こんにちは☀︎
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
先週は大都会パースに滞在していました!!
このときに電車を結構利用したので、今回パースの電車事情について🚋
これをマスター出来れば、パース滞在が楽になること間違いなし!!
Transperth
パースの公共交通機関はTransperth による電車、バス(有料・無料)、フェリーになります。パースではTransperth 以外の公共交通機関はありません。
パースからの長距離移動はTrans WAによる長距離バスになります。
路線図
日本のようにクモの巣状に張り巡らされている訳では無いので、基本乗り換えは中心のパースからだけ。細かい移動はバスになります。
料金制度・特別切符
日本は移動距離で運賃が変わりますが、Transperth はゾーン制です。
普通切符
9ゾーンに分かれており、何ゾーン移動するかで運賃が変わります。しかも、切符には時間制限があり、制限時間内なら片道料金で往復できます。ちょっとした用事のときは、これかなり便利です!!
1から4ゾーン移動の時は2時間以内、
5ゾーン以上の移動は3時間以内ならば片道料金でOK👌
デイパス
一日乗り放題パスがあります。最大の9ゾーン移動の12.80ドルと同じ料金です。
平日だと午前9時以降、土日祝だと始発から使えます。
ファミリーチケット
チケットの値段はこれまた最大の12.80ドルですが、このチケット1枚で最大大人2名と子供5名が乗れます。しかも、家族じゃなくていいんです!! 友達同士でも使えます。
使える日や時間帯がややこしいですが、ざっくり言うと、土日祝は終日、平日の夜、金曜の夕方、学校の休暇中に使えます。要は、家族揃って出かけやすいときが該当しています。
詳しくは、Trans Perth のHP (Transperth Special types of tickets and fares) で確認してください。
SmartRider
事前チャージ式のカードです。日本で言うところの ICOCAやSuicaのようなもので、SmartRider を使うと通常運賃から最大20%割引きになります。
最初にカード代として10ドル払いますが、これはデポジットではないので、返却したら10ドル返ってくるとかではありません。なので、長期滞在やよく電車を使う場合には、ゆくゆくはお得になりますが、そうでない場合にはお勧めできません。
また、カードにチャージしたお金からデイパスやファミリーチケットは買えません。
切符の買い方
こんなにややこしいのに、なぜだか券売機にはゾーンの載った地図や路線図などはありません。そのかわり、現在の駅から移動先が何ゾーン離れているかの駅名一覧表はあるので、それで何ゾーンの切符を買うか確認します。
券売機の使い方
券売機の写真を撮り忘れたので、文章だけの説明よりも、こちらのサイトを見てもらう方が分かり易いと思います。
駅員のいる駅では、必ずと言っていいほど駅員が助けてくれますのでご安心を◎
改札機
大きな駅用のゲート式改札機
パースなどの大きな駅には、日本と似たような改札機があります。
ここで注意なのが、改札機を使えるのはSmartRider だけだということです。
改札機は電子カードのみ対応なので、紙の切符の場合は、改札にいる駅員に切符を見せて入退場します。
切符のところで説明しましたが、各切符には時間制限があるので、駅員はそれを確認する必要があります。
この切符↑はデイパスのものです。
駅員は日付と青丸の『ALL DAY』を見て、改札を通してくれます。
デイパスの場合は、赤線部の部分は切符が発行された時間を意味する『ISSUE - TIME』が印字されていますが、普通切符の場合は有効期限を意味する『VALID TIME』と有効期限の時間が印字されています。
駅員はそれを確認しますので、駅員が見やすいように提示しましょう。
ただ改札口に駅員がいないことも多々ありますし、いても切符を見ていないことが多いです💦でも、違反は絶対ダメですよ!!
小さな駅用
小さな駅というか、ほとんどの駅がこれかと思います。
これはゲート式改札機の代わりのものなので、これがある駅にはゲート式改札機が無く、また駅員もいないことが多いです。要は、誰でも駅に入れる状態で、なんなら券売機が駅のプラットフォームにあります。SmartRider を使うならばこの機械の画面下にカードを当てるだけで、『Tag on = 電車に乗る』ということになり、切符の人は切符を買って電車に乗るだけ。
この Tag on をし忘れると、無賃乗車と扱われますので、SmartRider を使う人は必ずTag on になったか確認しましょう。
到着した駅にもゲート式改札機が無くこの機械だけならば、カードを当てて『Tag off = 電車から降りた』状態にしましょう。
駅員がいなくて、誰でも駅に入れるなら無賃乗車もできるのではと思うかもしれませんが、それは絶対ダメ!!
電車の警備員
駅員とは別に、電車内や駅内に警備員がいます。駅構内の安全を確保する以外に、無賃・違反乗車を取り締まるためです。
改札機も駅員もいない駅では無賃乗車が出来そうですが、この警備員はいきなり電車に乗ってきて、乗車している人全員の切符やカードを調べます。
ここで違反が見つかれば、100ドルの罰金だとか😨
違反しているつもりがなくても、SmartRiderの Tag on をし忘れると、無賃乗車と扱われますので罰金の対象です!!!
信頼で成り立っているシステムなので、裏切り行為にはかなり厳しいです!!
電車の乗り方
特に日本と変わりはありません。日本のように混み合うこともそうそうないので、たいてい座席は確保できます。
優先座席
優先座席は英語で『 Priority seat 』と言います。たいていドアの近くにあるので、必要以外には使用は控えましょう。
車内にこんなサイン↓もありました。
『 学生料金払っているのだから、座席は大人へ・必要な人へ譲りましょう。』
結構ダイレクトなサインです。
ドア開閉ボタン
全てのドアが開かない駅もあるので、使用したいドアが開かない時は、ボタンを押しましょう。
自転車も乗り入れOK
これ、かなり便利です!普通料金で自転車も乗せられます。
ただし、平日の朝夕のラッシュアワーはダメなど細かい時間指定はあります。
結構ラフな車内
車内で飲食は禁止ですが、携帯が鳴り響いたり、通話したり、イヤホン無しで動画見たり、子どもが地べたに座ったりと、車内の雰囲気はゆるーい感じです。
以上が私のパース滞在1週間で理解した、パースの電車事情です。
日本で電車に乗りなれているならば、パースの電車はとてもシンプルなので分かり易いと思います。実際、オーストラリア人の旦那氏は電車慣れしていないので、私よりもあたふたしていました😅
こちらTransperth のホームページで、路線検索が出来るので、そこで時刻表や料金などが分かります。
オーストラリアに来てから移動の99%は車だったので、たまの電車生活もいいものですね!