こんにちは☀︎
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
今から1ヶ月半前に、旦那氏の息子のためにメルボルンからケアンズの約3000kmを新車トラックで縦断するという『息子を訪ねて三千里』の旅をしました。
合計12822kmの旅でした。
実はこの旅のちょうど一年前、息子が旦那氏を訪ねてくるという『父を訪ねて三千里?!』があったことを思い出しました!
父を訪ね三千里?!
ケアンズに住む息子が、父親である旦那氏のお下がりの車を買取にファームまでやって来た。
数日間ファームの手伝いをして、そのままファームからケアンズまでの5000km以上を1人で運転して帰ったというもの。
車はISUZUの4DWのD-max!
左)息子とお下がり車
右)旦那氏と新車
旦那氏にとって、3代目のD-max。相当D-maxが好きなようです。
しかも2代続けて赤色。
旦那氏はマニュアル車派ですが、オートマ限定の私のためにこの新車はオートマにしました。
過去に30台以上車を所有してきた旦那氏ですが、オートマ車はこれが2台目らしく、一年経った今でも苦痛でたまらないようです。
息子が買取った車は、新車から5年間所有して走行距離24万5000km!!
私たちの生活は、アホほど移動します。ファームからパースまでの往復で1000km超えで、これを月に数回しますし、なんせファームから近くのスーパーまで150km。
それに加えて、ロードトリップもけっこうするので、こんな走行距離になってしまいます。
そして、旦那氏の息子家族はトラックに住んでいるパフォーマーで、どっかで長期フェスティバルがあればトラックで移動するので、彼にとっても長距離はそんな特別なことではありません。
私たちが新車を買うのに、所有していたD-maxを下取りに出しましたが、走行距離が多すぎて大した金額にならず、こんな金額なら身内に売るわい!っとなり、息子が格安で買取に来ました。
結果的に息子の移動距離はケアンズ~パースは飛行距離で約3500km、ファーム~ケアンズまでが約5000km なので、合計移動距離は三千里(11781km)を超えず『父を訪ねて三千里』にはなりませんでした。
『息子を訪ねて三千里』の裏話
それにしても、この親子は長距離運転に対する感覚がマヒしています!!!
ただでさえ私たちがやってのけた『息子を訪ねて三千里』も大仕事でしたが、実は当初はそれ以上のものが予定されていました。
実際にした『息子を訪ねて三千里』旅
三角移動のうち、実質運転は真ん中の3000kmだけだったので楽に思えるかもしれませんが、3000km って青森から山口の往復です。それを5日間で、しかも新車の空っぽのトラックではものすごくしんどかったです。
『息子を訪ねて三千里』Part.1 ~WA→VIC→NSW~
『息子を訪ねて三千里』Part.3 ~息子J達との時間、そして無事生還~
当初予定されていた『全日程運転計画』
我が家からパース空港までの往復で1000km かかります。しかも、行き先とは逆方法にあるパース空港。
この1000km 逆方向に走るくらいなら、目的地目指した方が効率的やん!!
という思考に陥り、旦那氏がこんな旅ルートを考えました。
ファーム~メルボルンを自家用車(D-max)で行って、メルボルンでトラック拾って、トラックの上に自家用車乗せるか牽引してケアンズへ。で、ケアンズからファームは自家用車で戻ればいいやん♪
って、絶対しんどいやん!!
しかし、新車トラックにはトレイが付いておらず、オートマ車なので牽引も難しいということになり、この計画は無くなりました。
『息子を訪ねて三千里』続編が中止になった話
そして、今月まさかの『息子を訪ねて三千里』の続編が始まりそうになりました💦
新車トラックを買った息子は古いトラックを売り出し中で、父親である旦那氏がその古トラックを買い取ろうかと言い出したのです!!
しかも、暑くなってからは大変だからと今月出発でケアンズに行くと。
そこで、旦那氏の考えた旅ルートはこちら。
行きは自家用車だから小回り効くしウルル見たり観光して、なんならダーウィンまで行くのもいいな!帰りはトラックに自家用車載せるから、安全ルートで観光無しね。
なんか楽しそうだけど、一ヶ月前に『息子を訪ねて三千里』終えたばっかりよね?!ってか、うちにもトラックあるし!!
出発予定は8/18というところまで決まっていましたが、ケアンズ周辺でいい買い手が見つかりそうだということになり、旦那氏が買い取る話はなくなりました。
こんな感じで、この親子は長距離運転は当たり前です。
旦那氏と出会った頃もロードトリップによく行ったり、ケアンズから息子がトラックで来たりと普通だったので、オーストラリア人はみんなこんなものかと思っていましたが、どうやら彼らは普通ではないようです。(特に旦那氏。)
こんな変わった家族に迎え入れてもらったおかげで、私はとても貴重な体験が出来ていてラッキーだなと開き直っているナイーブMEです!!