前回のブログで、野焼きの必要性&今が野焼きの駆け込み時期との説明をしました、兼業農家のMEです👩🌾
うちらのファームはリザーブエリアと隣り合わせです。リザーブエリアとは、西オーストラリア州所有の自然地区🌳🐦🌊国立公園みたいにしっかり整備はされてないけど、4WDトラックやビーチなどがあります🚗
今年は日本に二度行ったり、P町の仕事が忙しかったりと野焼きをする時間がなかったので、先週野焼きを始めました🔥うちらの野焼きポイントは、(もしも)リザーブエリアからもらった火が、うちのファーム全体を焼かないようにすること。
野焼き前の確認事☝
まずは、焼いた火がどこかで止まるようファイヤーブレイクがあるかの確認。要するに、火が永遠と燃え移らないように、どこかで林が途切れるような道を作っているかの確認。
次に、天気予報をチェック☀💧
すぐ雨が降るようなら意味ないし、風が強過ぎると危ないし、また、風向きも確認することが大事。
そして、近所の人に野焼きすることを伝える📞
火事と間違われないようにするためにね👨🚒このとき、近所の人も同じ日に野焼きすると決めていました。
では、準備は整ったので野焼き開始🔥🔥🔥
なんせ800haの巨大ファームなので、焼くのも一苦労💦
小さなエリアを焼くときは新聞紙とマッチを使うけど、広範囲にわたるときはこのファイヤーライターを使います🔥
赤の缶の中に、ガソリンとディーゼルを混ぜたものが入って、火をつけながら歩き回れます🚶🔥
こんな感じで。
↓ ↓ ↓
そして、これが着火して1時間後のファームの様子。(小高い丘からの撮影)
かなりいい感じに焼けてます。
風向きもいい感じ。
1時間後には見回りすると決めて、お茶休憩しに家に戻りました🏠
大きな火の側にいるって、けっこう熱くて疲れます。クッキーとお茶片手に寛いでいると、近所の人から電話が🤙
『 リザーブエリアから煙が出てるよ!』
一目散で丘へ戻り確認してみましたが、リザーブエリアからの煙を見て旦那氏からの口からは
アンビリーバボー
の一言。
どうやら風向きが急変して、谷間を縫って一気に飛び移ったよう😱
で、どうするかって???
ナイーブなMEは解決策を知りませんでした😰
旦那氏はもう日が暮れつつあるのに、愛用している重機ボブキャットに飛び乗って、
『 火をくい止めてくる!』とリザーブエリアへ突入🚜
ボブキャットに散水機能とか無いのに・・・😨😨😨と心配しながら待つこと、約3時間。
煤まみれで黒くなった顔で無事帰ってきました🙂
どうやら、新たなるファイヤーブレイクを作っていたよう🚜
これで、今晩は最小限ダメージで凌げるとのこと。
ほっ☺️
明日の朝には近所の消防団が来て、更なる手立てを施してくれるのでした。
次へ、続く!