ナイーブなMEは兼業農家

西オーストラリア州南部で建築とヤギ飼いの兼業農家。自給自足の生活を目指します!

外国人に意外と知られていない、日本の風呂事情。


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西オーストラリア州で兼業農家をしております、ナイーブMEです👩‍🌾

 

先日、オーストラリアの水事情について書いていたところ、

 

www.naiveme.net

 

ふと日本のお風呂のことを考えました。

 

上の記事では、オーストラリアで節水が大事なのでシャワー時間は短くすべきと書きましたが、日本人がシャワーの時間が長くなるのはお風呂文化のせいだと思います。

 

人によると思いますが、お風呂にゆっくりつかるのってリラックスできていいですよね。

一日の疲れをとって癒してくれます。

私はお風呂が大好きです。

そんな習慣のある日本人にとって、海外へ行ってお風呂がなくシャワーだけで、そのうえ数分で終わらせなければならないなんて衝撃です。

ワーホリ中、シャワー時間に制限をつけるホストファミリーがいるとのことで嘆いていた友達もけっこういました。

 

そこで、世界的に見て日本のお風呂文化は悪なのかと考えましたが、

そんなこと全く無い!!!

 

彼らは誤解しているのです。

私たちのお風呂文化を知らないだけなのです。

 

ということで、今日は海外に知られていない日本の風呂の素晴らしさについて語りたいと思います。

 

 

海外で意外と知られていない日本の風呂事情とは、

・お風呂場の設計

・家族でお湯を使いまわす

 

 

まず、海外のバスルームをご存知でしょうか?

たいがいトイレと一緒の部屋で、シャワーがバスタブの上に設置されています。

日本でもホテルのユニットバスだとこんな感じですよね。
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これだと、お風呂につかりたかったら、シャワーを先に浴びて体を洗ってからお湯を張るべき?

もしくは先にお湯につかって、お湯を抜いてからシャワーで体を洗うべき?

なんか面倒くさいからシャワーだけでいっか。となった経験ありませんか?

 

そう、海外では日本のようにシャワーとお風呂の同時両刀使いって基本的にしないんです。

どっちかなんです。

だらか、同時に使えないような設計でも気にしないのです。

 

また、シャワーカーテンで仕切られているだけ、もしくはシャワースクリーン ( ガラスケース) があっても、水の飛び散りやシャワー後の水の滴りが気になりますよね。

なんでこんな設計なのかは知りませんが、私から言えることは外国人は日本のようなお風呂場を知りません。

私の言う日本のようなお風呂場とは、こんな感じ↓


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バスタブにお湯を溜めても、洗い場でゆっくり体と頭を洗えて、水の飛び散りなんて気にならない!!

ユニットバス以外のお家は一般的にこれですよね。

 

うちの旦那氏や、旦那氏の弟が日本に来たとき、うちのお風呂場を見て

『めっちゃいいシステム!!』

と大絶賛でした。

カナダにワーホリしたときも、サウジアラビアの子が日本の風呂の写真を見て興奮していたことを思い出しました。

どうやら韓国や中国にも、日本のようなお風呂場はないらしく日本独特のものみたいです。

 

 

そして、次に誤解されていることは

『風呂=水の無駄遣い』ということです。

外国人からしたら、ひとりずつお湯を入れ替えていると思っています。

 

湯船のお湯は一晩中変えず、家族で使い回していると言うとびっくりされました。

きっと、彼らにとってお湯につかるのは特別なことなので、自分のあとに誰かが入るという感覚が無いし、上で述べたよう設計上不可能に近いんですよね。

 

そして、湯船に残ったお湯はたいてい洗濯に使うと言ったら

『それは良い事だ!!』

っと大絶賛でした。

 

そして、たいがいの洗濯機には水汲み上げ用のポンプがついていると説明したら、

『素晴らしいアイデア!!!』

っと大絶賛でした。

 

 

そう、日本のお風呂は素晴らしいのです。

水の無駄遣いではありません。

実際、家族がシャワーだけで済ませるのと、湯船を利用するのではどっちが節水になるのでしょうか?

私の実家では追い炊きができないので、お湯がぬるくなったら湯船のお湯で体と頭を洗うようにしています。

そして熱いお湯を少し足して温まり、残ったお湯は洗濯用。

けっこう節水していると思います。

 

 

ただ、日本では『お風呂=体を温める』なので、シャワーにも同じものを求めてしまい、時間が長くなると思われます。(少なくとも冷え性の私はそうです。)

海外では『シャワー=体を洗う』なので、そこで感覚のズレが生じるのではないかと。

 

お風呂大好きな私のために、旦那氏が日本式お風呂場を建設中です❤️

いつかブログで公開できる日が来るのを楽しみにしています♨️