ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

【孵化編】孵化器にてガチョウの卵の孵化に挑戦!~雛育て奮闘2ヶ月の記録~


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

ガチョウの雛が誕生して1ヶ月が経ちました!

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って、

あれ?ガチョウはもっと前に産まれてなかったっけ??

って思った方は、当ブログのマニアかと思われます!!

そう、9/23に私にとって人生初のガチョウの雛が孵っています。

この雛はお母さんガチョウが1ヶ月卵を温め続けて孵した雛です。

実は、この後にも他のガチョウが産卵を始め、その卵を私たちが孵化器で孵したのです!

その雛たちが12/23に誕生から1ヶ月を迎えました。

この1ヶ月、いや孵化する前から合わせた2ヶ月はとても長く感じました。

今回は、前半1ヶ月の『ガチョウの卵の孵化』についてお届けします🐣

卵を孵化器に入れる決断

母ガチョウが孵した雛を見ていると産まれたときから集団行動が身についており、私たちが少しでも雛に近づこうとするものならば周りのガチョウから攻撃されそうになります。

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すなわち、私たちの世話は一切必要ないので楽っちゃ楽です。

ガチョウを可愛がるようなペットとして飼っている訳ではなく、草刈りメンテナンス役として飼っているので、早くに自立してくれるのは大変ありがたいのです。

孵化器で孵したらある程度大きくなるまでは私たちが世話しないといけないので、これまで孵化器は避けてきました。

しかし、今年は2羽の母ガチョウが卵を温めていましたが、1羽の巣はキツネかカラスに2度襲われてしまい、7個あった卵が全てなくなってしまいました。

また、8羽孵った雛のうち生後2週間も経たないうちに2羽が行方不明に、また他の2羽は親とはぐれて瀕死状態で見つかり命を落とすということになってしまい、小さいうちは人間が育てた方がいいのではないかと思うようになりました。

そして産卵シーズンの終わり頃に別の1羽が産卵を始め、これ以上卵と雛を危険に晒すのはよくないということで孵化器を使うことに決めました。

ニワトリとは違うガチョウの卵の特別さ!

ニワトリの卵の孵化

品種や年齢にもよりますが、ニワトリは基本的に1日1個の卵を年中産卵します。(冬には産卵ペースが落ちる。)

ニワトリの卵はよく孵化器で孵しますが、それは母ニワトリが卵を温め始めると産卵が止まってしまうからです。雛を孵したあとも数ヶ月は卵を産みません。

卵を食べるために飼っている場合はそれでは困ります。

そのため、孵化器で孵すことが多いです。

しかも孵化器が温度を一定に保ち卵を転がしてもくれるので、気をつけるのは湿度を保つために3,4日おきに入れ物に水を注ぐだけ。それ以外で孵化器を開けることはよくないとされ、21日間入れておくだけで雛が孵るのです。

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孵ったあとは暖かい場所と飲み水、市販の餌を与えるくらいなので世話も比較的簡単です。

ガチョウの卵

ガチョウの産卵期は年に1度だけです。

うちのガチョウの場合は、冬の終わり8月頃から1ヶ月半ほど産卵します。ニワトリはほぼ毎日産卵しますが、それに対しガチョウは2、3日に1個だけ。

卵を集めるだけでも貴重さが違います。

孵化器に入れたガチョウの卵の世話

孵化器に入れてからも世話が必要なのがガチョウの卵の特徴です。

ガチョウは水鳥なので、卵を温めている期間も毎日少しだけ泳ぎます。

それを想定して、孵化器に入れた10日目から毎日孵化器を15~20分開けて、その後にぬるめの水で卵に霧吹きをかけないといけません。これを毎日できるだけ同じ時間帯にし、孵化予定日の3日前まで毎日続けます。

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ガチョウの孵化までは28日~30日かかるので、すなわち20日間ほど遠出が出来なくなります。

ヤギの買い出しなど泊まりでパースに行くことの多い私たちにとっては、これが一番のネックでした。

それでも孵化器に入れると決めたので、この期間のパース遠征は走行距離が1000kmを超えても日帰りにしました。

ガチョウの卵が孵った!

そんなこんなで孵化器に入れたあとにも苦労がありましたが、11/23に10個の卵のうち2羽が、翌日に1羽の合計3羽が孵ったのです!

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私にとって初めての孵化器によるガチョウの孵化、すなわちある程度大きくなるまでは私が育てないといけないので、初めてのガチョウ雛育てが始まったわけです!

ニワトリの雛とは違うので、いろいろ手探りで育てた雛の様子は次回に紹介します!