ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

日本人のタンポポ愛が否定された


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こんにちは☀︎

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

この季節、日本ではタンポポが見られますか??

私は桜も好きですが、タンポポを見ると春を感じられて心がほっこりとするので好きです◎

教員時代には掲示委員会を担当して、3月と4月の掲示物にはよくタンポポを紙工作して飾ったものです。

タンポポって黄色くて、丸るくて、けな気でかわいいんですよね。

 

日本人のタンポポ愛

上に述べたのは私の意見ですが、日本人の多数が共感してくれると思います。

タンポポは、日本の春の風物詩で、かわいらしい見た目の裏には実は寒い冬を乗り越えた強さを秘める花として良い印象があります。

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そんなタンポポは国語の教科書に詩として登場したり、たしか2年生の説明文にも使われていた記憶があります。タンポポにまつわる歌も音楽の時間に習いました。

今でもタンポポを見たら、『どんな花よりタンポポの花をあなたに贈りましょう~♪』と、つい歌ってしまいます♪

 

児童として、教師としてタンポポの愛おしさを学び教えた立場の人間として、カナダでとてもショックなことがありました。

 

カナダの日本語補習校

カナダのワーホリ中には、毎週土曜日に日本語補習校で日本にルーツを持つ子ども達に日本語を教えていました。

日本語を教えるとは言っても、子ども達たちの両親どちらかは日本人なので、日本語で会話はできます。普段はローカルの学校へ通っているので、日本語を忘れないよう日本の国語の教科書を使って、読み書きを中心に補習授業をする感じです。

とは言っても、日本で一時は1クラス42人に対して一斉授業をしていた私からすると、4人のハーフ児童との授業は驚きの連発。それぞれの日本語レベルもまちまちなので、分からない単語は英語で言ってもらったり、私が頑張って英単語を発音しても聞き取ってもらえなかったりと、こちらもかなり勉強になりました。

そんな貴重な体験をしながら、子どもたちからある衝撃的なことを言われました!!

 

カナダ人のタンポポ嫌い

国語の教科書の見開きページにタンポポの詩が載っていました。

どんな内容だったか忘れてしましたが、かわいらしい詩でした。

私がその詩を朗読し『かわいいい詩だね。』と言うと、子どもたちの反応は、、、

 

Weeds!!!!!

They are ugly!!!

 

っと意外な答え💦

Weedsとは雑草

Uglyとは醜い

を意味します。

 

子どもたちの話を聞いていると、庭に生えたら必ず抜かれる邪魔者のようです。

草抜きを頼まれる子どもからしたら、敵でしかないようです。

 

家に帰ってからカナダ人のシェアメイトに聞いてみると、やはりカナダではタンポポは天敵のようです。

カナダでは庭付きの家がほとんどで、それぞれに綺麗に芝の手入れをし、ガーデニングに力をいれている人が多いです。そのガーデニングの邪魔をするタンポポ。しかも生命力が強く、何度もくじけずに生えてくるタンポポが憎らしくて仕方が無いらしい💦早めに手を打たないと、綿毛で繁殖が止まらないにっくきタンポポ。。。

たしかにテレビを見ていると、春に向けてタンポポキラーグッズのCMが多かったです。

特に人気がありそうなのが、タンポポ抜き機!

 

 

↑↑↑これはアマゾンで見つけたものですが、タンポポシーズンにはこれを使っている人をたくさん見かけました!

これをグサッと地面に刺して、捻って引き抜くだけ。タンポポ好きの私からしたら残酷でした。

 

日本での生活はほぼマンション住まいだったので、庭造りなんて気にしたことありませんでしたが、どうやら日本でも庭持ちの人にはタンポポは厄介ものらしいです。

オーストラリアに来てからも、原っぱ一面のタンポポを見ると『Lovely!!』とか言ってしまいますが、やはり旦那氏は『Ugly!!!』と言います💦

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