こんにちは☀︎
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
私たち夫婦は800haの巨大農場以外に、Pemberton という町にある古いガソリンスタンド(ガソリンスタンドとしては機能していません)を所有しています。
主には農場で生活していますが、月に数日間Pemberton へ戻っています。
このPemberton という町は、イチゴやアボカド、リンゴ、キウイフルーツなどのフルーツピッキングでも有名な町で、シーズンになるとバックパッカーや出稼ぎ労働者がたくさん来る町です。
そんな Pemberton の町は自然がいっぱい!
ファームエリアに行かなくとも、町の中心部から徒歩10分エリアで何かしらの無料果物狩りが楽しめます◎
無料味覚狩りの注意点⚠
果物紹介の前に、ご理解頂きたいこと。
オーストラリアでは国立公園やリザーブエリアでの植物採取は法律で禁止されています。また、公道であってもネイティブプラントの採取は禁止されています。
ここに書く私たちがしている果物狩りは、ちょっとした茂みや公道にある果物を、ローカルの人間が個人消費程度で楽しむものです。
野生の味覚
Figs (イチヂク)
秋 (3月から5月) に旬を迎えます。まさに今!!
旦那氏の大好物なので、Pemberton に戻る度に必ずチェックしています。
野鳥にも大人気なので、鳥との勝負です。
Black berries (ブラックベリー)
夏(1月から3月)に採れます。
植物にはトゲがあるので、油断すると痛い目に遭いますが、甘酸っぱくて美味しいです。
イチヂクの木へ向かう道中の所々にあるのですが、これを採り始めると夢中になり、なかなか前へ進めなくなります💦
Chestnuts (栗)
秋(4月から5月)の味覚ですね🌰
とは言いつつも、オーストラリアで栗は食べたことありません。いつも飾りとして持ち帰るだけです。
今年はまだ青いので、茶色くなったら湯掻いてみようかしら?!
Lemons (レモン)
レモンは年中あります。
鳥に食われることもなく、我々も一気に食べるものではないので、競争心もなく穏やかに採れますwww
料理をしていてレモンが無いことに気付いたら、旦那氏に『レモン採ってきて!』っと頼む感じです。
住宅エリア
田舎エリアだけあって、みなさん庭にも何かしらの果物を植えている家が多いです。ビワやミカン、リンゴ、ブドウ、キウイフルーツ、桃、プラムなどなど。
オーストラリアの法律では、フェンスを越えた果物は越えた先の人のものになります。隣の家のブドウがフェンスを越えてあなたの庭へ侵入して実をつけたならば、それはあなたのもの!厳密に言うと、あなたの土地に侵入してきた部分は、あなたに切り落とす権利があるということです。とはいえ、お隣さんならば切り落とす前に声をかけるのが一般常識ですけどね。
これが公道にはみ出るとなると、みんなのものです。庭先に誰かがいるならば、採る前に声をかける方がベターです。
日本ではフェンスを越えて育った果物でも所有者のものですよね。それを知らず、日本でフェンスを越えた柿を採った旦那氏は、うちの母に注意されていました💦
そういえば、仲良しの台湾人のワンちゃんがPemberton から大きな街へ引っ越した時にこんなことを言っていました。
ある日の料理でローズマリーが必要でした。以前の家ではローズマリーを育てていましたが、新しい家では育てていません。
ローズマリーを探しに近所を歩いてみましたが、Pemberton のように野やフェンス越えのローズマリーが見当たらず、仕方なくスーパーへ行ったら激高!!こんな少しの量にそんなお金は出せないと、ホームセンターでローズマリーの木を買って、今では鉢植えで育てているようです。
自然の多いオーストラリアと言えども、やはり街の生活は田舎のようにはいかないようです。
田舎生活サイコーです✌
兼業農家バンザイ!!!