こんにちは☀
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
長年連れ添いすぎて捨てられないものってありませんか?
もう壊れてボロボロだけど、愛着もあるし最低限の仕事はしてくれるから手元に残しておきたいやつです。
数々の試練を乗り越えたシャツ
私には、とっても愛着のある長袖シャツがあります。
このシャツと出会ったのは、2013年9月末。ロッキー山脈内にあるカナダの小さな町のチャリティーショップ(セカンドハンドショップ)でした。
翌週からメキシコのバハ・カリフォルニアまで車で南下して、その後は飛行機やバスでメキシコシティ→キューバ→ペルー→ボリビア、そしてカナダに戻ってくるという約3ヶ月の旅を予定していました。
当時はカナダでワーキングホリデー中でして、お金は貯めてきたものの南米旅行につぎ込むため旅行前は節約生活でした。
9月末のロッキー山脈は既に寒かったので冬着でしたが、南下するにつれ暖かくなりバハ・カリフォルニアやキューバでは真夏の暑さ、ペルーやボリビアでは夏だけど標高の高いところに行くのでやや涼しめという気候のため、オールマイティな服装が求められました。
ただ、荷物は50ℓのバックパック1つだけだけなのであまり服は持っていけない。そのうえ、カナダからメキシコまでは車移動のキャンプ生活のため洗濯できる機会も少ないので、いい服は持って行きたくない。
要するに使い勝手の良い安い『羽織もの』が必要でした。
その全ての要望を叶えたのが、チャリティーショップで見つけた2ドルの長袖シャツなのです!
シャツとの思い出
このシャツとは約6年半冒険を共にしました。
メキシコ
キューバ
ペルー
ボリビア
この4カ国はひと続きの旅でしたが、大活躍しました!写真が見つかりませんでしたが、メキシコ前にはアメリカで、この旅以降はカナダでも活躍しました。
オーストラリア
旦那氏と出会う前の他のファームにて↓
旦那氏と出会ってから↓
建築仕事でも農作業でもキャンプに行っても大活躍してくれました。
シャツ自慢
このように、私の冒険には欠かせないシャツです。なんせ、オーストラリアまで一緒に来ちゃうくらいですから!
こんなシャツいくらでも見つかりそうですが、サイズ感や素材・厚みが抜群でこんなシャツには二度と巡り会えないと思うほどに素晴らしいのです。
サイズ感
私は身長170cmのガチ体育系出身で腕と肩の筋肉が平均以上についており、基本的に日本の女性ものの服は窮屈だったり丈が足りません。
そんな私でもすっぽり包み込んでくれるのがこのシャツ。
そして中に着込んでも羽織れるくらいのゆったり感があるので、急な作業にでもこれを1枚羽織れば汚れても大丈夫👍
素材・厚み
薄手のコーデュロイとでも言いましょうか。
強い日光や風を通しにくいので、日除けと防寒対策の両方に対応。厚過ぎず薄過ぎず破れにくい。
洗濯しても乾くのが早いのもポイント高し。
胸ポケット
他のシャツより大きめのため携帯も入れられます。
絶妙な袖ボタン
腕まくりをしたければ、そのまま上腕にスライドするだけでOK👌
これの何がすごいって、私の場合ほとんどのシャツは袖ボタンを外さないと肘手前で止まってしまいます。それで無理して腕を曲げるとボタンが弾け飛ぶってやつです。
このシャツの場合は肘を通過するときに少しきつくなりますが、それを通過するとあとは肘上で止まってくれるので、袖ボタンを外してシャツをクルクル捲り上げる必要がありません。トレーナーみたいな感じで、肘上で待機してくれます👍
さらにすごいのが、ちょっとだけ腕まくりをしたいとき!
この隙間から手を出して、クルクル捲り上げるだけ👍手を出すのも、肩を少しすぼめて手首を内側に曲げるだけでいいので、ボタンをはずす必要なし!
ゆとりあるサイズだからこそ、クルクルしてもきつくならないのです。
ここまで散々シャツ自慢をしてきましたが、そんなシャツ紳士ものなら沢山ありそうって思いません?
それがね、この絶妙な厚みとサイズ感のものにはこの6年半出会っていません。
オーストラリアに来てからは農作業に使っているので、洗い替え用として他のシャツを買ったり旦那氏のシャツを着ていますが、厚みも丈もボタン具合もイマイチなんです。
そのため大好きなシャツを酷使してしまった結果、今ではこんな姿に成り果ててしまいました。。。
ヘビロテしていたので洗濯回数も増えて生地が薄くなってしまい、修復して使い続けてきましたが今では縫えないくらいボロボロです。
あまりのボロボロ加減に2年前から外の仕事では着なくなりましたが、捨てられずにファーム内では着ています。
しかしそろそろ限界かと。。。
とはいえ、愛着はあるし最低限の仕事をしてくれるので手放せません。
みなさんにも、こんな風にボロボロだけど愛着があって捨てられないものってありませんか?!