西オーストラリア州の片田舎で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩🌾
11月も中旬になり、暖かい日では日中30℃を越えることも。
それでも朝は5℃だったりしますが。。。
西オーストラリア州南部では初夏の雰囲気が漂っております!!
暖かくなってくると、身体もほぐれて活動しやすくなります🙂
でも、それって人間だけではないんですよね・・・
動物も虫も同じです🐞🐛🐝🐜🐞
オーストラリアの夏で気をつけるべき敵を紹介します。
太陽
言うまでもなく、日差しが半端なくキツイです🌞
暑いというか、痛いです。
私は人生で色白だったことがないので、日焼けは気にしないタイプですが、オーストラリアに来てからは夏でも長袖は持ち歩いています。
これは日焼け対策というより、日差しが本気で痛いので、それを避けるためです。
日焼けしたい人は自分から直射日光を浴びに行かなくても、嫌でも焼けます。
日焼け止め、帽子、サングラスは絶対に必需品です!!!
毒ヘビ
毒ヘビなんてそうそういるんかい?!
なんて思ってはいけません。
茂みにはいる可能性があると思った方がいいです。
家の周りや庭でも多数目撃されています。
もしファームジョブをするなら、常に意識しておいた方がいいです。
噛まれたら死に至ることがあるほどの猛毒です。
ヘビは暖かくなると活動を開始します。
急に暖かい日があると、その日は的面です。
そして、冬眠から目覚めたてのヘビは特にアグレッシブなので気をつけましょう。
西オーストラリア州南部でメジャーな毒ヘビは、次の2種類です。
★tiger snake ( タイガースネイク )
全長は100-180cmで、最大210cmにも達する。深緑のような灰褐色の地色に淡黄色の帯があり、虎の模様に似ている。
本種の持つ毒の人に対する致死量は0.6mgだが、タイガースネークは一咬みで26.2mgを注入する。この毒には出血毒と神経毒が両方含まれていて、咬まれた人の毒を吸い出す行為さえ危険とされる(但し、毒蛇に噛まれた傷から毒を吸い出す行為自体が危険な行為である。また、毒は元々たんぱく質なので飲み込む分には害はない)。追い詰めたり攻撃しなければ人間に対して攻撃することは殆どないが、咬まれた場合の致死率は40%ときわめて高く、2-3時間で死に至るので一説には陸生の毒蛇中最強とも言われる。危険な毒蛇が多く生息しているオーストラリアでは危険な毒蛇の順位付けが行われているが、タイガースネークはその第一位となっている。
(Wikipedia より引用)
★Dugite ( ジュガイ )
タイガースネイクより少し大きめで、グレーのような薄茶色っぽい感じです。タイガースネイクに比べると毒性は低い。
※Wikipedia には英語版しかありません。
これ以外にももっと毒性の強い毒ヘビがいます。
こんな記事を見つけたので、気になる方はご覧下さい↓↓↓
オーストラリアでは年間3000人が蛇に噛まれているそうです。
医療の進歩で死者は減っているようですが、それでも2000年から2016年の間には35人が亡くなっています。
うちのファームではタイガースネイクをよく見かけますが、大人のヤギが咬まれて死ぬこともあります。
では、蛇を見つけた時の対処法ですが、落ち着いて逃げる!
下手に攻撃したり捕まえようとしたら、蛇がアグレッシブになって攻撃してきます。
現に犠牲になった35人のうちの20%は、蛇を何とかしようとして近づいたために咬まれて死亡したというデータがあります。
ただ、タイガースネイクは縄張りに住みつくので、家に出没した場合はプロにお願いして捕まえてもらいましょう。
我が家の場合はファームなので頻繁に出没するため、旦那氏がやっつけています。
方法は柄が長く平らなもの(シャベルなど)で頭を思いっきりぶっ叩きます。
たいてい砂や芝生の上での攻防戦になるため、力いっぱいやらないとダメージを与えられません。
初めの一発目でダメージを与えないと反撃されます!
これは慣れてないと危険な行為なので、私は一度も戦ったことはなく、タイガースネイクを見るたび旦那氏を呼んでいます。
たいてい5.6発で旦那氏が勝ちます!
これはあくまでも家の周辺で見かけたときの対応で、家から離れた場所で見かける毒ヘビはやっつけずに、放置しています。
とにかく毒ヘビは怖いです😨
むやみに茂みに入ったりしないようにしましょう。
大量のハエ
気温が上がると、ハエが一気に増えるのもオーストラリアの夏の特徴。
茂みと海辺には大量発生します。
このハエたちは田舎だけでなく、シティーエリアにも発生するようで、たまにテレビを見ていると政治家のインタビューなんかでもハエが顔に止ったりします。
このハエのイラつくところは、顔に止まります!!
しかも目や鼻、耳に入ろうとすることも💦
両手を使う作業をしていると、仕事にならないくらいイラつきます。
日本だと『あんた、臭いからやろー!』みたいな冗談になりそうですが、オーストラリアではみんな被害に遭うので、あなたが臭いわけでもなんでもありません。
どのくらい大量かというと・・・
旦那氏の背中とその背中を追いかけるハエたちです。
うちのファームはヤギとアルパカがいるから尚更すごいです!!!
このハエたちは特に攻撃はしてこないので、ただうざいだけです。
残念ながら刺してくる marsh fly (マーシュフライ)というのがいます。
これは少し大き目のハエで、緑の目をしているのが特徴です。
ジーパンの上から刺されてもチクッと痛みが感じますが、腫れたり痒くなることはありません。
オーストラリア英語の特徴で、田舎に行けば行くほど口をしっかり空けずに話す人が多いのですが、旦那氏いわくハエが口に入らないようにするためらしい。。。
オーストラリア映画を見ていると、顔に止まるハエを手で払うシーンがけっこうあったりして、オーストラリアらしさを演出しているのか、追い払えなかったのか・・・と思ってしまいます。
以上が私の思うオーストラリアの夏の敵です!
これ以外にも有名な有毒生物としては、日本を騒がせたセアカゴケグモも身近にいます。
これは高温にある銅像ですが、本物は1センチほどの小さなクモです。
英語では red back と言います。
Red =赤い
Back =背中
だから背赤ゴケグモなんですね!
有毒生物でなくとも、サメやクロコダイルなど危険動物がいっぱいのオーストラリアです!!
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