のおじさん=ラーブレターフロム、カナダ~♪』なのです。
タイトル候補
私はタイトルとかキャッチーなものを決めるのが苦手なのですが、私なりに一生懸命考えました。
頭の中でこの歌がずーーーっと流れていた私のコラムのタイトル候補は
- ファームレター from WA
- 西オーストラリアからの手紙
- リアル・ファームライフ in WA
このベタな3つになりました。
※WAとは西オーストラリア州(Western Australia)の略です。
1と2は歌からそのまま、3は念のために違う路線でというセンスのない候補たち。
ようやく候補が決まったので旦那氏にも候補のタイトル名たちと、『ラーブレターフロム、カナダ~♪』の伯父との思い出を教えてあげました。
すると旦那氏、『いいね👍ところで、伯父さんって中年に入るの?』っと、びっくり発言。『中年って何歳だと思ってる?僕は30代半ばから50代後半かと思ってた。』と続けました。
ME:えっ?それって、私って中年ってこと?
旦那氏:Yes.
ME:😨😱😫🥶
オーストラリアに住んでいると年齢を聞かれることがないので、人や自分の年齢を忘れてしまいます。ギリホリでオーストラリアに来た私は、そのときの年齢感覚で止まっており、自分のことを30代という自覚はあっても何歳であるかという詳細はすっかり飛んでいました。
そのため、人の年齢も私の中で止まっています。特に伯父に関しては、彼はずーーーっと私のおっちゃんであり、私が7歳くらいの頃から『中年のおじさん』の代表です。あれから30年ほど時が経っても、私にとって変わらないのです。
伯父は現在66歳。約30年前の私が『中年のおじさん』と思っていた頃の伯父は30代半ば。
そうか、、、中年って30代半ばからを言うのかもしれない。と悟った瞬間でした。
そして気になる中年の終わりは??66歳を中年と言っていいのか?
改めて数字だけを見てみると、66歳は中年ではないような。。。だって66歳を真ん中に考えると、倍したら132歳になってご長寿にも度が過ぎる。このご長寿な世の中、120歳まで生きたとして中年は60歳までかな??
うーーーーん。私の思う中年は45歳から60歳ということにしよう!
そんなことを考えていると、中年の定義が気になりGoogle検索!!
中年とは?
中年 - Wikipediaより抜粋↓
中年(ちゅうねん)とは成人として中くらいの年齢。ミドル[注釈 1]、朱夏(しゅか)とも。
正確な年齢層は決まっておらず、壮年期の定義も一定ではない。またNHK放送文化研究所が実施したアンケートによると中年は40歳から[3]という一つの結果がある。
ということで、特に決まっていないようです。
ここで言及されているNHK放送文化研究所のページを見てみると、1042人にアンケートを行った結果、中年は、40.0歳から55.6歳までだそうです。
興味深いのは、回答年齢層によって中年のとらえ方が違うことです。
この「中年」のとらえ方には、年齢差があります。年をとるほど、「中年」の「開始年齢・終了年齢」ともに遅くなる傾向があります。若い人は、「中年」時代が早く始まって、早く終わるものと考えているのです。
10~20代にとって中年は38歳から、50~60代にとっては41歳からのようです。
これまさに、私が子ども時代30代半ばの伯父を中年と思っていたけど、自分がその年になってみると、私まだ中年じゃない!って思っているようなものですwwwよね??
中年の定義がないにしろ、一般的な見解があることが分かりました。
自分の年齢を気にしていなかった私は、自分はまだ中年とは遠いところにいると思っていましたが、実は人によっては中年の仲間入りをしていると認識されてもおかしくない年齢なのです。なにせ、子どもの頃の私が伯父を『中年のおじさん』と思っていた年齢に私は達しています。
『ラーブレターフロム、カナダ~♪』は現役で聞いていなかったのにぃ・・・
ということで、一般的に『中年のおじさん』には『ラブレターフロム・カナダ』ネタは古いことが発覚しました。
しかし、一生懸命考えたタイトルだし、それなりに思い入れがあるので、3つのタイトル候補を『ラブレターフロム・カナダ』の下りを添えて編集者へ送りました。
後日、編集者から返信がきました。
な、な、なんと!!
私の案が採用されました!!!!
その名も、
ファーム・レター・フロム・WA♪
サビの語呂も合ってて素敵やないですか!!
タイトルのデザインも考えてもらい、とっても素敵なものができました👍
初回の原稿は提出し終えましたが、3月中旬より連載が始まります!
※これは企業向けの有料購読ニュースレターの一部に載るので、一般には公開されません。
これまで旅行や海外生活系の執筆依頼を受けたことはありますが、農業系は初めてなのでとてもうれしく思っています🙂
書く内容としては専門的なことではなく、農業のこぼれ話としてファームライフが中心かと思うのでブログと似たようなものになるとは思いますが、新たな執筆活動にワクワクしています!!
中年だろうが何だろうが、いくつになっても新しいことに挑戦するのはドキドキします。
さぁ、みなさんも唄って!
ファーム・レター・フロム・WA♪
さいごに
この記事を読んで、私が中年であることに抵抗があると思われるかもしれませんが、そうではありません。
自分の気付かないうちに時が経っていたことに対するショックが大きかったのです。
タイトルが正式に決まった日、実は私と伯父の誕生日でした。(同じ日なんです♪)
私と伯父の年齢差は永遠でも、私たちは日々同じように歳をとっています。今の私があの頃の伯父と同じくらいの歳だと思うと感慨深いものがありました。
甥や姪から見て、私もいい『中年のおばちゃん』やれてるかな??