こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
今月は異常に雨が降っており景色がいつもと違うものになっています!
3月にこんな景色を眺めて大丈夫なのかと心配になるほどです。
ここ数年の3月とはえらい違いなのでちょっとびっくりしています。
雨量計と毎日の記録
年間の平均降水量が550ミリのこのエリアでは雨が降るとワクワクします♪
このエリアのほとんどの農家が雨量計を持っているかと思いますが、我が家にも雨量計があり毎日降水量をチェックしています。
それを手書きで記録しているのですが、 その記録用紙がこちら。
これは昨年の毎日の記録(0.5ミリ単位)であり、雨が降らなかったところは空欄、何か書いているところには雨が降ったということになります。(下3行は合計日数や雨量)
1番左の列は日にち欄ですが、2列目が1月、1番右端の列が12月になります。
遠目で見ても空欄が多いのが分かるかと思いますが、11~4月が乾季のこのエリアではこの時期は雨がほとんど降りません。
昨年8月には干ばつの終わりとなる大雨が降りましたが、この記録をみればあの雨が如何にすごかったかということも分かると思います。
そして、こちらが今年の記録です。
現在3月中旬なので、3行分しか記録がありませんが、3月の前半に数字がズラっと並んでいるのが分かりますか?
しかもその数字が0.5~3とかの小さいものではなく大きいんです!!
この雨が景色を変えてくれたのです!
過去2年間の3月を比較検証
2019年3月というのは3ヶ月続いたブッシュファイヤーが鎮火したときです。
2019年は3ヶ月間雨が降りませんでした。
この↑詩を書いたときに降った雨がこちら。
そして、2年後の2021年3月14日に同じ角度から撮ったのがこちら!
違いすぎるでしょ!!!
つぎは3年間の違いが見られます。
まず2019年3月の家の前。湖にはまだ水がありますが地面はほぼ茶色で草も生えていません。
そして2020年3月には湖は空っぽ、地面も相変わらず茶色。このときは干ばつのピーク時で本当にどこもカラカラでした。
そして2021年3月はこちら!
これまた違いすぎるでしょ!!!
他にも昨年2020年3月と2021年3月のヤギエリアはこんな感じ。
フェンスの位置を変えてヤギの行動範囲を変えたり、スプリンクラーを設置して水撒きしたり整地したりと変更点はありますが、いくらなんでも違いすぎます!
通常、こんなに緑が見られるのは雨季に入った5月後半から9月です。3月にこんなに緑が見られるだなんて、かなり興奮してしまいます。
先月と比較してみても・・・
普段の3月ならばまだ乾季が続いており、草もろくに生えていないので干し草やワトル(ミモザ)の木ごと与えたりします。
こちらは、今年2月トラックに載せられたワトルに群がるヤギです↓
食べ終わった残骸は、乾季が終われば燃やす予定なので山積みにしています。地面を見れば乾燥しているのが分かります。重機をどんなに操作しても砂地なので砂埃が舞いまくりでした。
しかし、このワトルをやる場所も3月14日には緑に!
あんなに砂地だった地面も湿っているため、重機の操作跡が残ってしまいます。
また、乾季にはオーツ麦をあげることもあります。
この食べ残したオーツ麦からも、芽がバンバン生えてきています!
この様子を遠目で見ると・・・
今年2月
本日3月14日
すご過ぎる!!!
こんな感じでどこを見ても緑なので、私も旦那氏もヤギもガチョウも大興奮しておりますが、どうやらこの雨はもう終わりなようです。
週間天気予報を見る限り雨はなく、しかも毎日30℃超えとか真夏でもそうそうないような暑い日々が続きそうです。
3月からは暦上秋なんですけどね・・・
この調子だと、この緑は枯れてまた茶色に戻ってしまいそうです😢