ナイーブなMEは兼業農家

ワーホリ中に結婚し、現在は西オーストラリア州で兼業農家をしています。

『分からない』ということへの理解

こんにちは。

日本では小学校の教師、現在は西オーストラリア州の片田舎で建築業と兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

私はカナダに2年間滞在した経験があり、国際結婚をした現在はオーストラリア在住3年目です。

海外に5年も住んでいたら英語ペラペラなんじゃないかと思われるかもしれませんが、私の英語力は大したことありません。

www.naiveme.net

 

そんな私が英語を真剣に学び始めたのは、カナダでの語学学校でした。

当時の英語レベルは、語学学校へ通う前のTOEICスコアは230点、語学学校のレベルが6ある中の2でした。

決して英語ができるタイプの人間ではありませんでした。

だからこそ授業は真面目に聞き、宿題も忘れることなくやりました。

 

 

ある日のリーディングの授業でのこと。

先生が指名した順に、教科書の文を音読しました。

全文の音読を終えたあと先生がいくつか質問をし、分かる生徒が口々に答えると言う感じで授業が進んでいきました。

私を含め日本人の生徒は控えめなので、指名されるまではあまり発言しませんでした。

というか、私は授業のテンポについていけていませんでした。

すると、黙っている私を先生が指名してきたのですが、私は質問の答えが分かりませんでした。

私の答えはとりあえず『I don't know...』。

それに対して先生は、答えのある段落を音読するように指示しました。

言われるがままその段落を音読したものの、私は英語の長文を声に出して読むことで精一杯なので、答えなど探す余裕などありませんでした。

結局私の答えは『I don't know...』。

先生は、さらに音読する文章を絞ってきましたが、私の頭はパニくるばかり。

最終的には、先生に誘導される形で答えを口にしていたようですが、私自身はどれが答えだったのか分からずじまい。

先生からしたら、最終的に私が答えを口にしたのでよかったのかもしれませんが、私はパニックと恥ずかしさでいっぱいでした。

 

 

このとき、『分からない』ということがどういうことか痛感しました。

心の中で自分の教え子たちに謝りました。

 

私は日本で小学校の教師をしていましたが、私がカナダで経験した『I don't know』の体験は日本の教室でも日常のように起きています。

 

私は基本的に真面目な性格で、子どもの頃から何でもコツコツと取り組む方で、勉強にそれぼど苦労することなく生きてきました。

 

そんな私が教師になって、『分からない』という子どもたちにカナダの先生のような対応をしていました。

私としては、『分からない』子でも最終的に答えを言うことができたので、それでよかったとしていました。

きっとカナダの先生も同じ思いだと思います。

 

でも、自分が実際に『分からない』立場になり、『分からない』ことがどれだけ不安で、人前で『分からない』ということが恥ずかしいかを知りました。

 

読んでいるからって、声に出しているからって、それが理解している事とは限りません。

 

教師になりたての頃、”子どもの目線に立って考えるべき” と言われ、あれこれ試行錯誤しながら、子どもたちが安心できる分かり易い環境づくりに励んできました。

7年間教師として勤めましたが、全身全霊と言っても過言ではないほど一生懸命仕事に取り組みました。

それでも、『分からない』体験がここまで不安だとは知りませんでした。

 

カナダに来て、真面目に聞いていても、努力しても『出来ない・分からない』ことをはじめて体験したように思います。

 

 

ごめんね。我が教え子よ。

異国の地で、今になって気付いたよ。

 

海外生活5年目の今でも『分からない』ことがいっぱいあります。

そういうときは旦那氏に聞き、彼は私が理解できるまで根気よく説明してくれます。

たまに、私から理解することをギブアップしようとすることもありますが、それではダメだと説明が続きます。

ありがたいパートナーです。

 

この『分からない』ということを忘れずに、人に優しく生きていきたいと思います。


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