ナイーブなMEは兼業農家

ワーホリ中に国際結婚、現在は西オーストラリア州で兼業農家。私の経験や驚きを様々なジャンルで紹介!

日本に行けなくて恋しくなるのは〇〇屋さん!オーストラリアのベーカリー事情


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こんにちは☀

西オーストラリア州で兼業農家をしておりますナイーブMEです👩‍🌾

 

テレビのない生活をしている上にネットで英語情報を追いかけていないため、オーストラリアの時事にめっぽう弱い私。

先日パースへ行くことがあり、旦那氏弟宅に泊まりそこで久しぶりにテレビを観ました。

そこで知った事実。

12月を目途にオーストラリアの州境の行き来が自由になり、国境もクリスマス前に開くかもしれない!

でも、西オーストラリア州だけは州境を開けることに合意していないので、すなわち西オーストラリア州民だけはしばらく鎖国のままになる予定!!

 

まじかーーー😭😭😭

 

どうやら西オーストラリア州は経済的なダメージはなくむしろ景気がいいらしく、このまま州を閉鎖し続けることが賢明だという判断なようです。

確かに他州は規制を緩めたことで再びロックダウンになったり生活に制限をかけられていますが、西オーストラリア州は3月末から州境を閉めたままで、現在で市中感染が140日以上確認されておらずコロナ前の生活がほぼ出来ている状況です。とは言え、それでも我々は不用意に人の多い所に行ったり外食はしたいと思いませんが。

西オーストラリア州は広いし人少ないし、マイニングでがっぽりお金入るし、大都市もパースしかないからコントロールしやすいんでしょうね。

 

しかし、そうなると私の一時帰国もいつできることやら。

日本の家族に会えないのはもちろん悲しいですが、それとともに日本食が恋しくて恋しくて。。。

百歩譲って日本食は自分で作ろうと思えばなんとかなるのですが、どうにもならなくて最近恋しいものは日本のパン屋さん!!

私はパン好きで、日本にいるときからパン屋巡りは趣味でした。

それがオーストラリアに来て日本のようなパン屋に出会ったことがなく、一時帰国時にはパン屋通いをしまくりです。

実は旦那氏も日本のパン屋は世界一だ!!と言ってしまうほど、日本のパン好きです。日本滞在中の旦那氏は毎日自転車でパン屋に通っています。日本語が出来ないのにパン屋さんと親しくなり、一時帰国の度にハチミツをあげているほどです。そして、おまけパンを貰ってきますが💦

日本のパン屋の何がそんなに良いかというと

  • 種類が豊富
  • 全体的に小さくて食べやすい
  • すなわち、一度でいろんな味が楽しめる
  • 生地がふわふわで柔らかい
  • 自分で気軽に選べる
  • 安い

オーストラリアのパン屋さんは全てがこの逆です。

オーストラリアのパンが駄目だと言っているわけではありません。好みの問題です。

もちろんオーストラリアのどこかには私の言う日本のようなパン屋さんが存在するのかとは思いますが、パン屋もないような田舎暮らしの私は知りません。

そもそも、こちらではパン屋というかベーカリー(Bakery)なので事情が違うのかと思っています。

私たちの生活は月に数回車で長距離移動をすることがあり(月に約5000km走行)、その度に色んな町のベーカリーに行くので田舎のベーカリーには精通しているつもりです。

そんな日本のパン好きな私が、オーストラリアの田舎のベーカリー事情を紹介します!

 

オーストラリアのベーカリーの特徴

ベーカリー=パン屋さん

のイメージがあるかと思いますが、そう思っていると違いに驚くことになるでしょう。

ベーカリーとは、ベイク(Bake)すなわちオーブンで焼いたものを売っているお店なので、パン以外にパイやカップケーキ、ドーナツなどの甘いものも置いてあります。

オーストラリアのパイ

パイと聞くとアップルパイやチョコパイなどの甘いものを想像しがちですが、オーストラリアではパイといえばミートパイが主流であり、オーストラリア名物と言っても過言ではないくらい田舎のベーカリーでは定番食です。

お店の規模によってパイの種類はまちまちですが、最低でも3種類はあるのが普通です。

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パイの種類や見分け方などについてはこちらの記事に書いています↓

上の記事内にも書いていますが、私は日本のアップルパイが大好きなのでオーストラリアでパイが人気だと聞いて興奮してしましました。

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しかし日本のアップルパイ↑のような焼き物は、英語でデニッシュ(Danish)やペイストリー(Pastry)と言います。

お店によってはアップルパイを置いているところもありますが、その場合はこのような形になります。

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アップルデニッシュは見たことあっても、日本のようなアップルパイをオーストラリアでお目にかかったことはありません。

デザート系

これもお店によりますが、デザート系としてはド派手なカップケーキやドーナツ、スライス(Slice)と呼ばれる甘~~~いケーキのようなものがあります。

スライスは薄めに焼かれた生地の中に何か練りこまれていたり、クリームサンドになっていたり、チョコレートでコーティングされていたりと色んな味があります。

下2段がスライスです↓

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デザート系が豊富なお店だと看板にケーキ(Cake)と書かれていることもありますが、ベーカリーにあるケーキは私たち日本人の思うようなクリームでデコレーションされたケーキではなく、クリームサンドやスライスのことを指します。

デザート系が豊富なお店だと、お店の半分がこんな感じになっています!!

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私は基本的に甘いものが苦手なのでケーキ系を食べることはめったにありませんが、旦那氏のを少しだけもらったことがありそれはそれは激甘でした!

なので、デザートとしてはケーキではなく甘い系のパンを選びますが、選択肢はたいていデニッシュかシナモンロールの2択しかありません。もちろんそれらも砂糖がしっかりまぶしてあったりして甘々です!!

オーストラリアで甘味を控えたデザートが食べたければ、それは果物しかないと思います。

肝心のパン

では肝心のパンはどうなっているのかというと、もちろん食パンやバケットはあります。

しかし、食パンは長い一斤でバケットもプレーンで大きいのとかなので、ふらっと立ち寄ってすぐ食べる感じではありません。

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調理系のパンとしては食パンのサンドイッチやバケットサンドイッチ、ラップなどがあることも。

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↑こちらは田舎ではなく街の人気のベーカリーなので豊富な品揃えですが、田舎ベーカリーだとパイは絶対と言っていいほどありますが、それ以外の調理パンはあったりなかったり。パイが全て肉系なら、ベジタリアン用にサンドイッチが置いてあるという感じです。

 

いやいや、普通のコロッケパンとかコーンマヨネーズとかカレーパンとか明太フランスとかないの??

とか言いたくなるかもしれませんが、残念ながらありません。

運良くあってピザパンくらいです。

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このように、オーストラリアのベーカリーではパイをメインとした調理パン、激甘のケーキ類、食パンやバケットがあるのが普通で、日本のパン屋の品揃えとはかなり違います。

全てが大きくて胃にガッツリくる系が多く、日本のパン屋のように何個か買って色んな味を楽しむ感じではありません。

これは日本人にとってはパンは軽食、オーストラリア人にとっては主食という感覚の違いからかとも考えられます。

その結果値段も高めで、日本のようにパン一個が200円以下ということはまぁありません。

全てはショーケースの中

日本との品揃えの違いだけでなく、さらに混乱させるのが全てがショーケースの中にあるということです。

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日本のパン屋ならば、客がトレーとトングを持って店内を物色しながら興味のあるパンを自分で選べますが、オーストラリアではほぼ全ての商品がショーケースの中にあるので店員に伝えないといけません。いわゆる日本のケーキ屋さんのシステムです。

ショーケースの前に列を作らず注文が決まった人から店員に声をかけたり、店員の『Who's next?』の声に自ら手を挙げたりして積極的にならないといつまでも順番が回ってこないことも・・・

しかも欲しい物の発音ができないと通じないので、英語が苦手だと辛いのです。

そんなときは、

This(ディス)と言いながら欲しいものを指差ししましょう◎

ベーカリーの域を超えたベーカリー

実は大きなベーカリーだと中華料理やパスタ、お惣菜のビュッフェ、別売りで生春巻きや寿司なども売っていたりすることもあります。ここまでくるとベーカリーというか軽食屋です。

ビュッフェの場合はたいていはプラスチックの入れ物のサイズがMかLか選べて、Mなら3種類、Lなら5種類までみたいな感じで値段が変わります。

これまたビックリなのが入れ物がプレートではなく深みのある直方体のものなので、全ての味が混ざり合います。

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↑これはベーカリーのものではなく、どこかのフードコートのビュッフェですが、オーストラリアのビュッフェではどこも入れ物はこんなのです。

そしてこれまたディスプレイの中にあるので、店員に何が欲しいのか伝えないといけませんが、This(ディス)と指差しでなんとかなります!

まとめ

マイナー地に行けば行くほどミートパイのように胃に重いか、デザート系で甘々かという選択肢になり、日本のような軽く食べられるパンというのはそうそうないので、日本に行く度に日本のパン屋のクオリティの高さに驚きます。

しかしこれは、あくまで好みの問題です。

オーストラリアのミートパイが大好きで、日本ではあの味が食べられないから恋しいという人もいます。

オーストラリアのベーカリーの素晴らしいところは、宗教上や健康上、倫理上の理由で食事制限している人が多いのでそれには対応しているというところです。

なので日本人の想像するパンに対しては種類は少ないかもしれませんが、ほとんどのところが何かしらでベジタリアン用には対応しており、お店の規模によってはヴィーガン用や完全オーガニック、グルテンフリー、デイリーフリーなどまでに対応していたりします。

オーストラリアの親族で健康上・理論上の理由で食にこだわりが強い人たちが来日したときは、あまりパン屋には興奮していませんでした。

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いやー、それにしても日本のパン屋が恋しい。。。

自転車で街をフラフラして目に止まったパン屋に入って、トングとトレーを持ちながら店内をウロウロして、お昼ご飯用にコロッケパンに棒付きフランク、デザートにはアップルパイとメロンパン、おやつにはミニクロワッサンでも食べたいわー