ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

食の選択肢。ベジタリアン、ヴィーガンとは??


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こんにちは☀︎

西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

前回の記事で、旦那氏がベジタリアンであることを書きました。

 

www.naiveme.net

 

この記事中にも書いているのですが、旦那氏はベジタリアンですが魚介類は食べます。私はベジタリアンと言えば、肉と魚介類を食べないと解釈していたのでビックリ!

皆さんのベジタリアンへの解釈はどうですか?また、最近よく日本でも耳にするようになったヴィーガンとは??

気になるので調べてみました。

 

ベジタリアンとは

以下、Wikipediaからの抜粋です。

健康、倫理、宗教等の理由から、動物性食品の一部又は全部を避ける食生活を行うことであり、実践する人を一般的にベジタリアン又はヴィーガン等と呼ぶ。菜食主義の分類は細かい。

この『菜食主義の分類』がものすごく細かいです。ここに載せたら長くなるので、私が割愛しますと、卵・乳製品・凝乳酵素・ナッツ類・果物類を食べるか食べないかで5種類に分けられています。

詳しく知りたい方は、Wikipedia で確認してください。

菜食主義 - Wikipedia

 

また、以下の文もWikipedia から見つけました。

国際ベジタリアン連合等は、ベジタリアンを次のように定義している。

肉、魚介類及びそれらの副生成物※含有食品を食べない者。

(※ラード、ヘット、ゼラチン、肉エキス、鰹節・鰯・エビ等の出汁、魚卵等含む。)

 

ということは、魚介類を食べる人はベジタリアンではないようです。

やはり旦那氏は自称『ベジタリアン』です。

 

ヴィーガンとは

ヴィーガンもベジタリアンの一種ですが、一番制限が厳しいかと思われます。

ヴィーガン (Vegan) 純粋菜食者 完全菜食主義者

乳製品・卵、蜂蜜等の動物性食品を一切食べず、食用以外の、皮革製品・シルク・ウール、娯楽等の動物使用も排除する。食用以外の動物使用を避けないヴィーガンをダイエタリー・ヴィーガン (Dietary Vegan)という。

 

簡単に言うと、生き物(植物は除く)から採れるものは一切食べない、または衣食住から完全排除する主義のことです。

 

初めてヴィーガンの存在を知ったときは、肉や魚を断つのはまだしも、卵や乳製品も食べずに生きていけるのかと不思議でたまりませんでした。

オーストラリアに来てけっこうヴィーガンの人に会いますが、みなさんむしろ健康的です◎


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食の選択

カナダ時代には、イスラム教の友達は豚肉やアルコールを禁じたり、ハラルミート(イスラム教に認められた殺し方をされた肉)しか食べなかったりと、知らないことだらけで驚いたのを覚えています。

また、オーストラリアに来てからは、ベジタリアンやヴィーガンだけでなく、グルテンフリーやシュガーフリー、デイリーフリー、肉は食べるけど赤身は食べない(チキンは食べる)など色んな食習慣の人に出会ってきました。

旦那氏のように❝好き嫌い❞で食習慣を決める人もいますが、自身の思想や宗教上だったり、体質や健康に気遣って食習慣を決めている人が多いようです。

 

旦那氏の息子夫婦の例

例えば、旦那氏の息子夫婦は、旦那氏と同じくベジタリアンですが魚は食べます。

でも、エビは食べません。理由は『エビ漁は珊瑚を破壊しているから』だそうです。

肉を食べない理由は、基本的には『動物を殺したり苦しめたりすることは反対だから』だそうです。

肉を一切食べず、基本的にオーガニックな物しか食べない彼らですが、パフォーマーなので夫婦ともにガッチリしています。

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ちなみに、ここの娘(旦那氏の孫)7歳はシュガーフリーなので砂糖の入っているものは食べさせていません。理由は『一日に必要な糖分は果物から補えているし、砂糖の摂取は子どもの落ち着きがなくなる、感情の起伏が激しくなるから』だそうです。

この子も肉は一切食べず、子どもが好きそうなお菓子も食べませんが、決して華奢ではありません。

 

理想が実現しやすいオーストラリアの食文化

上で述べた彼らの食生活はとても理想的なようですが、日本からやってきた私には現実的ではないような気もしました。

なぜなら、自炊ならまだしも、外食の際はその細かなこだわりをどうするのか、ヴィーガンの人はアイスクリームやピザとか食べないの?!など疑問だったからです。

そんな疑問はすぐ解決◎移民大国のオーストラリアやカナダには、色んな食文化に沿ったお店や商品がたくさんあるのです!

 

メニューが豊富

たいていのお店には、ベジタリアンメニューやヴィーガンメニューがあります。

こだわりのヘルシーフード店などには、グルテンフリーやデイリーフリーのメニューもあったりします。

ピザ屋では、メニュー表がミート系・シーフード系・ベジタリアン系に分かれており、またヴィーガン用のピザもあったりします。

また、カンタス航空の機内食では事前予約が必要ですが、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリーなどの選択もあります。

10年以上前に利用したエミレーツ航空もそうだったと思います。

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商品の品数が豊富

日本にも糖質ゼロ商品はありますが、こちらは普通のスーパーで売られている商品にも ❝Gluten free❞ や ❝Sugar free❞ 、❝Daily free❞ のものが多数あります。

 

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学校給食は??

元教員の私からすると、これはとても疑問でしたが、カナダやオーストラリアではお弁当持参が当たり前です。なので、親が子にあったものを持たせれば済むわけです。

旦那氏の孫のお弁当の中身は、ニンジン・キュウリ・ブロッコリの生カットと、ブドウやイチゴ、クラッカー1パック。

おやつ用にはノンシュガーのスナック菓子。

初めてお弁当を見た時は、なんだかウサギの餌のよう。。。と思ってしまいました💦

でも、先ほども言ったように彼女は平均体系で体操教室や乗馬クラスにも通っているとても健康な子です◎

 

という感じで、ベジタリアンやヴィーガン、シュガーフリーなどでもオーストラリアの日常生活で特に困ったことはないんですよね。

マクドナルドに行けば困るでしょうけど、基本的にベジタリアンやヴィーガンを名乗る人は健康志向なので、ファストフード店には行かないはず。

ファストフード店の中でも比較的健康的な Subway には、グルテンフリーのラップならあります。

ちなみに、私たちは移動生活で忙しいときは、たまにマクドナルドにお世話になります🍔🍟もちろん旦那氏はフィレオフィッシュですが💦

 

これが日本でならどうでしょう?

実際に、私たちや旦那氏の家族が経験した日本でのベジタリアンやヴィーガンに対する対応はあまりいいものではありませんでした。

長くなりますので、次回の記事で体験談を紹介したいと思います。