ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【ANA】パース⇔成田直行便が遂に通年運行に!~初乗りで知ったあれこれ~


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新年明けましておめでとうございます☀️

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

バタバタしていたら新年になっちゃいました!

そんな我が家の年末年始の様子は、また次回にでも紹介するとして、今回はANAのパース⇔成田の直行便について✈️

タイトルにもありますよう、この直行便が通年運行になりました!

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昨年実際に乗ってみたので、そのときの率直な感想や体験談、そして意外と知られていない裏技?をシェアします。

ちょうど今ANAが国際線の新春セールをしているので、気になる人は要チェックです!セール期間は1/9から1/15までです。

www.ana.co.jp

パース直行とは

パースと成田空港を約10時間で結ぶANAの直行便です。

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昔は日本からパースへの直行便があったようですが、今はこれが唯一の直行便です。

2019年に開通したこの便は季節便で、10月末から4月初旬(こちらの初夏から秋)までしか運行していませんでした。

しかも開通から数ヵ月後にはコロナによって3年以上休航しており、一昨年の10月末にようやく再開したのです。

毎日ではなく、月・木・土曜日のみ運航。

成田発 11:20 パース着 20:15 

パース発 21:45 成田着 8:25

※パースとの時差は、日本が1時間進んでいます

これまではパースに来るには海外での乗り換えが必要でしたが、この便によって英語が苦手な人でも気軽にパースに来ることができるようになったのです。

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実際に、英語が苦手な私の家族は、この便ならばパースまで来れると言って、母が二度、姉家族が一度ファームまで訪問してくれています。

www.naiveme.net

 

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乗ってみて率直な感想

実は私はこの便にあまり興味なかったのですが、セールにてパース⇔大阪の往復で10万円を切っていたので、昨年の11月初旬に乗りました!

私の家族からはかなり評判が良かったのですが、私としてはこのままならばもう乗らないかなといった感じです。

家族の言っていた通り、清潔感あって食事も日本人の口に合うものが多く、日本人CAさんも多く話しやすく、エンタメでは映画の種類も豊富で、もちろん日本語字幕や日本のバラエティー番組もあって快適でした。

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この部分だけみたら星5評価でもいいのですが、問題は成田に着いてからの乗り換えです。

私の行き先は大阪。できれば伊丹着がいいですが、関空でも問題はありません。

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成田から大阪まで飛びたいわけですが、なんと成田からは飛べず、羽田まで移動しないといけません。しかも自己負担で!!

この移動手段はバス・電車・タクシーの三択。

結構な移動距離ですし、交通費もバカになりません。そして何より、次の便までの時間が気になってリラックスなんてできたもんじゃありません。

結局はパースから到着したときの成田→羽田はバス移動(1人3600円)しました。成田への到着時間や入国審査、荷物の受け取りに問題がなかったのでよかったですが、どれか手こずっていればこのバスに乗れていなかったし、次の便だと羽田→伊丹の便には間に合っていなかったと思います。

パースへ戻るときは、パース便の前夜に浅草で一泊して、翌朝電車で成田に向かいました。

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2019年に母が利用したときは、伊丹から成田まで飛べたようで、空港間移動なんてなかったようです。おそらくコロナ以降、便数が減ったのが原因かと思われます。

※現在でも日によっては、直行便前日の夜に伊丹→成田の便があり、成田で一泊してから直行便という手段もあります。

国内線乗り継ぎは無料なのだが・・・

パース⇔成田だろうが、成田や羽田から乗り換えて大阪だろうが北海道であろうが、国内線代金は無料なので最終地点が違っても値段は同じなのです。

だったら成田⇔羽田の移動が多少不便でも、仕方ないと思ってしまうドケチな私。

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なんなら自分たちの都合のいいように、往路では予約した便でパース→成田/羽田→伊丹まで行って、復路はLCCや新幹線とかで好きなように旅してから成田→パースだけ乗るのもありかな!なんて思っていましたが、これは絶対にしてはいけないことです⚠️

予約したルートは全て乗らないとキャンセル扱いになります。

つまり先程言ったようなことをすると、伊丹→羽田に乗らなかった時点で、成田→パースが自動的にキャンセルされてしまうのです!!

そのため、成田⇔羽田の移動がややこしい場合は、おとなしくパース⇔成田のみで予約して、そこから先の移動は別で取る方がよさそうです。

知ってるとお得なシステム!

知らないと恐ろしいことがあるフライトチケットですが、知ってると得することもあります!

同日の同発着空港便に限り、早い時間への変更は無料でできます。但し、変更便の予約はできないので、当日空港で空きがあれば変更可能です。

私の場合は、直行便の前日に伊丹発20:30の便で羽田着21:30、翌朝に成田発11:20でパースに向かうという予約でした。

せっかく東京に一泊するならば観光でもしたいと思い、伊丹発20:30を早めることに。

幸運なことに、伊丹→羽田便は朝の7時から1時間ごとに飛んでいるので、伊丹空港に9時頃到着してから空き便の確認をして12時の便に予約変更できました!

もちろん国際線予約のうちの国内線なので、預け荷物も国際線と同じだけOKです◎

落とし物も見つかる神対応!

そしてこれは余談なのですが、落とし物を2回もしたのですが両方とも見つかりました!

1つは伊丹→羽田便の中に置き忘れた水筒。

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気がついたのは翌朝のホテルのチェックアウト時でした。そのときは時間もなかったので、ファームに戻ってきてから(紛失から3日後)メールで問い合わせてみました。

旦那氏には見つかるわけないと言われていましたが、さすがANA。2日後に見つかったと返信がきて、着払いで実家まで届けてくれました。

オーストラリアでは考えられない!と旦那氏を唸らせていました。

そして2つ目の紛失物は旦那氏のiPhone。

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さぁ、これからオーストラリアに戻るぞ!という最後の最後にやってくれました。

国際線搭乗時間20分前に搭乗口に到着して、荷物をまとめていると『スマホがない・・・』と言う旦那氏。

どこをどう探しても見つからない。

よく考えると、出国手続き前の荷物のセキュリティーチェックのときにカバンといっしょにトレーに入れたけど、そのあとにスマホを見た記憶がないと。

すなわち、スマホはもう戻れない出国手続きの向こうに残されたことになります。もしくは、誰かに摺られて他国へ持って行かれるか。

残された時間はあと15分。

時間がないし、外国人の多い国際線ターミナルでiPhoneが見つかるとは思えないから諦めようと旦那氏。

私はダメもとで、出国手続きゲートすぐ近くの窓口に走りました。

そしたら人だかりができており、スーツを着た黒人が警察官に取り押さえられているではないですか。その人が英語で『今すぐメディアを呼んでくれ!この現場を動画にとって拡散してくれ!僕は悪くない!』と私に訴えてきました。

その人のことなんかどうでもいいのに野次馬の一人とみなされてしまい、騒然とする出国手続き周辺で私たちは相手にされませんでした。

旦那氏はクレジットカード停止の電話番号を検索し始め、いよいよ完全諦めモードに。

すると一人の係員の女性が声をかけてくれ、そこから事情を話し始めてANAの制服を着た人を含めた数人体制で連携してくれ、なんと見つかったのです!

すぐに実物を見せられるわけではなく、タブレットにロック画面の画像が映し出されて『こちらですか?』と確認させられました。

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それを見た瞬間2人揃って『これー!This one

!!』と叫んでしまいました!

そのリアクションのせいか、私からの不在着信履歴がロック画面にたくさんあったためか、あまりの時間のなさのなめか、それ以上の確認がなされないまま現物を渡してもらいました。

お礼をしまくってから走って搭乗口へ行くと、もう搭乗が開始されていました。

しかし列ができていたので少し落ち着く時間もあり、興奮覚めやぬまま旦那氏と『日本すげ~!ANA様々!!』なんて話していると、さっきまでスマホ捜索に協力してくれた人が搭乗案内の仕事もしているじゃありませんか!!

旦那氏は何かギフトでも買ってきて渡そうかとか言っていましたが、そんな時間もないので再度お礼を伝えて搭乗ゲートをくぐって帰路へ就いたのでした。

まとめ

色々と書いて長くなりましが、ANAのパース⇔成田直行便についてまとめると、

  • サービスや食事、機内エンタメは最高!
  • 英語に自信がなくても大丈夫◎
  • 成田からの移動手段はちょっと面倒なこともあるけど、国内線代は無料なので仕方ない
  • 国内線の部分は条件さえ合えば、当日空港にて無料で変更可能
  • 落とし物対応が素晴らしい!

という感じです。

全体的に評価はいいですが、私がもう乗らないかもと思う理由は、やはり成田⇔羽田の移動です。

私としては、手間が少なく大阪に着いてくれた方が助かります。このまま改善されないならば、いつものようにシンガポールやマレーシアで乗り継いで関空着の方が便利です。飛行時間も5-6時間を2本で大阪に着くので、乗り継ぎがいい感じの休憩にもなります。

今回のように往復で10万円を切るならばありですが、そうでなければ候補から外れるかな。

ちなみに、この国内線無料や当日空港での変更可能といった部分は、パース⇔成田に限らず他の国際線乗り換えでも同じかと思います。

 

以上が私の体験と感想でした!

実は2026年のFIFAワールドカップのアジア予選が、今年6月5日にパースで開催されます!

https://optusstadium.com.au/whats-on/socceroos-fifa-world-cup-qualifier より

直行便だと日本からパースに簡単に来れちゃいますので、気になる人は要チェック!

そして、ANAの新春セールも1月15日まで開催中ですよ~!

www.ana.co.jp