こんにちは。
西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
うちの日本の家族は、私以外は英語を話しません。
なので旦那氏が日本に行ったときは、コミュニケーションで苦労するのかと思えば、案外単語だけでなんとかなっています。
旦那氏から言わせると、下手に文章で話そうとしたり、発音を良くしようとして無理に舌を巻くようなことをされるよりは、カタカナ英語で単語を言ってもらう方が分かり易いらしいです。
こういうとき、カタカナ英語って有難いなーと思います。
また、お隣の韓国や中国ではカタカタ英語のように外来語をそのまま使う習慣があまりないのご存知でしょうか?
これは私がカナダにいた頃、仲良くなった韓国人の友達が教えてくれました。
例えば、Beerを日本語では、ビールと言いますが、韓国語や中国語はそれぞれの言語でビールという単語があるらしいです。
全部が全部ではないらしいですが、これって、英語を学ぶ上ではボキャブラリー数が全然違いますよね?!
ビールは英語ではありませんが、英語に近いカタカナ英語ですよね🍺
カタカナ英語ありがたや~~~
実際にうちに中国人ヘルパーが来たときに、『ビール』と『ソーセージ』が通じなくて困ったことがありました。
ソーセージを説明するのに、『腸に肉を詰めたもの』と言っても腸(bowel)が通じないので身振り手振りを使い、最終的には庭にあったホースを使って説明したことがあります。
カタカナ英語に感謝しつつも、英語を学ぶうえではカタカナ英語が大迷惑でもあります。
英語学習者はみんなぶち当たるであろう発音問題。
なんせカタカナ発音が身についてしまっているので、それを完璧に直すのにはほぼ不可能といっても過言ではないと思っています。
しかも、一番困るのが音が同じなのに意味合いが違うこと!!
以前紹介しましたが、『ナイーブ』は『世間知らず』の意味。
『ポニー』は馬の子どもではなく、小さな馬の種類です。
生活していて、他に私が思い当たる単語は以下の通りです。
リンス
日本語では、シャンプー&リンスという感じで、使われるリンス。
でも英語では全く意味が違います!!!
英語では rinse.
意味はすすぐ、洗い流す。
『リンスのいらない○○○○♪』でお馴染みのあの商品・・・
日本語を覚えたての外国人には、きっとシャンプーを洗い流さないという理解になってしまうのでしょう。。。
『桃のナイーブ』といい、ややこしいわぃ!!!
英語で日本のリンスは conditioner ( コンディショナー ) です。
バイキング
日本では食事のビュッフェスタイルをバイキングとも言いますよね。
英語では viking で、海賊という意味になります。
ちなみに、ビュッフェは Buffet ですが、英語発音はバッフェになります。
ビュッフェは本家フランス語発音です。
ペンション
日本ではコテージみたいなのを言いますよね。
英語では pension で、年金という意味です。
今年の春に白馬へスキーに行った際、ペンション○○という宿に泊まりましたが、旦那氏は『Why pension??』と不思議がっていました。
英語で日本のペンションは cottage ( コテージ ) です。
ダイエット
日本では、減量するために食事制限をすることを言います。
英語では diet で、食習慣を意味します。
先日、爪が割れているのに気づいた旦那氏が『Something missing from my diet.』と言っていました。これは、『何か栄養が足りてないのかなぁ』という意味になります。
また、砂糖を一切採らない人は suger diet、乳製品を採らない人は daily diet のように言います。
一時流行ったリンゴダイエットは直訳すると、リンゴを食べない食事制限という意味になってしまいます。
ただ、英語で l'm on a diet. と言えば、減量ダイエット中だと分かります。
ピーマン、パプリカ
ピーマンはフランス語由来、パプリカはハンガリー語由来だそうです。
ちなみにオーストラリアにはパプリカはありますが、ピーマンは存在しません。
パプリカはオーストラリア英語で capsicum で、カプシカムと発音します。
カナダでは green pepper で、グリーンペッパーと言っていました。
では、パプリカという言葉は存在しないかというとそうでもないのがややこしいところ。
パプリカは英語で、paprika で、発音はパプリカ。
パプリカは香辛料を指します。日本でもパプリカパウダーってありますよね。それと同じです。
ハイテンション
日本でよく使う、『テンション上がるよね!』のハイテンション❗
旦那氏としては、意味が分からなくはないらしいですが、変てこな英語らしいです。
英語で書くと high tension ですが、このテンションは、ピンと張った状態や張力、緊迫を意味します。
弛んだ紐をピンと張りたかったら、『It needs more tension.』みたいに使います。
英語で日本で言うテンションが高い状態は、hyper (ハイパー ) と言います。元の語源はhypertension ( 高血圧 ) だそうです。
他には intense ( 激しい ) や、tensed ( 緊張した )も状況によって使えます。
ハンバーグ
みんな大好きハンバーグですが、これまた通じませんでした。
もちろん hamburger ( ハンバーガー) は通じますが、あのハンバーガーの中身は beef pattie ( ビーフパティ) です。
ハンバーグ単体はオーストラリア英語では risoles (リーソル)と言います。
今思い付くのはこんなもんですが、生活しているとけっこうあります。
以上、有り難迷惑な日本独特のカタカナ英語でした!