こんにちは☀︎
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
先日、ドリカムの『大阪LOVER』を耳にして、ふと思い出したことがありました。
それは大阪弁!
大阪出身のナイーブMEですが、実は小学校1年生までは東京に住んでいました。小学2年生から大学で実家を離れるまではずっと大阪です。
小学2年生ながらに、東京と大阪の文化、特に言葉の違いにとても驚き、それらは今でも鮮明に覚えています。
今回は、子ども目線でびっくりした大阪について紹介します。
大阪の言葉遣い
大阪弁のイントネーションについては、特に印象的に覚えていることはないのですが、みんなの使う言葉にびっくりしたのを覚えています。
駄菓子屋にて
近所には同い年の男の子が住んでいたので、毎日彼といっしょに遊んでいました。
近くに駄菓子屋さんがあり、こちらにも毎日のように通っていたのですが、彼が店員さんに向かって『おっちゃん、おばちゃん』と呼ぶのです。しかも、『おっちゃん、これなんぼ?』って言ってます。東京から来た私にとって店員さんは『おじさん、おばさん』であり、しかも『これなんぼ?』ってどういう意味かさっぱりでした。
やり取りを見ているうちに、値段を聞いているのが分かり、最後には『ありがとー』と言って店を出る彼を見て、きっと親戚の人なんだと思っていました。
しかし、店員はもちろん親戚でもなんでもありませんでした。地域にもよるとは思いますが、大阪の子どもは店員を『おっちゃん、おばちゃん』と呼び、値段を知りたりときは『これなんぼ?』、お礼は『ありがとー』なのです。
ジャンケン
ジャンケンがインジャンなんですよね。しかも、かけ声が『インジャン、ホス!』なんです。『ホス!』って何?
子どもなので、インジャンにすぐ適応しましたが、担任の先生はジャンケンと言っていました。
大勢でジャンケンする時のかけ声は『イーン、ジャーン、デ、ホッス!』でした。
東京に住んでいた頃に、ジャンケンのゲームみたいなのが流行っており(コインでプレイするやつ)、道で見かけては母におねだりしてやらせてもらっていました。たしかマシーンは普通に『ジャンケン、ポン!』という掛け声でしたが、大阪のマシーンでは『インジャン、ホス!』になるのかなぁーと疑問に思っていたことを覚えています。
いやや
東京の学校でも道徳の時間はあったのかとは思いますが、1年生だったので教科書については覚えていません。しかし、大阪の学校では道徳の教科書があり、大阪の話がたくさんのっていました。ある話の中で、中学生の子どもが『いやや。』と言う会話がありました。
この会話文を目にしたとき、私の頭の中は『えっ??』という驚きが。
というのも、東京から来た私には『いやや』は赤ちゃん言葉でした。
東京から来た私にとって、この『いやや』は『いやだ』もしくは『やだ』であるべきでした。
きっと周りの友達は『いやや』を普通に使っていましたが、文字として見るのは初めてだったので衝撃だったのを覚えています。
デン
鬼ごっこなど友達をタッチするときに『デン!』と言います。というか、タッチそのものがデンでした。『デンしたで!』とか、『デンせんといて!』というように使います。
東京では普通に『タッチ!』と言っていたと思うのですが、東京育ちの人どうですか?
吉本新喜劇
当時は土曜日の午前中は学校がありました。学校が終わって帰ってきてテレビをつけると、変な格好をした人達が変な劇をしてる・・・
東京から来た子どもには少し難しく面白みが分かりませんでしたが、それは吉本新喜劇でした。
やたらとフレンドリー
これも地域差があるとは思いますが、私の住んでいた所は子どもが少なく、老人の多い町でした。
近所の人がすぐに名前を覚えてくれて、道ですれ違う度に声をかけてくれました。町のアイドルになった気分でした。
平気
最後に、友達が覚えている私の発言について。
友達が鉄棒から落ちて、私がその子に駆け寄り言ったのが『平気?』だったそうです。
友達は『平気』って、テレビとかでは聞くけど直接言われたのは初めてだったらしく、30年近く経った今でも強烈に覚えているようです。
もっと考えればありそうですが、大阪LOVERを聴いていて思い出した、子ども時代のナイーブMEの話でした!