こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
我が家のガチョウ1号が8月末から卵を温めており、もうすぐ孵化する予定です!!!
これを機に、ガチョウの産卵と抱卵の記録を書いてみようと、前回が『その❶ガチョウの基礎知識』でした。
↑この記事では我が家のガチョウ歴やガチョウの産卵についての基礎知識をさらっと紹介していますので、もしお時間あれば現記事を読み進める前に先に読んでいただけるとうれしいです🙂
今回は、現在卵を抱いているガチョウ1号の産卵と抱卵のドラマを紹介します。
2020年 我が家のガチョウ1号の産卵記
我が家のガチョウは基本放し飼いで、たまに餌をやるのでそう遠くへは行きません。
一時ガチョウエリアを作ってそこで飼っていたのですが、飛べる子は脱走を繰り返しその度に残された子がギャンギャン鳴いてうるさいので、最終的に放し飼いになりました。
8月に入りそろそろ繁殖期だよな~と思っていたものの、放し飼いのため巣を作るとしてもどこ?という感じでした。
ガチョウの日常の行動範囲は3ヘクタールほどあり、けっこう茂みもあるので見つけることはほぼ不可能です。
しかし幸運なことに、8/12に卵2つを発見しました!!
その場所、なんとヤギの餌付け場の干し草の中。
赤い点の辺りに卵がありましたが、ここは毎晩約100匹のヤギが寝る場所です。
2個ということは4日間ほどここにあったということで、ヤギに踏みつけられていなかったとこに驚きました!!
踏まれてはいけないしカラスに見つけられやすいのでと、卵をとりあえず回収。
このときはまだ新しいメス2羽を迎えておらず、もといたメス2羽のうちのどちらかが産んだことになります。
この日から全てのガチョウを、以前のエリアに閉じ込めてみました。
すると案外おとなしくエリア内にとどまり、ガチョウ1号が巣作りを始めました!
なんと巣はラズベリー畑の中。。。
このラズベリー畑はこれより数週間前に、4日間かけて腰を痛めながらも干し草でマルチングしたばっかりだったんです。
4日間かけて #ラズベリー の草抜き&マルチが終わったー😆‼️
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2020年7月26日
これで当分草抜きせんでいいし夏にはたわわの実をつけてくれるはず😊
❶草抜き前
❷草抜き後
❸マルチ後
❹裏も表も完全終了👍
2年前に8本の細ーい枝を植えただけやのに、今では50倍くらい茂みが大きくなった‼️#オーストラリア #果樹栽培 pic.twitter.com/vAFNfS00vv
その上に巣をたくさん作っておりマルチングは荒らされラズベリーの枝は折られ、しかも全部卵なし。
1週間ほど様子を見ましたが結果的にラズベリー畑を荒らされただけの形になりショックでしたが、ガチョウが安心して卵を産めるように小屋らしきものを建ててラズベリー畑の端っこに置きました。
小屋の中にはヤギの寝床から回収した2個の卵を入れて、これに気づいて卵に座ってくれたらなぁと願うばかり。
鶏の卵だと産卵から抱卵までは長くても2週間持つかどうかと言われているので、ガチョウの卵だと大きく抱卵期間も長いので18日間くらい持つと信じ、ガチョウが数日以内に抱卵し始めることにかけました。
※鶏は抱卵してから21日後に孵化、ガチョウは27~35日後です。
もし4日以内に抱卵しなければ孵化器に入れるつもりでしたが、ガチョウの孵化はニワトリと違って湿度や温度調整がものすごく難しいので、できればガチョウが温めてくれることを願いました。
数日待てどガチョウが小屋に入る様子はなく、2個の卵がカラスに見つからないかとハラハラ。。。
小屋を建ててから3日後のこと、旦那氏がガチョウエリアから私を呼ぶ声がして行ってみると、なんと小屋の近くに4個の卵を発見!!!!
ガチョウが座っていたのを旦那氏が目撃したので、その辺を探したら卵があったんです◎
さっそく、小屋の2個の卵も合流させて6個が巣に入りました。
外敵に見つからないように、藁をかぶせて上手に隠していたのですが、これまた小屋を建てた私達に踏まれなくてよかったー!!ってくらい近くにありました💦
藁をかぶった状態↓
藁をどかせると・・・↓
見事な隠しっぷり!!
なおかつ、偽巣もあったので我々もすっかり騙されていました💦
ガチョウ賢い!!!
それからというもの、たまに巣に座っては産卵し、卵が9個になった8/26より抱卵し始めました♡
最初の数日は立ち歩くことも多かったですが、今ではほぼ動きません。
たまに動いたときに巣を見てみると・・・
卵はちゃんと隠してあるものの、羽毛がすごいのですぐバレそう💦でも、遠くに行かずすぐ戻ってくるので大丈夫!
様子を見に行ってはものすごく警戒されるので、今では遠くからそっと見守るだけです。
ガチョウは孵化するまでの約1ヶ月、ほぼ飲まず食わずで過ごすらしい。鳥は哺乳類じゃないけど、これも命懸けの出産よね😌🐣
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2020年9月12日
卵に座り始めて2週間ちょいのガチョウ1号の様子を見に行くと、こうやってめっちゃ警戒してきて私を追い払うのだ👹
母は強し‼️#オーストラリア #ガチョウ #孵化 pic.twitter.com/bjJBUKXJ9N
本当はラズベリーの手入れもちゃんとしたいんですけど、ガチョウに刺激を与えたくないのでこの1ヶ月は放置しています。
うまく孵化すれば、来週末あたりに生まれるはずです♡
ガチョウ1号と呼んでいるだけあって、実は2号も現在抱卵しています。
2号はまだ抱卵し始めて1週間も経っておらず、これまでに1号以上の壮絶なドラマがあったので、これはまた改めて孵化直前に書こうと思います。
さぁ、来週にはいよいよガチョウ1号の赤ちゃん誕生なるか?!
またブログでもお知らせしますが、私のファームライフの速報はTwitterですので、気になる方はぜひ登録してみてくださいね🙂
今朝、2匹の女の子が産まれました🐐🐐💓#オーストラリア #やぎ農家 #子ヤギ pic.twitter.com/CLBDQW6O8U
— 兼業農家👩🌾ナイーブME in 🇦🇺 (@kengyonouka) 2020年9月14日