ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

『欧米=家の中も土足』なのか?


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こんにちは☀︎

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

2012年に初めて長期で海外に行きました。

カナダへの語学留学だったのですが、初めはホストファミリーと暮らしていました。

欧米=家の中も土足

と思っていたので、現地エージェントからもらった持ち物リストに『ルームシューズ』とあってかなり戸惑ったことを覚えています。

なぜなら、『スリッパ』ではなく『ルームシューズ』という表現。ルームシューズって何??って感じでした。

エージェントに『スリッパでいいんですか?』と聞くと、『スリッパで大丈夫です。内履き用なら何でもいいですよ。』との答えが返ってきました。

そして、日本らしく『い草スリッパ』を持参して2年間みっちり使った思い出があります。

カナダでの2年間、そして現在オーストラリア生活5年目ですが、様々なお宅におじゃましてきました。

欧米は全てが土足家庭とは限りません。

私の知る限りのパターンとお宅へ上がるときのマナーを紹介します。

 

家の造り

日本だと玄関を開けたら靴箱があって、靴を脱ぐべき場所と廊下との区別がハッキリされていますよね。


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しかし、これが欧米になると私達日本人が思うようなデザインであはりません。

ドアを開けて一歩中へ入ると、そのまま同じ高さの床が続きます。

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この家の造りを理解した上で、靴の脱ぎ履きパターンを紹介します。

 

土足OK

要は、靴を履こうが脱ごうがどっちでもOKということです。この家庭が一番多いように思います。

欧米の家の造りがそうであるように、家の中に上がる時に靴を脱ぐ習慣がないのです。

この『上がる』という表現が、まさに日本の玄関の段差を象徴していますが、欧米の家で玄関に段差があるのは見たことがありません。

部屋に戻って靴を脱いで楽な靴に履き替える人もいれば、裸足の人もいます。家の中には裸足の人と靴の人、スリッパの人などが入り乱れている状態です。

靴で家の中を歩いているということは、床は綺麗じゃないということですが、土足OK家庭はそんなこと気にしていません(笑)

それでも床に座ったり、裸足で歩いたり平気です。

ホストファミリーがこのパターンだったので、私はスリッパを使用していました。

 

土足厳禁

やはり日本人との国際カップルに多いと思います。

日本人としては家の中に外の汚れを持ってこられるのはかなり抵抗があると思います。

日本のような玄関デザインではないものの、玄関ドアを開けたら靴が床に並べられていたり、靴箱があったりします。

実は我がファームハウスは、私が旦那氏に出会う前から土足厳禁です。

理由は、『ファーム内で歩いた靴=動物の糞付き』だからです!!家畜エリア以外でも、カンガルーの糞があちらこちらにあるので。。。

うちの玄関先はこんな感じで、玄関外に下駄箱があります。


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それでも、ほとんどの人が靴で入ってきますが💦そういう時は、『Sorry. No shoes in the house.』(訳: すいません、うち土足禁止なので) と言っています。

 

完全土足

裸足になるには抵抗がある場合。そんな家庭はなかなか存在しません。

しかし、私たちのセカンドハウスはガソリンスタンドなので、こちらは完全土足です。靴を脱ぐ理由がない💦

寝室はロフトなので、ロフトに上がるハシゴ前で靴を脱ぐ程度です↓↓↓

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ふざけた写真しかなくてスミマセン。

他にもお店と家が合体しているお宅も、うちと同じ感じでした。

店と家が地続きなので、靴を脱ぐタイミングがないんですよね。

 

家へ上がるときのマナー

いくら土足OKの家庭でも、床を汚すのはマナー違反。

多くの家庭には、玄関マットが玄関外にあります。

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マットで汚れを落としてから家に入りましょう。

もしも靴が汚れている場合は、玄関先で脱ぎましょう。

 

私たちは仕事靴を履いているときは、どんなお宅でも必ず靴を脱ぎます。家主に脱がなくていいと言われても脱ぐようにしています。

また、プライベートで訪れた家でも、家主が靴を脱いでいたら土足OK家庭でも脱ぐようにしています。

 

ルームシューズが大活躍!

欧米家庭では、土足厳禁の家庭以外は床が綺麗ではないということです。

そのため、足の裏を綺麗に保つには『ルームシューズ、すなわち室内用の履物』が大活躍するということです!

なぜここで、あえてスリッパと言わないかというと、スリッパである必要がないからです。

室内用と決めてしまえば、靴でもビーサンでもサンダルでもブーツでも何でもいいのです。

私は夏は素足ですが、冬の日中はクロックス(靴下を履いているので)、夜は素足でブーツです。


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まとめ

『欧米家庭=土足』とは限りません。

もし、留学やワーホリなどで長期で海外に滞在することがある場合は、滞在先がどういう形態か分からないので、内履き用を持参する場合はクロックス型サンダルをおすすめします。

寒ければ靴下を履けますし、バスルームの中にトイレがある場合はシャワー後に床が濡れていて、トイレに行く時に濡れている床を歩くことも有り得るからです。(ただし、滑るので歩くのには注意が必要⚠)

土足厳禁の家でも、日本のように玄関に段差が無いので、家の中に砂が上がっていることもよくあります。

海外生活に慣れていない人にとっては、家の中で足の裏が汚れるのは結構なストレスだと思います。自分の足の裏は自分で守りましょう!