こんにちは。
西オーストラリア州で兼業農家3年目の、ナイーブMEです👩🌾
みなさん、『〇〇人は△△だ。』みたいな、国々に対してのイメージって持っていますか?
私はオーストラリアへ来る前にカナダでワーホリをした事があるのですが、それ以前は『外国人はフレンドリーだ。』というイメージを持っていたくらいです。
〇〇人という括りを考えるほど、外国に興味がありませんでした。
カナダへ行ったとき、カナダ人がやたらとアメリカ人を比較対象にして『アメリカ人はrude ( 行儀悪い) 』、『私たちはアメリカ人とは違う!』という感じのことをよく言っていたのに驚きました。
なんせ、私にとってカナダもアメリカも隣同士で英語話すし、同じようなものだと思っていました。
でも、それって日本と韓国、中国も同じですよね。外国人からみたら『アジア人』で括られるけど、私たちは韓国と中国とは違うのよ!!っていう。
おそらく15年ほど前、クイズ番組でこんな問題がありました。
【問題】
豪華客船が沈没しています!救命ボートが足りないので、男性の乗客は直ちに海へ飛び込まないといけません。
しかし、船から海へ飛び込むのはかなり勇気のいる行為なので、みんななかなか飛び込みません。
こんなとき、各国の乗客に言うといい効果的な言葉は??
【答え】
アメリカ人
『ヒーローになれるぞ!』
イギリス人
『これは紳士的な行為です!』
ドイツ人
『これは規則です!』
フランス人
『海に飛び込まないでください!』
イタリア人
『美女が溺れてるぞ!』
日本人
『みんな飛び込んでますよ!』
中国人
『美味しそうな魚が泳いでますよ!』
各国人にこんな声かけをするといいらしく、こんな感じでそれぞれ国民性があるようです。
これは国民性を表すジョークらしいですが、日本人に対する答えは大正解だと思います。
『赤信号 みんなで渡れば 怖くない』みたいな。
これはさておき、オーストラリアに来て、オーストラリア人が他国の国民性をあれこれ言うことに驚きました。
例えば、うちの旦那氏もそうですが、他のワークエクスチェンジホストたちは出来るだけフランス人には来て欲しくないみたいです。
なぜなら『フランス人は arrogance 』だから。
arrogance とは『傲慢な』という意味で、フランス人は何かにつけて『フランスでは~~』とケチをつけるそうな。そして、天邪鬼なところがあってやってはいけないことをしたがる習性があるようです。
昔、旦那氏のところへやってきたフランス人が『私は傲慢なフランス人じゃない。私はオーストラリアに来てから、いろんな場所でフランス人の悪態について謝り続けている。だから、ここで働かせてくれ。』とお願いしてきたらしく、旦那氏は彼女のことをヘルパーとして受け入れました。
彼女は良いヘルパーで旦那氏も助かっていたようですが、数ヶ月経つと少しずつ異変が出てきたよう。
すると彼女の方から『私、フランス人化してきたよね?!そろそろ去った方がいいかも。』と言ってきて、翌日去って行ったそうな。
こんな感じで、フランス人と言うとあまりいい顔をされません。これはオーストラリアだけなのか、他国でも同じなのかは不明ですが。。。
また、これは国民性に通ずるのは分かりませんが、会話中に勢い余って『F○○K!』とか汚い言葉を発したとき、『Sorry for my French.』とよく耳にします。
これは『下品な言葉でごめんなさい。』という意味です。
そしてイタリア人に対しては、
時間を守らない。
過保護男子が多い。
陽気でフレンドリーなのでお喋りするぶんには問題ありませんが、彼らの言うことはあてにならんという風潮があります。
特に男子。
オーストラリアにはイタリア人のワーホリメーカーが多数いるので、男子という言い方になりますが、イタリアは家族の絆が強く母親が何でもしてくれるので、ヘルパーでイタリア男子が来るとなると、ホストとしては少し考えてしまうようです。
この家族の絆が強い国民性のせいか、イタリア人のワーホリメーカーは男女10人とかの大きなグループで移動しているイメージがあります。
時間を守らないのは、私からすればオーストラリア人も守らんやん・・・って思いますが。
労働者・ヘルパーとして人気なのはドイツと日本。
やはり両国ともルールに従順なようです。
旦那氏の経験からは、過去に働いていたドイツ人ヘルパーはハードワーカーが多かったそうな。
コンクリートを混ぜる作業では、言った通りの分量に狂いがなく、完璧な仕事ぶりだったらしい。
日本人ヘルパーは仕事は速くないけど、仕事が丁寧で真面目なのが特徴。
中国人ヘルパーもたまにいたらしいですが、基本的には親のお金で悠々自適生活をしている若者が多く、労働力にならなかったという。
そして、自炊できる中国人には会ったことがないそうです。
旦那氏が米の洗い方を教えてあげたそうな。
そして、オーストラリア人全般に言えるのが、イギリス人は好かれませんね。
オーストラリアはイギリス連邦国ですが、
『自分たちはイギリスとは違う!!!』
というオーラを発しまくっています。
イギリスはどうも形式張るところがあって堅苦しい、そして今でもオーストラリアはリトルイングランドだと思っている、何でも自分たちが優位だと思っている感じが嫌われる理由みたいです。
どうしても、国の成り立ちが影響しているようですね。
アメリカはどの国から見ても、クレイジーだと言われがち。
こんな感じで、各国いろいろですね。
そんな国民性を表すような映画を2つ紹介します。
1つ目は『ボンジュール、アン』
ダイアン・レイン主演のコメディ(?) 映画です。
内容はWikipediaから抜粋。
アン・ロックウッドは夫のマイケルと共にカンヌを訪れていた。マイケルは敏腕の映画プロデューサーであり、カンヌ国際映画祭に映画の買い付けに来たのである。映画祭終了後、2人はパリで休暇を楽しむことになっていたが、急用でブダペストへ行かなければならなくなった。2人は飛行機でブダペストへ向かおうとしたが、アンが耳の炎症のために飛行機に乗れなくなってしまった。途方に暮れた2人だったが、マイケルのビジネスパートナーであるジャックが自動車でアンをパリへ連れて行ってくれることになった。
ジャックがアンをパリへ連れて行く道中がメインストーリーになります。
このジャックの振る舞いが、『ザ・フレンチ』な感じで面白いです。
海外からの評価は低いようですが、私は楽しめましたし、アマゾンの日本人評価も高いです。
また、ダイアン・レインの美しいも年相応の演技が好感をもてます。
原題は『Paris can wait.』です。
2つ目は『Black & White / ブラック & ホワイト』
クリス・パインとトム・ハーディ主演のアクション・ラブコメディ映画です。
内容はWikipediaから抜粋。
CIAの凄腕エージェントであるFDRとタック。彼らはパートナー、そして親友としてお互いを信頼し合い、最高の成果を上げてきた。しかし、ふとしたことでローレンという同じ女性を好きになってしまったことで、その関係に亀裂が入る。二人は職権を濫用し、重要な任務だと偽って精鋭チームまで結成し、お互いのプライベートの様子を無人偵察機やスパイ衛星で監視・盗聴したり、デート中に麻酔銃で狙撃したりと、ありとあらゆる手を使ってローレンをものにしようと企み、泥沼の争いを開始するのだった。
FDRはアメリカ人で、タックはイギリス人。
この二人が一人の女性を口説こうとあれこれする様子に、それぞれの国民性が現れていて面白いです。
私はこの映画をカナダへ行く前に見ましたが、その時にはアメリカ人とイギリス人の国民性、アメリカ英語とイギリス英語の違いが分かりませんでしたが、普通に楽しめました。
そしてこの映画を先月見直しましたが、その時にはアメリカとイギリスの違いが分かって更に面白かったです。
原題は『This means war』です。
その他もっとおすすめすべき映画があるのですが、毎日1本見ているので、記憶が上書きされてしまい思い出すのが難しい!!
また思い出したら国民性に限らず、ジャンル豊富なおすすめ映画紹介していきます👍