ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

青い卵から産まれたヒナの誕生物語


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こんにちは☀︎

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

実は、2月1日にニワトリのヒナが孵りましたー!!!

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この子たちの誕生には、首を長ーーくしてドキドキハラハラしながら待ちました。

 

ヒナ誕生物語

私にとっての初めての孵化

実は、昨年12月頭にも雛が孵りました。

 

www.naiveme.net

 

これは孵化器を使った孵化でしたが、私にとっては孵化したての鳥を触るという初めての体験。はじめのうちは触るのも怒る恐る、でもとても可愛がっていました。

しかし、とても残念なことに、私たちが日本へ一時帰国している間に暑さで死んでしまいました😔留守中は、住み込みのハウスシッターに動物の世話などをお願いしていましたが、ハウスシッターも気付かぬうちに死んでしまったらしいです😢

その後ファームが火事になり、私たちが失ったものは多く、毎日ファーム再建に向けて働き続けています。

 

孵化器に再挑戦!

ファーム再建に勤しむ中、新たな命も欲しいので孵化器に再挑戦することに!

が、温め開始から2日後に孵化器が壊れてしまい諦めざるを得ない状態に。。。

 

ニワトリが座ってる!

そんな中、ファームを数日留守にしたときのこと。

帰ってきてから、卵を集めに小屋へ行くと、、、

ニワトリが座ってる!!


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メスは二羽飼っており、数日分の卵なので何個温めているかは不明でした。

温め中の彼女は気が立っており、少しでも近づくと唸り声が聞こえてくるので、卵を確認することも出来ず。

旦那氏が手袋をはめてニワトリを持ち上げると、そこには5個の卵が!!

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ヒナが孵るまでの3週間

ニワトリの卵が孵化するには、孵化器であれニワトリであれきっちり3週間の温め期間が必要です。

孵化器であれば、卵を入れてから3週間後に確認すればいいことですが、ニワトリは別物。

気が変わって座ることを放棄することも有り得るので、毎日確認しました。少しでも気が変わる要因を減らすため、物音を立てないようにとかなり気を遣いました。

留守にしてた数日の間に卵に座りだしたので、いつが孵化のタイミングかきっちり分からず、卵の数で3日間の予定日を予想しました🥚

 

予定日の週に入った日に気温が40℃まで上がり、ニワトリが卵から離れてしまいました。旦那氏がニワトリを卵の上に戻すも、数分後には卵を放置。

旦那氏の経験から、ニワトリは卵が孵らないと判断したのではと言われ、私はかなり落ち込みました。

翌朝には座り直していましたが、もし一晩中卵を放置していたら、卵は死んでしまって孵らない・・・

でも、彼女はまだ座り続けているので望みは捨てずに見守りました。

 

★予定日1日目

朝から様子を見に行くと、ヒナは孵っておらず1つの卵だけが巣から落ちていました。

これはアクシデントなのか、この卵は孵らないというサインなのか。。。

卵を元に戻しましたが、この日はヒナは孵らず。

 

★予定日2日目

前日に戻した卵と同じなのか定かではありませんが、朝からまた1つ卵が落ちていました。

卵を巣へ戻し、ヒナが孵ってくれと願うばかり。

お昼には旦那氏の両親の調子があまり良くないという連絡が入り、翌日にはファームを留守にしなければならい状況になりました。

ヒナが孵った後に私のすべきことは特にないのですが、母親ニワトリがちゃんと面倒を看てくれるのかが心配でした。

でも、状況が状況なので『孵るときは孵る、無理なものは無理。それが自然。』と割り切ることにして、お昼過ぎに卵を確認すると・・・

 

 

 

生まれてるーーー!!!

3羽🐣🐣🐣

 

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めっちゃかわいいwww

 

残りの卵2つのはひび割れもなく、私たちも判断しかねましたが、とりあえずもう一晩置いておくことに。

 

★予定日3日目

出発前に旦那氏が様子を見に行ったら、なんと1つの卵がひび割れ!しかも、卵の中から『ピヨピヨ』と声が聞こえたようです。

殻割りを手伝ってもいいのですが、すぐに出発しなければならない状況で、今以降は完全に母親任せないといけない状況だったので、これも自然に委ねることに。

ファームへ戻ってくるのは2日後。

どうか、みんな無事でありますようにと願いました。

 

ファームへ戻ってみると・・・

2日後、すなわち最初の誕生から4日後にファームへ戻って来ました。

ニワトリ小屋を確認すると、割れていない卵が1つと元気なヒナ3羽、そして1羽は死んでいました。

どのヒナが死んでしまったのか、また死因は不明ですが、母親が殺した可能性もありえます。

 

生後約2週間の今

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3羽とも元気にしていますよ🐤🐤🐤...♪*゚

孵化器を利用していたときは、子育ては私たちの仕事でしたが、母親が温めて孵したヒナは母親に任せます。

というのも、孵化器だとニワトリ自身が卵を温めていないので、いきなりヒナと一緒に生活させると殺してしまいます。哺乳類ではないのでお乳をやるわけではありませんが、卵の時期と同じように、母親の下で温まりながら育ちます。

卵を温めだしたときから、他のニワトリとは離れて生活させています。

今では、餌やりのために私たちが小屋の中に入ると、母親が子どもを守ろうとしてかなり警戒されます。たまに突かれそうになることも!なので、今回はヒナに触っていません。

火事と仕事で私たちの生活はかなり忙しいので、この頼もしい母親に感謝です。

 

生後1週間を過ぎた頃から、みんな揃って芝生の上で散歩するようになりました。

これまた、かわいすぎるwww

母親はいつもヒナの場所を確認して置き去りにすることがないので、ほんと頼りになります。

 

青い卵 “アローカナ”

ところで、この記事のタイトルにある『青い卵』ですが、うちのニワトリは“アローカナ” という薄水色をした卵を産むことで有名です。

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写真で見ると分かりずらいですが、はじめて見たときは驚きました!

オーストラリアのファーム生活を始めてから驚くことが多過ぎて、青色の卵もそんなに珍しいレベルのことではなくなってしまった今ですが、ある日人から指摘されて調べてみたところ、日本ではかなり高級な卵です。

たしかに、黄身が濃くて弾力があり、何を料理してもフワフワに仕上がります。

詳しくはこちらの記事で書いていますので、気になる方は確認してみてください!

 

www.naiveme.net

 

楽天市場で見つけたので、是非興味のある方は注文してみてはどうでしょう?!