こんにちは☀︎
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
みなさんの住んでいる地域ではジャンケンのことを何といいますか?
大阪では『インジャン』です。
小学校1年生まで東京で育ち、2年生から大阪へ引越したのですが、まわりの子が『インジャン』と言ったときには何のことかさっぱり分かりませんでした💦
しかも、『イーンジャーンで、ほっす!』のかけ声には目が点(・・)
出すタイミングが難しかったです。
そして、担任の先生は『ジャイケン』と言うし、先生のかけ声は『ジャイケン、ほすっ!』でした。
他には『インジャン、ほい!』もあります。
大阪では、インジャンだろうがジャイケンだろうが、東京で使っていたかけ声の最後の『ぽん!』は使いません。
英語でジャンケン
日本へ一時帰国すると、旦那氏が私の甥姪と遊んでくれるのですが、よくジャンケンをしているところを見かけます。
小学校や保育園で英語バージョンを習ったらしく、『ロック、ペーパー、シザーズ』と言いながらやっています。
英語でジャンケンは『ロック、ペーパー、シザーズ』と言います。
ロック= Rock =岩✊
ペーパー= Paper =紙✋
シザーズ= Scissors =はさみ✌
かけ声は色々あるようですが、旦那氏と甥姪は
『ロック、ペーパー、シザーズ、ワン、ツー、スリー!』でやっています。
ジャンケンをしないオーストラリア人
旦那氏は帰国の度にジャンケンの出すタイミングを間違えては、甥姪につこっまれています。
旦那氏としては、人生でジャンケンなんてそんなにした事ないらしいです。
子どもの頃から、たいていのことにはジャンケンを使ってきた私には驚きの発言でした!
では、日本のように『誰からやる~??誰がやる~??』という状況になったらどうやって決めてきたのかと聞くと、
俺がやる。
と言ってきたらしいです。
旦那氏に限らず、たいていの人がそんな感じらしく、自主性で物事は決まっていくようです。
どうしても嫌な役割を決める場面でも、誰もやらないなら自分がやるしかないという気持ちになり、
俺がやる。
と言ってきたようです。
日本のように、『どうぞ、どうぞ』精神ではないんですね!
子どもの遊びでは、ガキ大将が仕切って決めていたらしいです。(旦那氏が大将の時期もあったそうな。)
ジャンケン好きの日本人
それに比べ、日本人はジャンケンが好きですよねー✊✌✋
何か決めるとしたらジャンケン。
ジャンケン無しでは先に進まないことも多いかと思います。
ジャンケン精神は平等性を生み出すと同時に、自主性を失わせます。
まさに、日本人の国民性そのもの!!
学校現場でほとんどの教師が、何か役割(特にリーダー)を決めるときにはジャンケンで決めてはいけないと言うと思いますが、言わない限りジャンケンに頼りがちかと思われます。
子どもならまだしも、大人でもジャンケンに頼る場面が多々あるのではないかと思います。
母の職場でお昼休憩をとる順番でも、なかなか決まらず結局ジャンケンになるそうです。
勝った順に休憩するというルールでジャンケンしたら、最初に勝った人が『3番目がよかったー』とか言い出すこともしばしばあるらしいです。
そしたら最初から言えよ、時間の無駄。となりますよね・・・
ジャンケンの絶対性
別にジャンケンを否定している訳ではありません。
ジャンケンだと老若男女でできますし、くじをつくる必要も省けるので、順序に結果が左右されないような場面では有効的な方法だと思います。
これだけジャンケンが好きな日本人にとって、基本的にジャンケンの結果は絶対です。
ジャンケンは真剣勝負であり、後出しなんて卑怯なマネは許されませんよね。
これが、うちの旦那氏には通用しません💦
昨年7月に長崎の軍艦島ツアーに参加したときのこと。
ツアーの帰りのフェリーの中で、軍艦島のお土産がもらえるジャンケン大会がありました。ガイドのお姉さんとツアー参加者の約50人がジャンケンする勝ち残りタイプです。船が揺れるため座席に付きながらのジャンケンなので、自己申告で勝ち残りが決まっていきます。
私はすぐ負けてしまいましたが、旦那氏は勝ち残り続けていました。で、よくよく見ていると旦那氏は後出ししています!!!
後出しはダメだと言っても、『これは作戦だ!』と言って聞きません。参加者のほとんどは大人なので、他人の勝敗も気にしていない様子。そして、なんと最後の2人まで勝ち残ってしまいました・・・
そして、決勝は2人での1騎打ち。
手すりを持ちながら中腰で立って、20代前半カップルの彼と旦那氏の勝負です。さすがに、この場面には全員が注目しています。
そして、お姉さんのかけ声でジャンケンすると、明らかに旦那氏の後出し。。。明らかに、フェリーの中に沈黙が落ちました。
『ちょっと、今のは後出しだったので、もう一度やってみましょう!』
と、お姉さんのフォローが入り、旦那氏には後出しは通用しないと再度説明し、気を取り直してもう一度ジャンケン、ぽん!!
・・・
次も、旦那氏のビミョーな後出し。
少しの沈黙のあと、お姉さんが『ぁーー、後出しだったかな・・・??』と困った様子。
すると、若者の彼が『そっちの勝ちでいいですよ。』と、勝利を譲ってくれました。
旦那氏は譲ってもらったことを理解せずに大喜び。
景品は軍艦島クッキー5枚だったので、旦那氏は彼にクッキー2枚をあげていました。
今回は、手厚い外国人サービスで勝たせてもらいましたが、こんなに堂々と後出しをする人を初めて見ました💦
しかも、それが自分の旦那とは😅