こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
実はこのゴールデンウィーク期間は日本に一時帰国しております。この記事を書いているのは空港内です。
帰国にあたり必要だったPCR検査の陰性証明書の取得が、まぁぁぁぁぁ色々と大変でした。
これから先、西オーストラリア州をはじめ海外から日本へ行く方に少しでもお役に立てればいいなと情報共有します。
私の苦労話は後に回して、とにかく結論から書いていきます。
日本在住の方には関係ない記事となりますので、興味のない方はご容赦くださいませ。
日本政府指定の用紙にて陰性証明書が取れる西オーストラリア州の検査機関
オーストラリアの日本大使館で発表されている、オーストラリア国内にて日本政府指定用紙で陰性証明書が取れる民間医療機関は以下のものになります。
すごく見にくいですが、ほとんどがシドニーやメルボルンといった東海岸の大都市情報で、私の住む西オーストラリア州は一番下の2つが該当します。
日本に入国する際に必要な措置について | 在オーストラリア日本国大使館
こういう情報はいつも東海岸ばかりで、西オーストラリア州のことって本当に情報が少ない。これに関しては南オーストラリアやタスマニア、ノーザンテリトリーのことなんて書いてもないですからね。
さて、私の住む西オーストラリア州では2機関がやってくれるとのことですが、結論から言いますと、これ以外でもやってくれるところあります!
そもそも、日本政府指定用紙ではなくても『必要条件が書かれていれば問題ない』と厚生労働省が発表しています。
しかし、日本は英語に弱いので政府指定用紙のように日本語で書いている方が確実なんですよね。。。同じ内容でも表現が違うと入国に手間がかかったり、検疫官によっては入国拒否したりなんてこともあると在外邦人の中では囁かれています。
確実に入国するには日本政府指定用紙が一番安心なのです◎
めっちゃ誰でも偽装できそうな手書きスタイルを好むのはやはり日本式。。。
ということで、私の住む西オーストラリア州でこれを発行してくれる2機関にお願いすれば問題ないなく取得できるようですが、どちらも開業時間がビミョーなんですよね。
私のフライトは祝日月曜の早朝。
ファームからパース空港までは最低でも5時間はかかるので日曜日にファーム出発ですが、この2機関だと日曜の午後テストはできません。
そこで私が見つけたのが、こちらhealius pathologyです。
最長でも36時間以内に結果をEメールで届けてくれます!
しかも検体検査研究所は土日祝関係なく稼働しているので、検査機関の開業時間内に検査すれば大丈夫!!とはいえ、必ず予約前にそこは確認してください。
英語と日本政府指定バージョンで結果をくれます!!!
こことの提携先は本当にオーストラリア全土にあるようで、各州・準州の検査機関が載っています!!!!
COVID-19 Test for Travel | Accredited Testing
ということで、私の場合は
4月25日の6:25のフライトのために
4月22日の14:00にPCR検査を受けて
4月23日の16:00に検査結果を受け取りました。
日本入国には滞在国出国72時間前に受けた検査の陰性結果が必要なので、私の場合は早くても4月22日の6:25に検査ができました。
しかし、フライトの遅延やキャンセルのことを考えると72時間前ぴったりは危険です!
ただ、私のように僻地に住んでいると検査結果が本当にフライトに間に合ってくれるのかという心配もあるので、今回は出国64時間前にしました。なんせフライトの4月25日は月曜ですが祝日だったので、3連休前の金曜の午後に検査するのは本当の本当に不安でした。
もし結果が間に合わなければ、西オーストラリア州には実は奥の手もあるのですが・・・
パース空港のPCR検査場
その奥の手とはパース空港内にあるPCR検査場です。
ターミナル1と4にあります。
実は、最初のうちはここで全てを済ませる予定でした。
ここは日本政府指定用紙では証明書を発行してくれませんが、必要条件が載っていると思っていたので大丈夫と信じていました。
ここはその日のフライトの6時間前から開いており、検査から90分以内に検査結果をEメールしてくれるので、空港に早めに着いて検査すればいいやと思っていたのです。なんせ、私はPCR検査のために150km離れた街まで行く必要があったので。。。
ここを予約前に確認することがあったので電話してみると、まさかの衝撃的なことを言われました。
それは・・・
本当に僕たちの証明書で日本に入れるの?
っと、向こうから聞かれてしまったのです。
政府が方針を緩めてきているので、現在は必要条件が載っていれば大丈夫だということを伝えると、それでも日本行きの人たちからの検査予約キャンセルが続いているというではないですか💦
しかも昔の話かと思えば、今日と先週にキャンセルが出たと。
これには私も自信がなくなってしまい、とりあえず証明書の見本をメールで送ってもらいました。
それがこれです↓
証明書の必要条件としての国籍と結果判明日時が抜けており、また検査機関がPerth Airportだけで住所がなく、医者名ではなく病理学者名になります。また、ところどころ言い回しが違います。
一般常識で考えたら許容範囲かと思いますが、ここでしくじれば入国拒否でとんぼ返りになるわけでそんなリスキーなことはできません。
ということで、私が入国する関西国際空港の検疫所に電話してこれでも大丈夫かと聞いてみました。
電話口ではとても丁寧に話を聞いてもらい全てを確認して、大丈夫だと思いますが、判断は検疫官次第なので100%の保証はできません。との最終回答をいただきました。
これにより恐らく大丈夫だとは思いますが、念には念をと私は150km離れた街の検査機関で日本政府指定用紙を手に入れましたが、もし結果が間に合わなければパース空港で検査をして行く予定でした。
結果的に間に合ったので利用していませんが、搭乗手続きの際にターミナル1にあるものは見ました。
ターミナルの真ん中辺りで航空会社デスクの反対側(外からの入口側)にあり、早朝3時半には本当に開いていました!
予約サイトを見る限りでは深夜2:40~早朝4:15、お昼12:15~夜11:55まで開いており、5分間隔で予約ができるようになっています。
私のように僻地に住んでいたり、諸事情で街の普通の開業時間内に検査に行けないような場合はここを利用できるのです。
ただし、ここの証明書でスムーズに日本へ入国できる保証はないとのことはご了承ください。ないよりマシ!奥の手であると思っておいた方がいいと思います。
まとめ
私が把握している西オーストラリア州で日本政府指定用紙の陰性証明書を発行してくれる機関は
- パース日本語医療センター
- Clinipath pathology
- Healius pathology
になります。
Healiusに関しては色んなpathologyと提携しているので、実際の検査機関は別名だったりしますが、しっかりと日本政府指定用紙のものを発行してくれました。
もちろん、上の3つ以外にも旅行用の検査結果を発行してくれるところはたくさんありますが、日本政府指定用紙を発行してくれるかは確認が必要です。もし発行できなくても、その際は英語サンプルをもらって必要条件が載っているか自分の目で確認することが重要です。
これから先コロナに対する規制が更に緩み、もしかしたら陰性証明書が必要なくなるかもしれませんが、この情報が少しでも誰かのお役に立てればと思います。
ただし、入国情報は日々更新されていますのでご自身で各機関への確認は決して怠らないでくださいね!全て自己責任です。
※私の情報は2022年4月20~25日のものです。