こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
昨夏は毎日野菜がたくさん採れました!
旦那氏と2人では食べきれない量だったので、近所の人に配ったりしましたがそれでも食べきれないくらい💦
昨年も同じような目にあった時は大量消費レシピを検索しまくって乗り切りました!
今年もこの中からあれこれ作りましたが、それだけでなく食品乾燥機を使って保存食を作りました!
保存食と言っても美味しすぎてすぐ食べちゃうので、たいして保存できていませんが。。。
おやつの代わりににもなるのでかなりヘルシーでオススメです◎
実はこの記事、半年前に書き始めていたのですが下書き保存してからすっかり忘れ去られており、先日こちらのTwitterを見て思い出したのです。
乾燥野菜は天日干しが一番ですが、晴天が続かないとカビてしまって難しいです。
— 野菜の育て方.com【公式】 (@farm_sasaki) 2021年7月5日
ということで、去年にフードドライヤー(食品乾燥機)を買いました。
これ、めちゃめちゃ便利です。
冬にはネギや白菜や大根をたくさん乾燥させて保存食にしました。
次はピーマンやナスを乾燥させる予定です。 pic.twitter.com/QBOiqJnEV7
南半球のオーストラリアでは夏野菜の季節は終わってしまいましが、日本はこれからなので誰かのお役に立てればと思い、この記事を書き直してみました。
食品乾燥機・フードドライヤー(ディバイドレーター)とは
30~60℃の温風を食品にあてて乾燥させる機械。英語だとフードドライヤーと言いそうですが、dehydrator(ディハイドレーター)と言われることがほとんどです。
野菜や果物、肉を乾燥させることで保存性を高めるだけでなく、生とは違った食感も味わうことができます。
分かりやすいところで言えばドライフルーツ。
水分の飛んだフルーツは食感が変わるだけでなく、甘が甘味ぎゅっと詰まってとっても美味しいです。
我が家で使っているのはこちら↓↓↓
Harvest Maidというオーストラリアの会社のもので、旦那氏いわくもう20年近く使ってるかもとのこと。
我が家のディハイドレーターによると
- 35~45℃:ハーブ、スパイス
- 50~55℃:果物、野菜
- 60℃:ビーフジャーキー
が、できるようです。
作り方のヒントなどはそれぞれの機械の説明書などに載っていると思われるので、今回は今年私が味付けをして作ったズッキーニ・キュウリチップスを紹介します。
ズッキーニ・キュウリチップス
真夏は毎日のように採れるズッキーニとキュウリ。
これをヘルシースナックに変身させます!
ポテトチップスとは違って、ズッキーニやキュウリだとケトジェニックダイエット中の人も食べられるヘルシースナックです♪
材料(量はトレーに並ぶだけ)
- ズッキーニやキュウリ
- オリーブオイル
- 好きなハーブ(ローズマリーがおすすめ)
- ニンニク
- 塩コショウ
キュウリとズッキーニのどっちでもできます。
キュウリの方が瓜味が強く苦味あり、ズッキーニは苦味はなく甘味を感じます。旦那氏のリクエストでズッキーニチップスばかり作りました。
作る量は食品乾燥機の大きさに合わせてください。
作り方
❶ズッキーニやキュウリをスライス
厚さ約2mmにスライスします。
厚さの調整ができなくてすごく薄くしかスライスできない場合は、乾燥時間を短くしてくださいね。
キュウリの場合は水分が多いので、一度キッチンペーパーで拭くことをおすすめします。
ある程度スライスしたら一旦食品乾燥機のトレーに並べてみて、それで必要量を見極めましょう。
スライスしたら大きめのボウルへ入れる。
❷ハーブを細かく刻む
ドライハーブならばそのまま使えますが、フレッシュの場合は細かく刻む。
バジルとオレガノ、ローズマリーで作ってみましたが、私はローズマリーが一番美味しいと思います◎
❸ニンニクを擦り下ろす
ボウルの上で擦ってそのまま入れる。
乾燥中の臭いがキツイので、どんな量を作ろうが最大でも1片におさえた方が無難です。
❹全てを手で混ぜる
オリーブオイルをひと回しして、刻んだローズマリー、塩コショウを入れてから手で混ぜる。
このときに一度ゴマを混ぜたことがありますが、アジアンテイストになって美味しかったです!
手が油でヌルヌルしますが、ズッキーニ同士が張り付いて調味料が馴染まないため、手で混ぜるのがおすすめ。
❺トレーに並べて乾燥させてできあがり!
並べきれなければ、フライパンの上で普通に焼いても美味しいですし、夕飯のおかずの材料としてとっておくのもあり。
我が家の食品乾燥機だと50~55℃で約8時間乾燥させてパリッとなります。
トレーの段が多い場合は途中で段の入れ替えをすると均一に仕上がります。
乾燥でどれだけ小さくなるのかというと
オーストラリアでは粗熱をとるのをケーキスタンドの上でしましたが、日本ならば湿度があるので食品乾燥機の中で粗熱がとれるのを待って、そのあとタッパーなどの密閉容器に入れて保存するのがよいかと。
美味しいので数日でなくなってしまうため保存食というほど保存したことがありませんが、車の中から端切れの入ったタッパーが出てきたのを食べたことがあり、その様子だと1ヶ月は大丈夫そうです。
ただ、オーストラリアはとても乾燥しているので日本ではそこまで持たないかもしれません。
このチップス、ビールによく合います♪
ただ普通に乾燥させるだけでなくこのように味付けするとヘルシースナックになるので、家庭菜園をしている人には食品乾燥機はかなりオススメです!
我が家と似ている型はこちら↓
冒頭のツイート主野菜の育て方.com 【公式】さんではこちら↓のものを購入して乾燥野菜をたくさん作られているそうです。
実はミニトマトでも美味しいスナックを作りましたが、長くなるので今回はここまで!